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ロケットと人工衛星

世の中にはロケットと人工衛星をいっしょくたに考えている人がいるようです。そう、この記事を読んでくださっているお嬢さんやおかあさん、あなたです。

ロケットは大体の人がわかると思います。火を噴きながら空に上っていくあれです。いうなれば荷物や人を宇宙に運ぶトラックです。それでは人工衛星はというと、その名の通り人工の星で、ロケットの積荷です。ロケットで打上げられた人工衛星は上空でロケットから切り離されます。切り離された後は人工衛星についているロケットエンジンで地球を回り始めます。

(専門用語では軌道に入るといいます。)

そして地球の周りを回りながら色々な仕事をします。たとえば、天気予報でよく見る日本の画像は人工衛星から一定間隔で地球の写真を撮り、地上に送ってきます。また、探査衛星といって地球を離れてほかの惑星を調べに行く衛星もあります。火星に行ったアメリカの探査機が有名ですね。日本では「はやぶさ」や「はやぶさ2」という探査機が小惑星に接近して写真を撮り、着地してサンプルを採取するという離れ業をやってのけました。

そう、ロケット=人工衛星ではないのです。2つはまったく別のものです。

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