MECについて(全体的に)

 MECは講座の種類が多いのが特徴です。各科目(メジャー、マイナー、小児産婦、公衆衛生、必修)に加えて病態生理講座や症候学、サマライズ、ラストメッセージなどMECならではの講座が多くあります。この「MECならではの講座」を担当しているのがあのDr.孝志郎であり、MEC最大の魅力(?)だと思います。

 私が講座を購入した時は、MECにはベーシックプラン(約6万円)とプラチナプラン(約10万円)の2つがありました。ベーシックは安い代わりに救急講座、公衆衛生講座、症候学講座、サマライズ、必修予想講座、夏・冬MEC模試が付いてきません。つまりベーシックだと救急や公衆衛生を他の教材で補わなければならず、Dr.孝志郎の講義をほとんど受けられないのでMECをとった意味が半減します。ですのでMECをとる人は素直に10万円払ってプラチナプランを購入することをお勧めします。

 MECは学校単位で購入するパターンが多いと思います。ですのでポリクリが始まるタイミングから講座を見初め、計画的に講座を見る習慣が付けられそうな人、一緒に勉強するメンバーがほとんどMECを使ってて合わせたい人は素直に共同購入のMECでいいと思います。最初にお金さえ払ってしまえば決められた講座が自動的に送られてくるので、「この講座とろうか迷う......」ということが無いのでストレスフリーです。
 特に直前期は周りがMedu4やQアシの追加講座を取ってたりすると焦りますが、冬に送られてくるサマライズ講座が圧倒的な講座数&知識量なので迷う暇もなく勉強することになり自信につながると思います。 

 逆にコスパよく終わらせたい人、6年の夏頃になって講座を見始めた人にはお勧めできないと思います。

 

メジャー科を勉強する前に「病態生理講座」というものがあるので、この記事で説明しておきます。
 担当はDr.孝志郎。一応、科目別に分かれていて(消化器、循環器...etc)1科目3~5講座とかだったと思います。ガッツリ疾患について勉強するわけではなく、各科目の病態が複雑な疾患だけを扱うことで、科目別講座での理解をスムーズにする的な講座でした。
 Dr.孝志郎は(なんだかんだ言って)話が上手いですし、実際の臨床の事例を混ぜながら話してくれるので、CBTを終えたばかりで病棟実習に出ていない時期に見るのにちょうどよい難易度&講義量でした。
 

MECのメジャー科については長くなるので別記事で書きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?