【最新】令和六年三月 三六九神示
本記事は、元伊勢と言われる京都・籠神社の先達を務められている小長谷修聖氏による霊言『三六九神示』を転載したものです。
『日月神示』『大日月地神示』『よひとやむみな』と同じ霊団からの神示となりますが、こちらはより詳細かつ専門的な内容となるため、ご興味のある方のみお読みいただければと思います。
なお、読みやすさを考慮し、一部文章の割愛や、独自の解釈で注釈やルビを振っていますことをご了承ください。
令和六年三月 三六九神示(2024.4.17投稿記事の転載)
今の世は、八頭八尾の八岐大蛇が荒れ狂いておるぞよ。
八つ頭があると言う事は、地球の上には、この世界を自在にせんとする国々の頭が、いがみ合い、戦争をいたし、多くの人民が犠牲になっておるのが、当に八頭八尾の八岐大蛇が荒ぶる様であるぞ。
そこに、素戔嗚尊、八岐大蛇の退治なし、大蛇の尻尾より、一本の剣が出て、是を叢雲の剣、後に草薙の剣と申し、国の祭政の要として、熱田神宮に祀りてあるぞよ。
大本の筆先に、七王八王あっては、世は治らぬ故、末は一王で治めると申してあるが、国々の頭が国取り合戦で争う時代が済みて、世界は一皇(すめらみこと)を中心に共存共生、世界一家(八紘一宇)の世となるのであるぞ。
もうそろそろ、国々の頭も、戦争の虚しさに氣づき、諸刃の剣に示す、正しき祭政、霊主体従(ひのもと)の道に帰らねばならぬぞよ。
日本は世界の型を示す国。
八岐大蛇退治も、日本に見せてあるが、世界の事であるぞよ。
我が我がで、頭達が争う体主霊従(からたま)の今のやり方を続けておれば、世界も行き詰まり、地球も滅びてしまうぞよ。
この年の元旦、能登の地震を世替わりの烽火と上げて警告いたしたが、金権主義の金毛九尾の悪狐に自在にされておる世界の人類は、今のままでは滅びの道を歩まねばならるぞよ。
現の世の宗教は、一神教、多数教ありて、我宗教が一番と宗教戦争も起こしておるが、真は一神にして多神、多神にして一神が神理であり、これから、世界を治めるにつけても、総ての宗教を潰して、一色にするのでは無く、万の宗教も、他を害する悪しきところは、改め、善き所は残し、それぞれの特性を活かしつつ、和して、宇宙は一つの如く、総ての宗教も、源元は一つのである事を覚り、主神教祖の世界の一つの宗教の道を開きてゆくのであり、宇宙大元主神の元へ、万教を結び、もどすのが、白山菊理比咩神である事を忘れてはならぬぞよ。
主神教祖の道を開き、万教も世界平和の為に、共存共生の道を開くのじゃ。
亦、世界の国々も大国小国あれど、それを認め会い、各国々も国魂の神より出る、特技特性を守り残しつつ、国取り合戦をやめて、世界一家の道を開く為、各国の頭も努力せねばならぬぞよ。
その末に世界のスメラミコト(皇)を御迎えして、七王八王あって、治らぬ世を一つの皇を中心と立て、万国万民共存共生の世を開くのじゃ。
経済も世界の御宝を我が一人じめし、自分等だけの栄耀栄華の為に使い、地球の恵みを貪りて、汚れ穢れのみを残す金毛のやり方は、止めにするぞよ。
この地球の資源、即ち神々の恵みを世界人類皆の為に活かしまつるのじゃ。
金よりも、人々の幸せを産み出す、龍宮の経済と変えるのじゃ。
龍宮が、御宝を集め、金勝要神が活用致すのじゃ。
金そのものに善悪は無いが、使い方により、善とも悪ともなる事を心得て、人々の倖せの為に活かして使わねばならぬぞよ。
さあ、天照国照日の出の神の御現れの世となり、夜の暗闇の帷が上がると、これまでの人類が、思凝霊にあやつられ、強い者勝ち、利己主義のやり方で、積み重ねて来た、様々の悪事が明るみに出て、ありやかに見えて来るから、これまで世を構いて来た、お偉方も弁解ばかり、いたさねばならぬ、恥ずかしい、今の世であるぞよ。
元旦に能登の地震で明け染めた令和六年の甲辰の年、真に大事な世替わりの節目の年となりたから、起こり来る事、おだやかにはならぬ事ばかりであるぞよ。
是まで、神界は、明治二十五年から、大本教に新しき世の様々、その型を出して見せ、又、様々の神示で大方の事は申して来たが、実地の現れる世は、これからであるから、世に出ておる神々も人民も、心して歩まねばならぬ、これからの時代であるぞよ。
お宝を一人じめにせんとして来た者等も世間に顔向け出来ぬ事となるぞよ。
この日本も世界の国々も、政治経済、根底から、立直さねばならぬ時となりたのであるぞよ。
強い者勝ち、利己主義のやり方で通れるのは、今しばらくであるぞよ。
恥ずかしい目にあう前に、改心が一等と先々、申してあるぞよ。
世界平和、万民至福の道の開きと申せども、それが為には、まず、隣人を愛し、隣人の喜ぶ事をする事であるぞよ。
小を積みて、大となるのじゃ。
千里の道も一歩からじゃ。
扨も世界人類共存共生の道を開くのじゃぞ。
そして、地球を大事にいたすのじゃぞ。
梅は先駆け桜散れど、西王母が桃花、実りの時を松の風、木花は総てに花咲き、実をつけさせる美しさ、磐長姫のはたらきに、巌の如く永遠に、栄を願う神心、盥の水は、引けば去る、押せば返る理を知れよ、求めるばかりの思い捨て、慈しむ恵む心を忘るなよ、助けられたり助けたり、括り結びの道開き、ンの力で五六七(三六九)の世を開こうぞ。
言霊神也 ン。
令和六年三月三十日 修聖拝写。
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