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【デュエマ】今期殿堂予想!③(2022 12月時点)

前回に引き続き次の殿堂入りカードの予想記事、本記事の概要に関しては①の記事から。

④ 有象夢造

現在価格:1枚400円前後

殿堂確率:70%
デッキ:アナカラーハンデス

個人的には今回の殿堂予想の中ではかなり本命寄りな1枚。このカードが使用されているアナカラーハンデスではハンデスとマナブーストを選べるベラドンナを使い回すことでアドバンテージを稼ぎ、相手のデッキに合わせて刺さるメタカードを投げてコントロールし、フィニッシャーにつなげる役割を持つ。

2→4と綺麗につながるだけでなく、そこからの蘇生先としても優秀すぎるベラドンナ 

アナカラーハンデスの中でこのカードの殿堂確率が高い理由として、純粋にこのカードのパワーが高すぎることがあげられる。墓地からクリーチャーを出すカードなのに自分で手札交換できるので墓地肥やし系のカードを入れる必要がなく、フェアリーソングのような2ブーストからプレミアム殿堂のスケルトンバイスのような2ハンデスも可能、状況に応じて好きなメタカードを投げられてこれだけの役割を持ちながらトリガーまでついている。
正直これ以降紹介する候補カードに規制をかけてもこの有象夢造ギミックは何かしらのリペアを受けて使われる未来しか見えない。かといって蘇生先のベラドンナやメタカードに規制がかかるとも思えない。だからこのデッキに規制をかけるなら必然的にこのカードしかないと考えている。

特にこのカードを対して有効なメタカードであるアプルがこのデッキ自体に搭載されているあたりが、かつてのオニカマス入りドギラゴン剣を彷彿とさせる。しかもこのデッキは最後に盾を殴ってはくれるがその盾は基本的に2枚しかない。そういった意味で赤単速攻とは健全さに差があるので規制されてもおかしくないだろう。

このカードが制限されてもアナカラーダークネスというデッキタイプは生き残るだろうが、先程のような理不尽ムーブが消えるので問題はないと見ている。
そしてこのカードは、メモリアルパックで再録したことくらいしか殿堂回避するメタ的な理由が存在しない。(しかもその点に関しては逆に殿堂入りしたグルメなどが再録されている時点で回避の理由とは言い難い。)今回の殿堂予想の本命の1つである。

⑤ 絶望と反魂と滅殺の決断

現在価格:1枚1000円前後

殿堂確率:30%
デッキ:アナカラーハンデス

パーフェクトシリーズの中では2番手だが、高い汎用性から環境で使われ続けている最強カードの1つ。効果は除去、ハンデス、蘇生から2つ選ぶことができる圧倒的利便性の持ち主。そして墓地から詠唱できるのでコントロールデッキとしてはこれ1枚で2ターン分の動きが可能。ハンデス除去蘇生どれにも寄せることなく、強いカードのみで構成されたデッキを作ることができるデッキ圧縮剤でもある。カードパワーが高すぎるあまり長いこと殿堂予想されているがどこぞの1番手と違い未だに4枚使うことができる。

どこぞの1番手

正直なところカードパワーなら有象夢造どころではなくデュエマ史の中でも屈指のパワーを持っているため殿堂入りが妥当なのだが、このカードにも殿堂を回避する要因があるのだ。それが火水覇道と同じく発売された開発部セレクションデッキ「水闇魔道具」の存在

発売日、価格共に火水覇道と同じ

このデッキにはダークネスが2枚収録されているのだ。つまり、ダークネスに殿堂がかかるとこのデッキはそのままでは使えなくなってしまうということ。正直これがなければダークネスの殿堂確率は70〜80%くらいで見ていたが直近発売されたデッキを使えなくしてまで殿堂入りにするとは思えない。そういった意味でも有象夢造の方に白羽の矢がたつのではないかと予想。ただ、殿堂入りしても驚かないレベルの強さではある。

⑥ CRYMAXジャオウガ

現在価格:1枚900円前後

殿堂確率:20%
デッキ:アナカラーハンデスなど

THE・フィニッシャーであり、ジョー編のラストにふさわしい決定力を持ったパワーカード。出すだけで盾が3枚吹き飛び、このカード自身が召喚酔いしないので隣にクリーチャーが1体でもいればその2枚だけでフィニッシュが可能。それまでこういう1ショット系は基本的にはSA持ちであったことから火文明が入ることが多かったが、スターMAX進化というギミックによって闇単色で実質SAというかつてないパワーを手に入れた。
このカードの殿堂理由は能力があまりにも1枚で完結していること。鬼札王国もレクスターズも関係なく、闇さえ入れば何にでも入れられるフィニッシャーとなる。ループ系統でいうシャコガイルのような立ち位置だろう、「それ、クライマックスジャオウガでよくね?」と言われる日が来るのだろうか。(というかもうなってるのかも。)

そういった背景からこういう決定力があって幅広く採用できるお手軽フィニッシャーとして殿堂入りしてもおかしくはないスペックなのだが、このカードは殿堂入りするにはあまりにも早すぎる。なにせこのカードが登場したのは発売して半年経つかどうかすら怪しいDMRP-22である。

自由の物語-終結(殿堂入り)

単体完結性は我我我より上をいくスペックであるものの、さすがに発売から半年経たずに殿堂をかける壊れぶりとは思えないため殿堂確率は低めで予想。


次回予告

次回、殿堂入り候補⑦ 「困惑の影トラブル・アルケミスト」
おたのしみに!

マナがなくても勝てるデッキができてしまった

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