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失恋した時のため息で出るCO2の量って環境に対して大丈夫?
人間が呼吸によって1日に排出するCO2の量は1kgと言われている。
これは、1日の中で軽作業をする人間をベースに算出した数字らしい。
要するに普通に1日過ごしていたらだいたい1kgほど、呼吸によってCO2を大気へ流しているということ。
では、ここで、僕が失恋した時のことを思い出してみよう。
僕の初めての大きな失恋は高校一年生のとき。
何度か話したことがあるのでざっくり説明すると、
【一目惚れした女の子と4カ月付き合ってフラれた】
という淡い思い出。
この時人生で初めての失恋。
今でも覚えてる。
長文のメールで、最後に、
「好きじゃなくなったから別れたい」
ときた。
失恋をする前ってなんとなく予兆があるから、驚きこそしないものの、やっぱりそうだよなぁのショックが大きい。
このメールを読んでいる途中らへんから、めっちゃ動悸が激しくなって、少しだけクラクラする。
で、嫌だ嫌だと駄々をこねるのはダサいという痩せ我慢だけで、
「わかった、今までありがとう」
と、まるで俺は余裕ですよ、みたいな返信をする。
正直、何回も駄々をこねる文章を打っては消して、打っては消してを繰り返して、きつすぎてだんだんと視界が歪みまくってる中での精一杯の決断。
携帯の画面を閉じて、布団に体を預けて、思いっきり息を吸いこんでから、
「はぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…」
これね。
これをここから3時間は最低ずっとする。
あんときこんなことしなければよかったとか、昔のメールを見返して最初の頃はめっちゃラブラブだったなぁ、とか考えながらその合間に、
「はぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…」
を差し込む。
あと途中なんか、あああぁ!!!ってなる時間もあって呼吸が荒くなるから、普段よりもさらにたくさんの息を吐く。
これが失恋の時にでるため息。
まじで1日で普段の100倍は絶対に息を吐いてる。
さぁ、話をCO2に戻して、人が1日に出すCO2の量を1kgとしたとき、全世界の人間でトータル24億トンのCO2を1日で排出しているらしい。
でももしこれが全世界すべての人間が一度に失恋したら、おそらくこの100倍は増えると思うから、
つまり2400億トン。
この世のすべての石油を集めても2000億トンと言われており、それを1日で人間たちの失恋の泣き声で上回ることができる。
これを365日続ける。
単純計算で、現在1年間で(365×24億トン=8760億トン)のCO2が人間から排出されている。
失恋するとこれの100倍なので、87兆6千万トン。
太陽が1年間に降り注ぐ太陽エネルギーは90兆トンと言われており、失恋だけで、太陽のパワーと肩を並べることができる。
そして、今この100年間で二酸化炭素によって日本の気温は1.06℃上昇しているらしく、失恋することによって、それをたったの1年間で日本の気温を1.06℃上げてしまえる。
10年間で日本の夏の最高気温を50℃にあげることができ、世界で一番暑い場所と言われるアメリカのデスバレーと同じ状況を作り上げることができる。
これが世界でとなったら、氷山溶けまくり。水位上がりまくり。
まじで太陽光と失恋した人間でタッグを組んで地球を破壊することができてしまう。
失恋は心にも、体にも、環境にも良くない。
謎の考察だったけれど、何が言いたいかと言うと、失恋は本当にツラいということ。
でも失恋を乗り越えると人間はその何倍も経験値を得ることができる。
これはしないようにしよう、とか、こうすると相手は喜ぶよなぁ、とか。
それを知ることができる。
だからいっぱい恋をして、いっぱい学んで、失恋をなるべく減らしていこう。
環境を壊さないために、みんな、なるべく失恋を減らしていこう。
それが俺たち人間にできる、最低限のエコだ。
失恋を知る前の中坊の俺。
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