AIができる仕事はしたくない

人工知能の進歩は目覚ましいもので、この先数十年で今ある職業・仕事が無くなっていくと言われている。

AIができる仕事を人間がする必要がない

私は常々そう思っている。今自分が行っている仕事は、数十年後にはもはや人間がすべき意味があるのかどうか、そもそも継続されている仕事なのかどうかさえも疑問だ。将来の世代からは昔はこんなことしてたんだ、考えられないと言われているのだろう。

もっともっと、人間は、人間にしかできない、新しいことをしていくべきだ。

今、メジャーリーグでは、ストライク・ボールの判定を機械に任せてしまおうという動きがあり、早ければ数年後には本格的に導入される予定だ。それに対しての批判もある。ゲームがつまらなくなる、盛り上がらない、など。人間は正確な判断を望む反面、ある程度のあいまいさを求めてしまうのかもしれない。

人間はあいまいだ。あいまいだからこそAIに頼るべきだ。

ただ、1点。留意しておくべきことは、AIはすぐには人間の手を離れたものになり得ないということだ。優れた処理能力の背景には、人間のノウハウ、経験、試行錯誤の蓄積された結果がAIとして反映されている。ちょっとぶっ飛んだ話だが、人間が月に行けないのにAI搭載の宇宙船が太陽までテレポートして帰ってきました!なんてことにはならない。

AIは人知の結晶だ

まだまだ人工知能は途上段階。そんなAIができ、いつかAIから人間的あいまいさ、エラーが生じられなくなったときには、人間は新しいステージに進んでいるのかもしれない。

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