キラキラの夢：破

ー　2020/09/15  PM19:45  東京ドームホテル 3階　エレベーターホール　ー

東京ドームシティとの連絡口となっているここ3階は、隣のダイニングから聞こえる物音もどこか上品で、賑やかな遊園地を通り過ぎて来た3人には入口を境にした別世界の様に感じられた。

慣れない雰囲気に抗おうとしてなのか、自然と口が開く。

「連絡はしたけど、当初のチェックインの時間に間に合わなかったな」
「時間キツくて失敗したらやだ」
「ただでさえギリギリだったのに、おまけにキラキラのせいで反対方向の列車乗りかけて誠にすみませんでした・・・」

この格式高い空気に慣れないのは2人も同じ様で、テンポよく会話が進む。

「まぁ何はともあれ、開始時刻には間に合っただけいいでしょ」
「キラキラは方向音痴だからなぁ、まぁ頑張ろう！」
「いいなぁ~、ワクワクするなぁ~」

“ ピンポン ”
” 1階へ参ります “

「さて！行こうか！！」

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みなさんどうもこんにちは！
最近、柄にもなく夜風に当たりながら ”春の匂いがしてきたな“ 何て思いつつ格好をつけてるキラキラです！！

ということで今回は『キラキラの夢：破』と題しまして、小説調の本文から始めてみました！
(この会話、何処かで聞いた言葉尻だなと感じた貴方は本物のマニアです！　何のとは言いませんが、、、)
もちろん！ “破” ですからレビューの方も本格的に本題へと突入していきますよ！！

ところで、読者様の中には「なぜ突然小説風？！」と感じた方がいたのではないでしょうか？
実はこれにもちゃんと理由があるんです！

今回のリアル脱出ゲームが他の公演と比べて大きく異なる点は、ズバリ！ “ホテルで物語が進行していく” という点です！
(そんなことはわかっていると。あっ、はい。すいませんでした。)
謎の中には本来の会場ならば何とも思わなくても、ホテルだったからこそ心を動かされたモノがたくさんありました！
(もう本当に最高です！)

そこでこのレビューでは、出来るだけ読者様にもホテルでの体験を意識してもらえるよう、ホテルの雰囲気等の描写表現を織り交ぜて記述していこうと思います。
拙い文ではありますが、楽しんで頂けたら幸いです。

それではお楽しみください！

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さて先程3人が乗り込んだこのエレベーター、実はとてもロマンチックな作りになっておりまして。何と “ガラス張り” になっているんです！

(出典：https://www.hbs.co.jp/magazine/151001/tour.html)

オッッシャレですよね！！！

こんなの夜だったら・・・

カップルが？

夜景眺めちゃったりして？！

エレベーターという名の密室に2人きりになっちゃったりして？！！

しかもさ、このホテル “バー” とかあるわけですよ！
彼氏の袖ちょっと引っ張りながらさ！！
「ねぇえ？　私まだ帰りたくn　(ミュート)　

(ミュート解除)

失礼しました。。。
では気を取り直して、エレベーターが1階に到着しドアが開くと、まず聞こえてくるのが穏やかな水の音です。
ここ1階のエレベーターホールはシックな雰囲気に統一され、通路を進んだ先の開放感あるロビーと良いコントラストになっていました。

1F エレベーターホール

(出典：https://odekake.life/tokyodome-hotels/)

1F ロビー / フロント

(出典：https://www.tokyodome-hotels.co.jp/restaurants/list/gardenterrace/)

ここでチェックインを済ませれば、いよいよゲームスタートです！

チェックインを済ませると、スタッフの方に客室まで案内して頂くのですが、その前に1枚パシャリ(夜に撮った方が雰囲気でますからね~♪)

(計らずともペアルックならぬトリルック？になっちゃうほど仲のいい3人です！)

客室までの道ノリが近いような遠いような、これから始まる物語にワクワクとドキドキが止まりません！
今思い返しても、この時の自分が羨ましいです。(出来ることなら、全て忘れてもう一度体験したい・・・)

そして遂に客室のドアを開けると、そこは(いい意味で)異質な空間でした。

ベットの上に無造作に置かれたトランクと数枚のメモ。
客室の重厚感とアイテムのコンビネーションが、否応にもミステリーを匂わせます。
何ならカーテンの裏に誰か隠れてるんじゃないかと思うくらい作り込まれた世界観でした。(作り込まれたというか本当のホテルですからねw)

荷物を置いたらオープニングを経て、早速謎解き開始。
3人とも部屋の中でも部屋の外でも行ったり来たり！
ロマンチックなチャペル、お洒落なバーに、豪華なレストラン！！
ホテルの隅から隅までまで探検させられました♪

(出典：https://www.tokyodome-hotels.co.jp/restaurants/list/gardenterrace/)

冒頭でも書いた通り、最終開始時刻である20:00から始めたためにリアルな時間との戦いもあって、他の参加者さんよりはスリルも焦りも5割増だったと思いますw

ところどころ詰まった所はあるものの、テンポよく解き進めることができ、一段落ついた現在の時刻は23時半。
ここで3人は少し早めの夕食から何も口にしていないことに気が付き、夜食の調達をすることに決めました。

ただでさえ高いテンションは、夜のコンビニという非日常によって最高潮に！
(夜のコンビニに出かけるのって、ちょっと楽しいですよね！)

かくして3人は夜食を調達するべく、コンビニを求めて夜の東京ドームシティーへと繰り出すのでした、、、

実はこの時、重大な危機が迫っているとは知らずにね。

To Be Continued ...