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【誰得】自曲解説コーナー①:レモネードシャワー

こんにちは、こんばんわ、ユートピア!
オレンジTHEキーカです

今日はコンポーザーらしく、
僕の作った曲とやたら長いライナーノーツでも書き残してみます

レモネードシャワー


この曲は3回目の音源なんですが
DTMのスキルが1段階あがるごとにリメイクされてるような気がします

この曲が最初に出来たところから順を追って語っていきましょう。
この曲は味覚がテーマの7曲アルバム「ミライパレット」
酸味の曲として作られました
(実際にしっかり音源になってるのはレモネードシャワーだけです)
夏っぽい曲×酸味ってどんなタイトル??
って考え始めて、タイトルだけレモネードシャワーと決めて
しばらくタイトルだけ鎮座していました

ある時、むなしい一日だ。曲を作ろう。ってことで
MusicStudioProducerを起動させました
いつもは歌詞やコードなど曲の根幹をしっかりイメージできてから
曲作りを始める僕でしたが
そんな作業は面倒!とこの時は思ったのか
いきなり打ち込みから始まり、ドラム、ボーカル、ベースと
何の構想もなく作られていきます


(KeyF#m、紫がリード、青がベース)

間奏は変なメロディーラインにしました
F#dim F#mのコードのくり返しに、ブルーノートから始まるメロディです
Aメロも適当に打ち込んでいきます
サビに到達する頃には
メロディに歌詞がのっかってました
その言葉が「1,2,3で飛び込んで」
はあ、飛び込むんだね

ちょっと待てよ、この曲って
…もしかしてレモネードシャワーじゃないか??

タイトルも曲想も皆無の状態で始まった
真夜中の作曲は突然、
アルバムの1曲、タイトルだけで鎮座していた1曲に
バシッ!!と結びついたのです

そうと決まったら、これはレモネードシャワーだ!!
ってことで作曲は進みます
全然爽やかじゃないけどねー!!と思いながら
ディスコといますか、ダンス風な曲が作られていきます

さて、曲が完成しました
翌日、次は歌詞だ!
この時に夏、炭酸!っていう景色が歌詞になります
退屈で虚しい僕がこの曲を作ることでハッピーを切り開いたように
ゆとが退屈な日常からファンタジックな炭酸の世界へ連れ出すのだ!
(ゆとはこの曲のボーカルです。設定がいろいろあるようですが、妖精の一種です)

(なぜ、歌詞に隙間があるかって?アウフタクトだよ。例えば、カラカ”ラ”で1拍目ってとこ)

歌詞とAメロのメロディが全然合わない
これには苦悶しましたね
それならしょうがない、ノリで歌ってしまえ!
また翌日、レコーディングが始まります

ゆとがやってきたので
この曲のAメロはラップよりな感じで歌ってもらいました
彼女も適当です、雑なものが出来上がりました
日を改めて何回かテイクを重ねていくうちに
歌い回しがだんだん固まってきます
そして、この音源のようなメロディに固まりました

そんな初期レモネードシャワーからしばらく経ち
第2のレモネードシャワーが生まれます
それは友人の彼女が歌いたい!といったらしく
張り切ってリメイクに踏み込みました
Reaperが導入されて間もないころ
僕の使うDAWがひとつグレードアップしたての頃でした

Synth1のスクエアウェーブがばっちりはまり
バッキングもトランスのソーウェーブがはまり
オートメーションでフィルターを動き回らせて…
楽しかったっす
一晩にして派手で満足いくものが出来上がりました
(今聞けば結構ツメツメのぐちゃぐちゃなものですが)

また時は経ち
ゆ~くれ(愛媛編)が活動を始め、終わり際の9月ごろ
ライブの曲としてリメイクしました
この時はライブを意識して
ベースラインやドラムの打ち方を変えました
この時楽しかったのは、
ボーカルを切り取ってワワワワン、ツー、スリーってな感じの
遊びを入れたところですね。

この曲Aメロは7拍子でできてるんですけど
異変に気付く人いますかね?

以上、レモネードシャワーのひたすら長いライナーノーツでした!

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