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障害者求人の応募を取り下げた/できることを考える

皆様、こんにちは。
疲労が溜まっていたため、有給を使って、出勤を減らしております。

先日、障害者向けの転職支援に相談いたしました。

そこで、障害があるため心身が疲れやすいからリモートの仕事をしたいと伝え、候補を上げて頂きました。
それから悩みましたが、やはり取り下げの連絡を送りました。

よく考えたが無理であろうと考えるに至った内容として、

  • 英語を使うこと

  • パソコン操作の量が増えること

でした。


仕事で英語を使うこと

私は、英語圏の国でワーキングホリデーをしていたため、英語をがんばっていた時期もありました。

脳が疲れすぎて、途中で英語の学習をやめたのにも関わらず。
寝ても覚めても英語のことが浮かび、頭がグルグルと過活動になってしまっていました。

これは発達障害の、過集中に寄りがちな性質が出ていると思います。

そのため、ここ数年はオンオフを分けており、英語を使うのはくつろぎたいときなど、完全にプライベートな時間のみでした。

英語で働いていた頃、くつろぐ時間も英語力の向上を意識してしまって、気が抜けなかったことをよくよく思い出しました。

勉強する為の参考書を買ってきてしまいましたが、やはり脳が過活動になってしまって、体にも負担が出始めたため、勉強を休んでいます。

パソコン操作の量が増えること

又、私は手が悪く、ふつうの人と同様に家事や仕事をし続けると、腱鞘炎のような痛みが起きたり、全く指を曲げられなくなったりします。

10代の頃はよく注射を打っていましたが、肩から指先まで湿布と包帯でグルグル巻きにしてしまったりして、ノートを取ることもままならない時期がありました。

これは生活に支障が出ているのだから、病院で診断を得て、身体障碍者として認定が下りないかと思い、整形外科に一昨年行ったところ、

「今の身体障碍者基準は、戦後の傷病軍人向けから変わっていないので、もし死ぬほど痛くても、残念ながらあなたの場合はどうすることもできない」

と言われたのでした。

これは他の病院もどんどん受診すればいいのかもしれません。
また病院通いが増えるのか!という絶望感もあります。

私の今の仕事は電話応対がメインであることと、
このあとご説明する事情のため、他のコールセンターに比べてもパソコン操作が少ないため、何とかやれていますが、

今回、転職支援の方が候補として挙げて下さった求人はパソコン操作を一日中取り組むこととなります。

そうすると、現実的に、私にはできないはずです。

参考までに、他の求人サイトを使って電話応対できるリモートの仕事を調べると、1時間に1万字打つとか、1時間に10件応対するとか、私の手に関してはかなり作業量が増え、負担が大きくなってしまうものばかりでした。

先週、今の仕事でもペースを上げてみたところ一気に傷めてしまって、コリャあかんと止まりました。

今の仕事を続けるのはどうか

今の職場は、定年退職した方々がたくさん働いています。
ですから、パソコン操作の内容もそこまで難しくなく、現場が多少おっとりしています。

又、年配かつ初心者である人達が多いため、説明を繰り返してくれるので、発達障害で聞きもらしがある私もついていけています。

ついていけているというか、年配のスタッフが多いため、相対的にパソコンが分かっている人になりますし、操作も話の理解も早くなりますから、
「あなたは大丈夫、できている」と信頼してもらっています。

本当なら、仕事ができるようになったら、次の段階として、周りに教える役を任されます。
もうそろそろ、そういう声がかかるんじゃないかと言われることが度々あります。

教え回る立場になると、椅子に座っていられなくなります。
立ち仕事をすると、私の場合は体質上ずっとお腹を下し続けます。

そんな訳あるかいと思い、20代は自然療法をがんばりましたが、やはりずっとお腹を下し続けていました。倉庫でも、工場でも同じでした。

私の親もあらゆる面でそうでしたが、これは虚弱体質と言ってしまって良いのかもしれません。

ですから、今後も年配の人々に混じって、座って働いているのが良いのではないかと思います。

周りの60代の人の話を聞いていると、ご家族がいるので、私より家事をやっていたりして、実質私は60代の方より体力が落ちているかもしれません。

休日に、楽しみのためにたくさん歩き回ることはあって、それが何でできるのかは、ずっと不思議です。
そういうアンバランスな体力はあります。

自分は、やはり人並みの仕事ができないのだとがっかりします。
それこそが障害なのですけれども、とはいえ煮え切らない。

ふつうだったら、命を燃やしてキャリアを上げていくことが出来るはずの年齢なのだけれど、それが叶わないのは、やはり残念に思います。

次の動きを考える

今からやることとしては、何が良いだろう。
障害者向けの求人は、発達障害としての内容に関してだったらやりやすいけれど、私は手の痛みなど、他の脆弱性もあります。

ですから、できれば、定年退職した人も募集しているようなゆるいリモートワークを見つけるのがいちばんだろうか。

週の半分でも、そうして、家で働けるようにする。
それがいいんじゃないかと思います。

ただ、そんなちょうどいい求人はまだ見つけたことがありません。
もっと時給を低く見積もればいいのか。
長い目で探そう。

それとやっぱり、手の痛みについて、診断名が付けば利用できる福祉も探しやすくなるでしょうから、他に病院を当たってみること。

診断名が付けば、「前例」が増えるので、同じように困っている人達も助かりやすくなるんですよね。
しょうがない、自分のためだけじゃないんだから、病院に行こうか。

見えないものを認める世の中へなり始めている

複数の鉄道会社が、条件付きですが、精神障害者への割引を導入することにしたそうですね。
見えない不具合、説明しづらい障害にも、福祉がじゅうぶんに行き渡るような世の中へ、少しずつ変わりつつあるのだと思います。

読んで頂き、ありがとうございます。
自分の回復が世直しの第一歩なんですよね。

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