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3歳 ラリーカールトンとスノー

何の時だったか、母親に見せられた写真。
SLEEPWALKのLPに写るラリーカールトンはまだ1歳に満たない腹ばいの状態でいる私の下敷きになって、白い歯を見せてニッコリと笑っている。
この写真がとても好きだ。成人するまでラリーカールトンという人物を認識していなかったが、実際赤ちゃんに踏みつけられても笑ってくれそう。すごいいい人そう。
いいひとそうなんだけど、でも、SLEEPWALKはエイモスギャレット版が好きです。本当にごめんなさい。

何でも許してくれそうな笑顔😃


物心着く頃には自宅には主に父のものであるレコードが沢山あり、テレビ台がわりの黒いボックスの中にぎっしりと並べられていた。
回転し始めた円盤に針を落として束の間鳴る「チリチリ、パチパチ」という音が好きだった。

母親も音楽は好きだった。別に英才教育というつもりなど全く頭になかったようだが、食事の時はラジオを常にかけていた。これが私の頭の中に新旧大量の音楽を詰め込んでいった。

1992年、3歳の私が踊り、「いんふぉーま、やのせしょーぶれー、あにきぼぼんだ〜うん」と適当英語で口ずさんでいたのはSNOWのInformerだった。歌詞を見直してみると、
Informer, ya' no say dadda me Snow me I'll go blame,
A licky Boom Boom Down.
と結構とんでもない内容である。3歳ながらなんとなく悪の香りがするメロディに厨二病的魅力を感じていたのを覚えている。そして母が歌う鼻歌の音階がズレていることに小さな苛立ちを覚えていた。

本当はもっと沢山の曲を聴いていたはずだけれど、なんせ3歳なのではっきり覚えていない。思い出したらまた書こう。

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