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結婚するか別れるか。人生の分岐点。

自己紹介文として書いた文章ですが少し書き加えてUPしてみようと思います。


1.仕事は充実していたけれど、大切なものを失くしてしまう…

私は理学療法士として病院5年、訪問看護ステーションで訪問リハ約8年勤務しています。訪看で働きながら産休育休を取得して子供を2人出産しました。

出身は兵庫県です。関西人です。結婚して愛知県に住んでいますが、関西スピリットは忘れていませんよ(笑)笑いには厳しいです!

専門学校を卒業して県内の病院に勤めていたのですが、2年程勤務したときに大阪の病院へ転勤になりました。まだ経験の浅かった私でしたが、主任として迎え入れてもらいました。

看護部長さんや院長、各部門の責任者の方ともコミュニケーションがとれ、経験の浅い私を頼りにしてくれたり、意見も聞き入れてもらえることもあり、とても嬉しかったし、やりがいもありました。

とても良い経験をさせてもらったと今でも思っています。

しかし仕事は激務で毎日早くても21時22時。監査など特別なことがあると準備の為にリハ室に泊まり込んだこともあります。

当時、私には結婚を考えている人がいました。けれど彼はそんな働き方をしている私をみて心配しました。

しかし、私は仕事はこんなもの。自分は一生懸命働いてるし、そもそも仕事を頑張って何が悪いの?と思っていました。

彼との会話のなかで、日々の仕事の充実感や自分の仕事論みたいなものを切々と上から目線で彼氏に説教するようになりました。

今思えば全然かわいくない女です。

毎日遅くまで働くことが、充実した生活だと思い込んでいたのです。


2.何のために生きているのか?何のために働くのか?


ある日彼に言われました。

「結婚したいっていうけれど、そんな生活で結婚できるの?正直無理だと思うよ。」

そして彼が転職し遠距離恋愛になったのをきっかけに、だんだん2人の歯車がズレてきたのです。このまま遠距離恋愛を続けることはできない。

結婚か?別れるか?ものすごく対局な選択肢のように思えますが、本当にそういう選択肢しかなかったんです。

私が仕事を頑張れていたのは、週末になったら会える!とか彼がいてくれたからしんどいことも乗り越えられていたわけで、

何の為に働いているのか?プライベートを崩してまで働くのは本来の自分の生き方ではない。

そう気づいたのです。


3.自分の人生は自分で選ぶ

私は意を決して病院を辞め、彼のいる愛知へ引っ越し、半年後に結婚しました。

仕事の為に生きているのではなく、自分の人生を生きていきたいと思ったからです。関西に残って欲しかったーとかいう親の意見もスルー、スルー。

邪念は削ぎ落とし、シンプルに考える。

私しか出来ないことか?それとも私じゃなくてもできることか?

後悔はないかと言われればゼロではないです。今でも時々思います。あの時辞めていなかったら、今はどうしていただろう。今もいる同僚は管理職に就任しバリバリやっています。

けれど、あの選択をしなければ今私の目の前にいるかわいい子供達はここにはいません。
子供達のいない人生など今では考えられないです。なので私の選択は正しかったと思っています。


4.~たら〜れば   そう言いながら生きていく。

みんな、あの時こうしていれば〜もしもこうだったら〜

そういいながら、生きていませんか?
みんなそんなもんだと思います(笑)
特に現状がしんどかったりすると余計にそんな事を考えたりします。

誰しも大なり小なり、選ばなかった人生の選択肢に想いをはせながら、ひょっとしたら、もしかしたらと思いながら生きているような気がするのです。

私もそうです。けれど私は自分の意思でちゃんと選んだ人生の選択肢をより良くしていく努力は最大限にしていくつもりです。

正解かどうかはわかりません。

けれど死ぬ直前に
「色々あったけど、幸せだったな〜」と思える人生にしたいなと思います(^-^)



皆さんにクスっと笑ってもらえるような、文章を綴っていきたいと思います。