見出し画像

はい、今、上記の単語でビクッとした人は立ってて下さい。そこ、キョロキョロしないで早く立つ。
知ってるんでしょう? いいんですよ? 単に今回のテーマですから、たじろいだり怯えたり、青いツナギのいい男でお馴染みのヤマジュン先生作画顔でハッとして、思わずお尻を引き締めてしまったりしなくとも。
今回はそんな知る人ぞ知るアイテムのお話です。曇天ちゃんも欲しかった様です。はてさて。

お疲れ様です。曇天スキーです。
『ピカQ』って何かと思ったそこのあなた。チョ◯Qみたいだけど多分ホワイトエンジンのチョ◯Qみたいなおまけです。
当時、『小学◯年生』という、六年生まで、学年ごとに用意された児童向け学習雑誌がありました。それの、新一年生になる子が買うであろう『小学一年生』四月号に付いて来た特別付録だったのです。
『たのしい幼稚園』を熟読していたちびっ子達が小学生になるドキドキを更に補助してくれる、素敵な付録ですよ!
ドキドキもするとは思いませんか? だって、何で去年までなかった様なランクアップした付録を突然くれるのか、さっぱり分からなかったからね!!
多分、当時、スーパーチョロQアクション漫画『ゼロヨンQ太』という漫画が、『コロコロコミック』で好評連載中だったからかなと思われますが、とにかくそのおもちゃに何故かとてもとてもよく似ている構造の『ピカQ』が付いて来ると知った時、二年生に上がったわたくしは、とてもとてもうらやんだものでした。
『いいなぁ……』
『小学二年生』を買うお小遣いはもらえていました。でもさ、『小学二年生』にはその付録はないんだ。何故かって? 『小学二年生』の付録じゃないからですよォ!!
今からは想像も出来ないくらいピュアッピュアかつボンクラで、駄菓子屋さんでよっちゃんいかと釣り糸を買ってザリガニを釣っている様なキッズだったわたくしは、ねだりました。
『あれの付いて来る『小学一年生』が欲しい!』
と。
家族(当時の)は小首を傾げましたが。

さて、あくまで拝み倒して、その『小学一年生』を買う為の費用を頂戴し、馴染みの書店へ向かったのですが、結論としてもらえませんでした。
理由は今でも分からないのですが、それはもらえなくて、代わりに
『何故そういうのが山程余ってるんだ』
という、連載作品の宣伝用の紙製の下敷きですとか、別冊付録の『ときめきトゥナイト』とか、作り方のページは勿論ない何かの雑誌の付録などを紙袋一杯にもらって帰宅する羽目になりました。
何でですか。どうしてだよ。わたくしにも、普通に『ピカQ』をおくれよ。
『ときめきトゥナイト』は面白かったですが、そういう事じゃないんだよ!

悲しみに打ちひしがれながら、ついでに百円プラモを買って帰りました。
プルバックエンジン(スケールモデル基準)で走るポルシェのプラモです。今みたいに塗装などされていないので、油粘土色のそれを走らせ、
『何故もらえなかったのか』
を考えるわたくしがいました。
何故……。

ではまた、次回☺️

よろしければ、サポートをお願いします。いただいたサポートは、Vtuberとしての活動費に使用させていただきます!