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【デュエマ】今期殿堂予想!②(2022 12月時点)

前回に引き続き次の殿堂入りカードの予想記事、本記事の概要に関しては①の記事から。

② カンゴク入道

現在価格1枚500円前後

殿堂確率:50%
デッキ:赤単我我我、赤黒邪王門など

最強のドローソース、2コストで殴れるサイバーダイスベガス。

このカードの比較対象としてよくあげられるのが、「斬斬人形コダマンマGS」をはじめとした2コスト盾回収クリーチャーだろう。

パワー1000の代わりにGS持ちという高スペックノーマルカード

コダマンマGSと比べてGSがなく、即時補充ができないのでトップで出してからのワンチャン、ができないのだが、カンゴク入道は1ターン生き残ったときに2コストで2ドロー、2ターン生き残れば2コスト3ドローという爆大なアドバンテージを得る化け物へと変身する。
しかも、3ターン目くらいには鬼タイムが勝手に発動してることもザラなのでそうなると2コスト2〜3ドローでパワー5000という本物の化け物である。

我我我を引いていない、罰怒を引いていないといった状況でもカンゴクさえ引いていれば大概どうにかなるということで赤単速攻の安定感を支えているのがこのカードというわけである。2ターン目に出すと返しのターンに除去される可能性があるとすれば環境では超英雄タイムや映えタタキ、ドゥポイズ系くらい。

このカードは我我我ガイアールブランドと共に前回前々回からずっと殿堂予想されていたが、殿堂を回避しているだけでなく再録まで果たし、金トレジャーにまでなっている。

相場:1枚7000円前後

金トレジャーに選ばれたカードの特徴として「めちゃくちゃ強いけど殿堂入りしていない」という共通点があるため、その点で考えると殿堂入りしない可能性が高い。

しかし、最近の公式は低コストの大量ドローに対して規制をかけがちな傾向にある。

下面が自身を回収できる2コスト4ドロー呪文で鬼の速さで殿堂入りした超七極Gio/巨大設計図

アクアンやサイバーブレインを殿堂、プレミアム殿堂解除しつつもストリーミングシェイパーや巨大設計図を許さないスタイルは、公式の見解として2コスト、3コストの大量ドローは基本的にダメだということを暗に示している。

というわけで赤単自体が素直に殴るデッキであること、金トレジャーになっていることは殿堂回避の要因になり得るが、最近の公式の殿堂カードの傾向や赤単速攻の出力の高さを見るなら十分殿堂入りもあり得るということで殿堂確率は50%ほどで見ている。こいつが殿堂入りすれば我我我のような主人公切り札系カードに規制をかけずに済む上に、もう1つの環境デッキである赤黒邪王門に対しても影響を出せる。

我我我と違ってこちらはノーマルカード扱いのくせしてかなりの値段がついているため、殿堂入りした場合価格は大暴落するだろう。殿堂読みで売り払うもよし、赤単無規制読みで逆に集めておくのもよし。(正直既に需要過多で価格は上がり切っている気もするが)

③ “轟轟轟”ブランド

現在価格:1枚50円前後

プレミアム殿堂確率:20%
デッキ:赤単速攻、赤青覇道など

プレミアム殿堂候補として轟轟轟ブランドを予想。コイツは例の殿堂解除選手権でも相当上のランクで、1枚使えるときと4枚使えるときの出力差があるという点で見たら余裕でSランクである。
轟轟轟の最もヤバい点が、「轟轟轟のドロー効果で2枚目の轟轟轟を引く可能性がある」という点なのだが、1枚規制になっている今その動きをされることはない。しかし、このカードは1枚でもはっきり言ってぶっ飛んだ性能をしている。運良く引くことさえできれば追加で2打点というのは3ターン目前後にやっていいことではない。同じような動きをするバルチュリスですら1打点なのに赤黒邪王門で4枚使われていることからこのカードの恐ろしさが伺える。

ここまでの話だけだとプレミアム殿堂確率は40%ほどなのだが、このカードがプレミアム殿堂にならない要因も存在する。それが開発部セレクションデッキ「火水覇道」の存在。

2022年5月発売 3300円(税込)

この構築済みデッキは初心者や競技勢ではないカジュアル勢がお手軽にガチ対戦でも勝てるように構築されたデッキで、4枚欲しい覇道やオニカマス、クロックなどがしっかり4枚入っている優秀なデッキである。
そしてこのデッキには先程の轟轟轟ブランドが1枚収録されている。つまり、轟轟轟ブランドがプレミアム殿堂になるとこのデッキは無改造で使えなくなってしまうということである。
「これ1つで勝てる、お手軽環境デッキ」のようなキャッチコピーで出しておいて発売から1年も経たないうちにそのまま使えなくなってしまうのは公式としても良くないだろう。

数年前からこのカードは毎度プレミアム殿堂候補にされていたが、今は1枚だから許されているカードパワーの範疇にとどまっておりなおかつ直近の構築済みデッキに収録されたことからも殿堂確率は低めと判断するのが妥当だろう。

次回予告

次回、殿堂入り候補④ 「有象夢造」
おたのしみに!

正直な話、初めてパックから出てきたときから強いと思ってた。


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