![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71543181/rectangle_large_type_2_b6ff9ac13037b3eefefc9ef8a904e53e.jpg?width=800)
夜明け前のクロネコ
継続は力なり
うっかり初めたらやめ難くなっていく結果のループであると捉えている。
朝のジョギングをもう長いこと続けている。
と言うか、辞められない。
怖いことに雨でも行く。
だって、継続日数の履歴がまたゼロになってしまうのは勿体無いから。
理由はそれだけ。
冬場はジョギングが日の出前となり
スタートからゴールまで、とにかく辺りは漆黒。
よく見えないから、
景色を楽しむことも、ニャンコスポットをのぞきこむこともなかなか難しい。
ちょうど中間地点あたりにあるアパートの廊下には、住人がこっそり設置していると思しき猫ちゃんハウスがある。
ハウスの住猫は2匹ともクロネコちゃん。
居ても良く見えない。
残念。
先日のこと。
曲がり角を曲がると、トコトコ、アパートに入っていく黒い影を発見。
ニャーコちゃん!!!
チョチョチョチョチョと舌を鳴らして呼びかけると、自分が呼ばれたことを理解したのか立ち止まって小さく振り返ってくれた。
そしてわたしをチラリと確認し、そのままアパートの廊下へと姿を消す。
チョチョチョチョと更に呼びつつ、
トトロを追いかけるメイちゃんの如く慌てて追いかけるわたし。
廊下で立ち止まりこちらを向いて待っていてくれたのは
チョチョチョチョ、ちょ…
タヌキぃ。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71545311/picture_pc_c7bb290b3b30c0d4ec5614c2c74fbb88.jpg?width=800)
ふっさふさのタヌキ。
豊島園恐るべし。
今思うと、アパートに入っていったそのしっぽのシルエットは
しゃもじの様に丸かった。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71503384/picture_pc_6b29a644f3a286de843f052c15777e48.png?width=800)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?