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─ NAZONE 偏見解体新書 ─



おはようございます。NAZONEのねまきです。


約2年ぶりくらいのnoteの更新ですね、お久しぶりです。


真夜中に眠れなくなっちゃったので久しぶりに筆を執りました。今日は13時間お昼寝をしたんですがなんか関係とかあるんですかね……


さて、今回も話題は特にないので僕の大好きなじゃがりこの魅力でも語ろうかと思ったのですが、あのサクサク感と絶妙なしょっぱさ加減のハーモニーについてはすでに皆さんご存じだと思うので、しょうがなく「NAZONEについて」というテーマで書くことにしましょう。




きっとこれを読めばあなたもNAZONEマイスター間違いなしです。ぜひお友達に自慢してください。



ただ、せっかくの自由なブログの場ということで、今回の紹介は僕の「偏見」に基づいて書こうと思います。やりたい放題ですね。



それではお待たせいたしました。本編、スタートです。




NAZONEとは?


NAZONE(なぞーん)とは2019年に設立された謎解き制作団体です。2023年11月現在ではメンバーの全員が大学生で構成されています。LINE謎を作ったり、謎解きのフェスに出展したり、メンバーで集まって謎を解いたりするのが主な活動で……と、ここまではあまりにも普通です。


じゃあ、NAZONEの特徴的な点はというと……


メンバーが日本各地に点在している


ことでしょう。


NAZONEにはメインメンバーが3人いるのですが、それぞれ神戸東京函館に生息しています。いいバランスですね。

NAZONEメンバーの生息地


なので基本的に謎解きの製作はオンラインで進行します。ずっと電話です。顔を合わせるのは公演の運営を行うときか、年に1回くらいみんなで遊ぶときくらいなので僕はすぐメンバーの顔を忘れます。


とはいえ、それ以外は本当に普通の謎解き制作団体だと思います。このNAZONEという団体が今後どのようになっていき、そしていつまで活動を続けるのか、それは僕も知りたいです。


メンバーについて



それではここからはNAZONEを彩る素敵なメンバーについてご紹介しましょう。


2023年11月現在、NAZONEにはシルクト、キラキラ、そしてねまきという3人のメインメンバーが所属しています。その他、運営スタッフやデバッガーとして活躍してくれるサポートメンバーもいるのですが、今日のところはメインメンバーの3人をご紹介していきましょう。


🟢シルクト


彼こそがNAZONEが誇る謎製作者兼デザイナーです。所在地は神戸でテーマカラーは緑、とにかく元気なリーダー格ですね。公演で司会やスタッフをすることも多いので、「見たことがある!」という方も多いのではないでしょうか?


シルクトくんの強みは何と言っても「面白さへのシビアさ」でしょう。誰よりも謎解きに触れている彼は「面白くあること」に厳しいです。いくら謎が成立していても、目新しさがあっても、エンターテインメントである以上面白いものでないと意味がないということを彼は決して忘れません。その姿勢がNAZONEの公演を何倍もより良いものに昇華させているのは間違いないはずです。



また、シルクトくんは謎も作るのにデザインもできちゃいます。過去のNAZONEの公演のキービジュアルや謎のデザイン、成功失敗ボードに至るまで彼が全てデザインしているといっても過言ではないでしょう。世界観との「整合性」と解きやすさに直結する「視認性」、そのどちらも両立せんとする彼のデザインへのこだわりによって、我々の謎解きは何倍にも魅力的なものへと昇華されています。

ちなみに僕の推しは『謎免試験 』のキービジュアルです。

『謎免試験』キービジュアル


あとシルクトくんは口笛が上手いです。はい。


🔴キラキラ


赤のテーマカラーがまぶしい東京育ちのキラキラくんはNAZONEきってのシナリオライターです。シナリオライターといっても謎解き公演の物語を考えたり、その物語の設定に合わせた演出を考えたり、謎と物語に整合性があるかをチェックしたり……その活動は多岐に渡ります。

しかし、キラキラくんの綴るシナリオは兎にも角にもクセが強いんです。平気で四段落ちとかさせたがるシナリオばっかり。まさに謎製作者泣かせ。


とはいえ、「謎の面白さ」にばっかり目を奪われがちな僕やシルクト君とは違い、「謎と物語の融合」や「体験価値」を誰よりも愛する彼の存在は、きっとNAZONEが幅広い謎解きを制作するためにかけがえのないものなのでしょう。


キラキラくんがシナリオを考える時に行く海


皆さんのもとにお届けする謎ではかなりその世界観はマイルドになっているのですが、いつか彼の独特の世界観を皆さんに届けられる日が来るかもしれません。たぶん。きっと。3%くらい。


あとキラキラくんは最近狂ったようにポーカーばっかりしています。もし興味がある方は彼と遊んであげてください。多分泣いて喜びます。


🔵ねまき


さぁ始まりました自己紹介タイム。このブログを書いているねまきは函館在住、テーマカラーは青、NAZONEでは謎制作をしたり、司会台本を書いたり、ストーリーを書いたり、会議に寝過ごしたり……色んなことをしていたりなんもしていなかったりします。



つまり、NAZONEがお届けする謎のほとんどはシルクト君と僕で製作しています。とはいえシルクトくんと僕で好きな謎・制作できる謎の雰囲気はかなり違うので毎回会議は喧々諤々(けんけんがくがく)です。

