ごみ清掃員さんへの手紙 八重山諸島編
眠ろうとしたところ、何とも不思議なことですが、無声の呼びかけがありました。
私が普段本やマンガを読むとき、基本的にはキャラクターに声を充てず、頭の中で文字を認識しますが、そのように言葉が頭に入ってきました。
前半はかなりしっかり言葉で認識できまして、後半も言いたいことは分かったので書きます。
「れいなさん、あなたの人生は、きれいで温かい海の底を吹き出す、水の流れのように、どんどん良くなっていきますよ」とのことでした。
そのままムクッと起きて、まずは、都会なのに水道水がとてもきれいなことを、水道局にお礼のメールを書きました。これについては、今日の昼間にも書きたいなあと思っていたものでした。
それから、noteを運営する会社に、note運営を続けて下さっているお礼を手書きしました。システムの使いやすさ、デザインの分かりやすさ。
おかげ様でたくさんの出会いがあること。
又、自分が大好きなくまひげさんが10年ぶりに執筆を再開なさったのもnoteの仕組みがしっかりしてることが、助けの1つになっているのではないかと思えてならない感謝。
私がnoteを書くのは、昔の私と同じ内容で困っている人が、辿り着いてヒントにできるように、でした。
その為、無名の私のものであっても、投稿が残っていてほしく、今後も末永く続いてほしい。又、noteという媒体は、それを実現できる価値があると思うこと等々。
そして、タイトル画像でもチラッと見える、ごみ袋へ貼る清掃員さんへのメッセージカードですが、沖縄でサトウキビ刈りをしている友人たちに送ろうと思いつきまして、描き始めました。
描いているうちに数時間経ってしまいました。
思い返すだけで心が羽を付けて広がっていく、大好きな友人たち。
短い期間を一緒に過ごしただけの友人たちのことも、脳神経のバグなのか分かりませんが、ずっと強火で好きでいられることは美徳だと思います。
島の中で泊まり込みの仕事だったのですが、彼らのことが大好きで、毎日毎晩会いに行きました。
小さな小屋の中で歌ったり、泡盛をしこたま飲み続けたり、鳥の鳴き声を聞いたり、馬と遊んだり、魚をさばいて焼いたり、大きな葉っぱを傘にして写真を撮ったり、身の回りで起きた不思議な話をしたり、おじいのネタで盛り上がったり、戦隊ヒーローのマスクをかぶって写真を撮ったり、そしてもちろん一緒にサトウキビを刈ったり。
私は、途中で手を痛めて一緒に働けなかったけれど、それでも島に残った期間は毎日会いに行きました。
素朴で自然が好きで、繰り返し洗いまくってボロボロになった服をとことんき続けていたり、珍しい工具を持っていたり、高齢者だけれどもすごくきれいで感性が若く、その年齢だと、とても信じられないような気配だったり、とことん日に焼けている姿がかっこよかったり、YouTubeをこつこつと投稿していたりする彼らと大笑いした日々が愛おしいです。
彼らが、このお礼の手紙を貼ってくれたら、何人がこれを目にするだろうか。もしかしたら、私と友人らがお世話になったおじい達も見て、八重山諸島らしいイントネーションでにっこり笑ってくれるかもしれないと思います。自分の世界がある不思議なおじい達も恋しい。
勢いがついたのもあって、友人たちへのふつうの手紙も書いて、封筒に切手を貼りました。早く送ってみよう。
読んで頂き、ありがとうございます。
最後まで読んで頂いた皆様が、次に洗濯物を畳むとき、布と布の合間に丸い頭の妖精がはさまって、「のぉわーーー」と言いながらゴロゴロ転がり、布の柔らかさを堪能するおまじないをかけます。
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