リフレイム3戦目 京王杯2歳S ~2戦目との比較~

こんにちは競馬解雇です。
いつも読んでいただきありがとうございます。

色々な予想ファクターは良質な決勝タイム分析の上に成り立つ!
まずレースタイムを考察しようをコンセプトに記事を書いています。


=余談=
リフレイム書いていきますよ。
今は敢えてメジャーすぎる馬は書いていませんが、一番閲覧数が多いのがこの馬の記事です。みんな好きやね~。俺も好きやけど。
あと、山口ステーブルのツイッターが良いよね!見たこと無い人は見てほしい。


【京王杯考察】

まずは血統確認。

リフレイム
父 アメリカンファラオ
母 Careless Jewel  母父 タピット
ガチガチのアメリカ血統。



では早速当日の馬場傾向ですが、
当日は新馬戦とリフレイムが出走した京王杯2歳Sを除き4鞍の芝レースの実施があった。

その芝レースの内容が以下の通りだ。

条件 距離 
勝ち馬の全体時計(決勝タイム・クラス平均)
上り3ハロン時計(決勝タイム・クラス平均)
の順で記載
(※2015年以降同クラス良馬場平均)

3R 2歳未勝利 1400m 
  全体タイム    (1.35.6・1.35.5)  +0.1
  上がり3ハロン  (35.4・34.5)       +0.9
4R 2歳未勝利 1400m 
  全体タイム    (2.02.1・2.02.4)  -0.3
  上がり3ハロン  (34.9・34.5)       +0.4
9R 3歳以上2勝クラス 1800m
  全体タイム    (1.58.5・2.01.1)  -2.6
  上がり3ハロン  (35.3・33.7)       +1.6
10R 3歳以上3勝クラス 2000m
  全体タイム    (1.46.7・1.47.4)  -0.7
  上がり3ハロン  (33.4・33.5)       -0.1


以上の結果からわかる当日の芝の傾向は
全体時計 早目
上り時計 少しかかる


このタイム差を100m辺りで計算すると
それぞれ
全体  (0.01、-0.02、-0.13、-0.04)
上がり (0.150、0.067、0.267、-0.017)
となる。

それぞれの平均を京王杯2歳Sの距離(全1400m・上600m)で換算すると当日の馬場差が計算されることとなる。

計算すると
全体時計で-0.5
上り時計で+0.6   
となる。

次に、この計算結果をリフレイムが走った京王杯2歳S芝1400mのクラス平均勝ち時計に入力してみる。
(※2015年以降良馬場開催の平均)

平均勝ち時計は

全体時計で 1.22.4
上り時計で 33.4     である。

これに馬場差(全体-0.5、上り+0.6)を入力すると

全体時計で 1.21.9
上り時計で 34.0    

この算出結果が、
この日の京王杯2歳Sの予想勝ち時計となる。

実際のレースの決勝タイムは

全体時計で 1.21.8
上り時計で 34.5    
であった。

つまり勝ち馬は

全体時計で想定より「0.1秒」早く
上り時計で想定より「0.5秒」遅く
走ったこととなる。
時計面で言うと例年より少し下がる感じかな。


次にリフレイムの2戦目と3戦目を比較する。
ポイントはクラス平均に対しどれくらいで走れたかだ。

京王杯2歳Sをリフレイムの走破タイムで換算すると
全体時計で想定より「0.1秒」遅く
上り時計で想定より「0.2秒」早く
走ったことになるが、これも例年を大きく上回る内容にはならない。

以前書いたリフレイム2戦目の結果は
全体時計で想定より「0.1秒」早く
上り時計で想定より「1.1秒」早く
だったので、1勝クラスにおいては段違いの末脚を誇っていたが、早くも底が見えてしまったのかもしれない。

世間には木幡Jの腕に文句言いたいことが人がいるようだ。
確かに直線はスムーズとは言い難かったのは認める。
だけど、上手くさばけていたとしても、すでに33.8で上がっているところを1秒以上早く上がるなんて不可能だ。
コンマ数秒早く上がれたとして、勝ち負け程度まではいけたかもしれないが、それでも時計としては前述したとおり例年レベルとさほど変わらない時計となっているだろう。
京王杯2歳Sからの出世馬がさほどいないことを考えても、そのレースで例年程度の時計しか出せていないのは、馬の能力不足の方が有力な気がする。


あと、前の記事にも書いたけど、アメリカファラオの芝馬はたぶん揉まれるの苦手だと思う。なぜなら芝で勝ってる馬のほとんどは4角で一番外にいるからだ。嘘だと思うなら検証してみてほしい。

個人的には面白い馬なので、もう何回か記事は書いていこうと思う。
現段階では差し脚が売りだろう、だから次走のクイーンCが正念場。
これだけ注目している人が多い馬なので頑張ってほしい。


このように競馬解雇では、毎週気になった馬のレース考察をしています。


血統、パドック、馬体、展開読み、ローテーション等その他諸々多くの予想ファクターは、その時々の条件で大きくその信頼度を変化させます。
ただし「時計(タイム)」、これはただの結果でしかないので、その中身には揺るぎない事実しかありません。

未来を「予想する」ファクターばかりに捕らわれず、日々のレースの事実を集めることを目標にこれからも考察を行っていきます。

良ければまた読んでください。それではまた。

※競馬解雇は予想屋ではありません。
 評価とかはあまり気にしないでください。笑

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