【デュエマ】今期殿堂予想!⑤(2022 12月時点)
前回に引き続き次の殿堂入りカードの予想記事、本記事の概要に関しては①の記事から。
⑨ 堕呪 ゾメンザン
殿堂確率:30%
デッキ:青魔道具
1コストで効果無しという、デュエプレ民からしたらなんのために生まれてきたのかわからない呪文。この呪文の真価は魔道具であること。水の魔道具を駆使して戦う「青魔道具」というデッキタイプは登場してからずっと環境でそこそこの位置を築いている。
そしてこの青魔道具、実は現環境TOPクラスの強デッキである。
ゼニスザークの登場によって青魔道具本来のガリュミーズからの動きをしなくても勝てるレベルに地盤が強化。デッキ自体は不健全とは言えず、公式の推奨通りの動きをしているだけという点では赤単我我我と似たようなところがある。
問題はこのデッキを規制するとして何に規制をかけるかという話。世間ではガリュミーズ、新世壊の殿堂入りが囁かれている。
たしかに、青魔道具で強力なのはこの2枚なのだが、こいつらはどちらかが殿堂になるともう片方のカードも機能不全に陥ってデッキ自体が崩壊するという事情を抱えている。
オカルトアンダケインのような公式が用意したわけでもないコンボがデッキごと崩壊するならまだしも、公式が開発段階で用意したデザイナーズコンボを自身の手で崩壊させるとは思えない。デュエルマスターズ公式のYouTubeチャンネルであるデュエチューブでも、青魔道具は度々出てくる。そんな公式お気に入り健全デッキであるのでデッキコンセプトを破綻させるような殿堂はかけないと考えている。
じゃあ何を規制する?となったときにあり得そうなのがゾメンザン。このカードが青魔道具のコンボ発動ターンを1ターン縮めていて、何の効果もないのに採用されている理由はここにいる。そんな青魔道具の上振れ要素を潰すという意味でのゾメンザン読み。ゾメンザンどうこうというよりゾメンザン以外の強カードが入ってないデッキタイプがあったり、発売してすぐだったり、構築済デッキに4枚入っていたりするのである。
と、ゾメンザンを殿堂候補にあげる理由を長々と書いたが、これでも殿堂確率は30%くらい。開発部セレクションデッキ「水闇魔道具」に入っていないかつ、抜けてもデッキそのものは崩壊しないカードがこれくらいしかないという話。メラヴォルガルという意見もあるが、彼は最近だと抜けた構築なども見るので今回はゾメンザン推し。
⑩ ガル・ラガンザーク
殿堂確率:20%
デッキ:青魔道具
青魔道具を支えている無月の門カードなのだが、元々新カードによる強化がなかった青魔道具を環境レベルに戻したのはこのカードである。踏み倒しを牽制し、呪文で選ばれないフィニッシャーである。カードの強さや登場時期を考えるとこのカードの殿堂入りが最もしっくりくるのだが、このカードは殿堂入りしない可能性の方が高い明確な理由がある。
コイツは開発部セレクションデッキ水闇魔道具に4枚収録されているうえに表紙を飾っているカードなのである。そういう意味で轟轟轟やダークネス同様コイツも殿堂入りする可能性は限りなく低いと言える。
正直青魔道具はある程度公式の意図に沿って作られたデッキなので規制をかけてくるとは考え難い。ただ、かけないと次環境でも暴れる可能性があることを考慮して大穴枠でこの2枚を予想。(え?神の試練?何それ知らない)
次回予告
次回、殿堂入り候補⑪ 「次元の嵐 スコーラー」
おたのしみに!
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