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ジョホールってどんなチーム?~ヴィッセルの兄的存在か~

ジョホールDT

 一言で言うとマレーシアの強豪です。2014年シーズンから2019年のマレーシアスーパーリーグにおいて6連覇を果たしています。マレーシア国内で圧倒的な強さを誇るこのチームはどのようなチームなのか、ヴィッセルが対戦する前に紹介していこうと思います。

圧倒的な攻撃力と選手層

 リーグ戦の成績を見れば一目瞭然です。2016年から常に得失点差は+30を越える攻撃力を持っています。その攻撃力を支えるのは2019年加入のブラジル人プレーヤーDiogoです。2019年シーズン、リーグ22試合12得点、チーム内トップの成績です。しかし、驚くのは前所属のブリーラム・ユナイテッドでは119試合107得点と脅威的なストライカーです。この選手には要注意ですね。
 そしてこのチームの約半数は代表で活躍している選手がいます。厚い選手層を持っていますね。

ヴィッセルの兄的存在?

 タイトルに書いた通りジョホールはヴィッセルの兄的存在なのかなと思います。ジョホールがここまで強くなった要因がヴィッセルの改革ととても似ています。その要因を紹介します。

転機

 2012年、ジョホール州の王族トゥンク・イスマイル皇太子がジョホール州サッカー協会の会長に就任しました。イスマイル皇太子は就任後、ジョホールサッカーの大改革を始めます。当時ジョホール州にはプロとアマチュアが点在していました。そのチームを一つに統一し、「ジョホール・ダルル・タクジム・フットボール・クラブ」を結成します。ここまではヴィッセルとは違いますが、ここからの改革が今のヴィッセルと似ています。

大物外国人の獲得へ

 改革を始めたての2013年、元スペイン代表リーガ・エスパニョーラで得点王にも輝いたことのあるFWダニ・グイサを獲得します。翌年には元アルゼンチン代表MFパブロ・アイマールを獲得しました。ヴィッセルでいうと、ポルディやイニエスタ、ビジャですね。

安定

 このようにインパクトのある選手を獲得し、国内外へジョホールの情報を発信することができます。その結果コスパに優れた的確な選手を獲得します。ヴィッセルでは今シーズン加入したドウグラスなどがあげられます。

インフラの整備も充実

 2016年にトレーニング施設をオープンします。屋根付きのフルコート人工芝ピッチで天候に関係なく練習ができ、さらに天然芝のコートを2面保有しています。そして最新鋭のトレーニング施設やプール、アイスバスを備えたジムも保有しています。そして、新スタジアムの開発へ移ります。「Sultan Ibrahim Stadium」という4万人規模のスタジアムです。2020年2月22日にオープニングセレモニーがあります。ヴィッセルはACLグループステージ第5節にこのスタジアムを使用します。楽しみですね。

 ヴィッセルのインフラ整備はまだ途中段階だと思います。まずはノエスタのハイブリッド芝の整備が終わりました。トレーニング施設などはわかりません(笑)新スタジアムについては三木谷会長が動き出しているという記事が昨年末にでましたね。これからの動向に注目です。

♦️WE ARE KOBE!!♦️

 ジョホールはどんなチーム?とジョホールの改革とヴィッセルの改革は似ているということを紹介させていただきました。明日はいよいよアジアへの挑戦が始まります。神戸の誇り、日本の誇りを胸に絶対に勝ちましょう💪💪💪

最後まで呼んでくださりありがとうございます!!もし良かったならnoteの♥️かツイッターにいいねしていただくと嬉しいです(笑)

 参考資料
https://ja.ifaf.asia/column/3432
https://football-tribe.com/asia/2019/01/04/diogo-luis-santo-joins-johor-darul-tazim/

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