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8小節トラック™アワードから審査員×受賞者コラボが誕生【4月9日(土)リリース】廣山哲史(RYUKYUDISKO)×Yuki Hata

第1回531曲、第2回1,291曲を集めた8小節トラック™アワードから素晴らしいコラボ曲が生まれます。

審査員 廣山哲史さん(RYUKYUDISKO)と、第1回20位、第2回廣山哲史賞のYuki Hataさんによる楽曲です。

2022年4月9日(土)リリース!

タイトル:Kariyushi Urban Resort
アーティスト名:ORIONBEATS and Yuki Hata
配信日:2022年4月9日(土・大安)

Yuki Hataさんの独特のドラム使いに惚れ込む

もともとJazzドラマーであるYuki Hataさん。その経歴ならではの変則的リズムトラック(テープストップというエフェクトを用いた技法により作られています)が特徴的な第2回応募曲「extract」。そのイカれたドラム使いを聴いた廣山さんは迷いなく「廣山哲史賞」に選出しました。

受賞曲 Yuki Hata “extract”

8小節トラック™アワードのイベントでリアルに出会った2人

当社では、2021年12月19日に「8小節トラック™アワード 物理祭 Vol.1」を秋葉原のMOGRAにて開催しました。そこでは第1回の受賞アーティストによるライブ/DJと第2回アワードの結果発表、そして審査員によるDJを行いました。Yukiさんはライブ出演者として、廣山さんは審査員として参加します。

ライブが終わると廣山さんはすぐさま、Yukiさんに声をかけます。あのドラムはどのように作ったのか?と問うた廣山さん。たまたまDAW(Digital Audio Workstationの略称、PCなどで作曲するためのソフトウェア)が同じだったので、極めて具体的なテクニックの話にまでなったそうです。打ち上げの席でLINEを交換して継続的にコミュニケーションを取ることになります。

SoundCloudで受賞曲以外も聴いてますます気になった結果

後日、YukiさんからSoundCloud(音楽共有SNS)で曲を送ってもらった廣山さん。聴いてみると受賞曲だけでない面白さにコラボを思い立ち、一緒にやらせてもらいたいとYukiさんに伝えたそうです。もちろんYukiさんは快諾。

こちらがYukiさんのSoundCloudです。廣山さんを魅了した世界を堪能ください。

あのリズムとテクノの融合

2022年が明けた今年始めに、Yukiさんが新曲を廣山さんに送りました。新曲もテープストップによる変則的なリズムで、廣山さんはもちろん気に入ります。リズムの面白さを活かしたかった廣山さんがテクノに合うBPM(曲の早さ、テンポ)での素材の提供を依頼します。ここでリミックスという形でコラボが実現しました。指定のBPMでYukiさんが調整したものを廣山流にアレンジ…。これ以上は私が説明するよりもリリース後にその素晴らしさをお聴きください!

元になった曲はこちらです。
Yuki Hata “urban”

廣山哲史さん・Yuki Hataさんコメント

ご両名からコメントいただいているのでご紹介します!

廣山哲史 -“8小節トラックアワードがきっかけで実現できたコラボです。即興的な乱れたリズムをクオンタイズされたビートでサンドし、都会的な旋律に伝統的なサウンドをトッピングした、Yukiさんらしく、ORIONBEATSらしくもある曲に仕上がりました。”

Yuki Hata- “8小節トラックアワードを通じて今回このような形でコラボのお話を頂き、非常に光栄で感謝しております。フリーテンポのドラムソロが好きなのですが、最近はそのニュアンスでDAWでフリーでヨレたようなリズムを作っています。今回私が送ったリズム、音を廣山さんが最高の楽曲としてまとめてくださいました。沖縄のエッセンスがありつつ、素朴で、しかしどこか都会的。何より再構築されたリズムアンサンブルが最高にかっこいいです。是非聴いてください。”

廣山哲史さんプロフィール

沖縄発ダンスミュージックレーベル「RAKUEN RECORDS」主催。「RYUKYUDISKO」、「NEENEE」、「ORIONBEATS」のメンバー。オリジナル以外にも、楽曲提供やプロデュース、リミックスやコラボレーションなど、あらゆるジャンルで多数の楽曲を発表。DJ・LIVE活動では、FUJI ROCK FESTIVAL、WIRE、ULTRA JAPANなど、多数のフェスや海外のイベントに出演。第6回世界のウチナーンチュ大会ではDJとしては初めてグランドフィナーレの舞台に立つ。

RAKUEN RECORDS Official Website

廣山哲史 Official Website


Yuki Hataさんプロフィール

福岡の作曲家、ドラマー。2004年よりドラマーとして活動開始、ジャズを起点に数々のバンドを経験。その後2017年よりDAWでの作曲を開始。
ドラマーとしてのアプローチを取り入れたリズムを用いテクノやアンビエント、ヒップホップ等のトラックを制作。
自作曲を用いてのライブをクラブやライブハウス、VR空間など幅広く行う。VR内では電子音楽を中心軸に置いたライブイベント、『仮想水槽』を主催。

主な制作は、

  • VRChat内で開催された株式会社HIKKY主催、Virtual Market3、同イベントの5、VketMallにて会場BGMを担当

  • VRペインティングアーティスト、せきぐちあいみ氏のVRChat内での個展での会場BGM、リズムを担当

  • その他多くのVR内イベントの会場BGM、VRアーティストのバックトラック制作など

  • VR以外では、福岡のアーティストのKYNE氏の壁画制作映像のBGM制作、福岡市公認ソング『雑餉隈に文化を』編曲及び映像制作担当する

以上、今日は8小節トラック™アワードから素晴らしいコラボが生まれたよ!という話でした。


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