ぜひこれからも僕らの長い長い議論の末ひねり出された謎をお楽しみください。


さらに、僕は「謎」を考えることも好きですが新しい「システム」を考えることも大好きです。特にNAZONEのリアル公演では、ちょっと特殊なシステムなどでその片鱗を感じることができるかもしれません。

そしてここからは愚痴になりますが、先ほども書いた通り僕は函館のすみっこに住んでいるのでなかなか日常的に謎を解く機会がありません。なんなら遊ぶ機会がありません。近くのスーパーは午後7時に閉店します。



もし函館在住の謎解き好きの方はご一報ください。一緒に愚痴りましょう。


NAZONEのこれまで



NAZONEがこれまで制作したものは主に「週謎(一枚謎)」「LINE謎」「リアル公演」「その他」の4つに分けることができます。それぞれ少しずつご紹介しましょう。


週謎(1枚謎)


2020年6月から2023年7月までNAZONEのX(旧Twitter)やinstagramで1枚謎を定期的に投稿していました。なんとその数全382問!
このうち7割以上はシルクトくんが制作していると思います。化け物ですね。


これらの謎はXで【#NAZONE謎】で検索すれば全て解くことができます。ヒントなどが実装されていない謎も多いので全て解き明かすのはかなりハードだとは思いますが、NAZONEの歴史を知りたい方はぜひチャレンジしてみるといいかもしれません。



見返してみると「これはもっと上手な見せ方があったよね」と思う謎もある一方、今なお大好きな謎もあるので、いつかイチオシの珠玉の謎をピックアップした一覧とかを作りたいですね。きっといつか。


ちなみに僕の推しNAZONE謎はこちらです。シルクトくんのデザインのキャッチ―さと答えに気付いた時の快感がたまりません。

NAZONE謎 第258問 『日常に潜む謎』




LINE謎


NAZONEは過去に4作のLINEで楽しめる謎解きを公開しています。この背景には、コロナ禍でリアル公演はできないけどどうにかして一連の流れのある謎解きや物語のある謎解きを提供しようというメンバーの思いがありました。


NAZONEのLINE謎一覧


これらのLINE謎4作品はすべて世界観も謎の雰囲気もすべてバラバラ。毎回新しいテーマに挑戦しようとしていた名残ですね。えらいえらい。

初期に制作された『ぴえん謎』や『ようこそ なぞときの森』はLINEのシステムの変更などにより解きにくくなってしまった箇所もあるので、今から解くなら『海からの脱出』や『はじまりSTART』がオススメです!


リアル公演


リアル公演一覧


コロナ禍が収まり始めた2022年11月、NAZONEは初めてのリアル公演として『◁アケタリ▷ ▷トジタリ◁』をナゾガク2022さんにて実施しました。

当時の開催直前は本当に「こんな無名の団体にお金を払って謎を解いてくれる人なんていないに決まってる」と思いながら眠れない夜を過ごしてました。そのあと10分くらいで寝てたけど。

しかし、いざ開催当日になると、序盤は定員割れしてしていたものの、時間が経つごとに廊下を埋めるほど大勢のじゃんけん大会になるほどの参加希望者が現れたのです。

どうやら、『アケトジは面白い』という口コミが会場内で流れてこの大盛況を生んだらしく、本当にありがたく思うと共に「1番の広告って『面白い』って言う参加者の声なんだな」と痛感し「多くの人に楽しんでもらうには結局面白いものを作るしかない」と深く感じた記憶があります。

あと、ラミネート用紙とストップマークはいくらあってもいいと深く感じた記憶があります。


とにかくそんなナゾガクで感じたリアルならではの熱狂、目の前で自分たちが制作した謎解きを楽しんでいただける感動、そんな初めての刺激に魅せられてNAZONEはリアル公演制作の虜になってしまいました。


2023年10月現在では東京、大阪、愛知、埼玉、神奈川……さまざまな地で公演をさせていただいております。それもこれもフェスなどにお呼びしてくださる方や参加してくださる方のおかげです。頭が上がりません。


これからもどんどんあなたの心に刺さる新作を制作していきたいし、開催済みの公演も積極的に再演していきたいと思っているので、ぜひNAZONEのリアル公演のこれからにご期待ください。


今後の公演開催の情報などはNAZONE公式Xを見ると分かりやすいかと思います。


その他


その他にもNAZONEはカフェ謎や書籍など、様々な媒体を介して謎を仕掛けています。詳しくはこちらをご覧ください。

これからも枠組みに囚われずどんどん新しいことをしていきたいですね。アイデアが止まりません。手は止まるけども。


最後に



ここまで読んでいただきありがとうございました。
こんなに長々とブログが書けるくらいNAZONEが大きくなれたのも、偏にNAZONE の作る謎や世界や物語が面白いと感じてくれた皆さんのおかげです。

これからNAZONEがどうなるのかは本当に誰にもわかりませんが、もしどこかで我々の作る世界に触れる機会があったら、全力で楽しんでいただけるとNAZONE一同大喜び間違いなしです。


僕はさすがにそろそろ眠くなってきたので寝ます。


それでは、おやすみなさい。


ねまき

『最高の体験』を作り出すために使います。100円からサポートできます。