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健康は数値で決めるもの?

健康診断や血液検査の結果、気になりますよね。
基準値以内に収まっていると安心したり、基準値を超えているとわかって急に気分が悪くなったり・・・。真面目な方ほど基準値って気にしますよね?でも明らかに異常な場合はもちろん別として、基準値前後の場合はそんなに落ち込まなくても大丈夫なのではないかと思います。

例えば、私が海外で勉強していた頃、高血圧の基準値って 日本と一緒でした。コーヒーを飲んで何分後に血圧が上がるか、なんてクラスで測りながら、周りのとってもふくよかで背も高いクラスメイトとアジア人と同じ基準なんだーって不思議な気持ちだったなー。昔々は年齢プラス110ってこともありましたよねwwちなみに周りの方々は体重の割に(失礼)血圧は正常でした。運動もしておりましたけどね。 薬に関しては人種で用量変えているものもありますよね?海外で市販薬を飲むときは気をつけよう、なんて言いますもんね。でも20代で身長190cmの人も80代で150cmの人も基準値は一緒なんですよねー。若い頃に低血圧だった人もそうでない人も一緒なんですよねー。栄養素の必要量は男女や年代で変わりますよねー。ちょっと不思議だなーと思ってました。

https://www.o-kinaki.org/969/

西洋医学では「数値」で判定をおこなっています。
血液検査の項目一つ一つをとってもそうですし、血圧の数値もそうです。
今では認知症診断も、画像検査によって海馬の萎縮度を数値化して診断したりしています。
客観的に診断、判断するためには仕方がないところはありますが、すべてがすべてそれで良いのでしょうか。
例えば画像上では明らかに海馬の萎縮度の数値では認知症と診断されるけどもしっかりされている人もいます。

診断基準のボーダーラインの数値でどうするかは、医者と患者さんの話し合いで決まるのでしょう。
医者の一方的な判断で治療されることも多いかもしれませんが…。

ボーダーラインのときに話し合ってくれるお医者さんがいいですよね。

体の勉強をするときに最初の頃にホメオスタシスという言葉が出てきました。日本語だと身体恒常性とかいうんですかね。なんとなく概念が捕まえづらいなーと思っていて。人間は体の中のいろいろなことを調整しながら一定の状態であろうとしています。意識的にできることではなくオートマチックに体を保ってくれている。体中にセンサーを配置し分析し、ホルモン分泌から筋肉の動きまでも調整する。寒いところに長時間いたらガタガタ震えがして体温をあげようとする、とか。これってすごいことですよね。血圧をある程度一定に保つためにも様々な回路があり、それを調和させているのが人体です。さぁ、お薬飲んでアンジオテンシン止めときましたー血圧下がるよねー!でいいのかどうか。 ホメオスタシスなめんなよってことですよ。きっと。自分の体を一番健康にできるのは自分です。薬(ハーブ、サプリ)のんだから大丈夫、ではなく、飲んだあとにどうなっているのかまで感じられる、考えられるとよいですね。

ナチュロパスは自然治癒力を高めるため、お薬は必要最小限と考えていると思います。私の好きな先生はベンゾーとスタチンは絶対だめ。(ベネフィットよりも害のほうが多いから)高血圧もねーどうしても使うなら利尿剤かなといってました。あくまでもハーブやサプリを使った上での話なのでいきなりお薬をやめたりされませんように。

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