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私がホヤランプを作った理由

宮城県石巻市の漁師の養殖ホヤ。
10年前の東関東大震災で大打撃を
受けながらも漁師を続ける選択をし、
数年かけてようやく出荷というところで、主な輸出先であった韓国に出荷できなくなり、さらにコロナ禍により加工場の廃業が続き海の中から出せずにいる。

国内需要は少なくなかなか消費されない。

ホヤは鮮度が命で、鮮度が悪いと苦味や生臭みが出てしまう。
飲食店でそのようなホヤに出会うとホヤ嫌いになってしまう。

実は私もそうであった。
東京在住の頃、とある居酒屋で食べたホヤが不味すぎて以降食べなくなっていた。

しかし、私の知る宮城県石巻のホヤ漁師、丸直栄漁丸の阿部誠二くんから送られてくるホヤは鮮度が非常に良くイキイキして、食べると強い旨味から甘味に変り、塩味→酸味→爽やかな苦味へと変化する。(個人差あり)
ちなみに活きてるホヤは触ると硬くなります。

コロナ禍の影響はまだ続き、出口のないホヤ達は海の中。だが、来年に持ち越してしまえば味が落ち売り物にならない。
今期中に大事に育てたホヤ達を嫁に出したいのだ。

そもそもホヤとは何なのか。

貝のようで実は貝ではない。
一説では人間の祖先とも。
甘味、塩味、酸味、苦味、旨味の5味をもつ唯一の食材であり、食べるとお酒が甘くなる。
+と-の突起物があり、触るとみるみる硬くなりパンパンに丸くなる。
海のパイナップルと言われる不思議な食べ物。


酢飯に合わせても、パスタにしても、新鮮なものは美味しい!特に大葉との相性は抜群でありクセも感じず食せる。

捌きかたはYouTubeで色々でてるし、料理はCOOKPAD先生が教えてくれる(笑)

さらに最近ではホヤに含まれるプラズマローゲンには認知症に効果があると研究発表された。良質な睡眠も得られるらしい。
もの忘れが増えつつある&不眠がちな私には有難い食材だ。

大切に長い年月育てられ、こだわりと自信とプライドがつまった阿部誠二のホヤを多くの人に食べてもらいたい。

養殖は経費もかかる。
このままでは来年以降ホヤ養殖を断念しなくてはならないかもしれない。

震災を乗り越え10年。
新たな危機を迎えている宮城県のホヤ。

国内需要が増えれば生き残れる。

自宅でホヤパーティーをして消費を増やそう。

ホヤランプも需要を増やす手段の1つ。
「きれい」「面白い」と注目してもらえればホヤに興味をもってもらえるだろうと思った。
なので、作ってみた。

ホヤランプは簡単に作れるから小学生の工作にも良い。
ホヤを食べて殻はランプにアップサイクル。

多くの人に購入してもらえますように!

ご購入はこちらから↓
https://m.facebook.com/marunao.eiryomaru/?locale=ja_JP


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