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LIMBO#2

どうも、夢にまで見た変人です。

それは冗談でして肝数値高男でございます。
「LIMBO」をやりはじめたらやめどきが見えなくなってしまい危ない。前に書いた通り、年明け早々に会社で新コロの陽性者が出ちゃって、「人手不足だから来てくれ〜い」言われて会社に行った結果「陽性になった人がす時間前までこの場所にいましたー!」というまさかのトラップにかかってしまい、ってことは ♪もしかしてだけど〜(♪もしかしてだけど〜)♪もしかしてだけど〜(♪もしかしてだけど〜)♪俺って濃厚接触者になるんじゃないの(なるんじゃないの〜 の部分ハモる)の状態になってしまい、新年早々に家族と別居状態になってしまうわけです。
別居状態になってしまったら飯の用意がめんどくさい。時期的にも鍋が美味しい時期なので、大きい鍋に鍋つゆ2つくらい入れて、野菜と肉をしこたま入れて、「二郎系ですか?」くらいのニンニクをぶち込んだものを一発作っとけば、とりあえずは4〜5日飯の準備をしないで過ごせるってことに気がついた俺はさっそくそれを作るわけでございますけれども、調理中も、ついつい Nintendo Switch をキッチンに持って行っちゃって「LIMBO」をやってしまうわけです。

鍋に具材をぶち込んで、火にかけて煮込んでいる間にゲームをやって、煮込み終わったらゲームをやめて熱々の状態の鍋を食ってやろう。そう思っていたんですけれども、ゲームの方にどんどんのめりこんじゃって、やめられなくなっちゃったんですよ。そんで、鍋はいい感じに煮立っちゃって、一度火を止めてゲームを再開して、結局「さすがにもういいか」とゲームを中断した時にはもう鍋が冷えちゃっていて「もう一回温めるか」ってくらいまでになっていましたからね。
もう何時間俺はこのゲームをやっているのでしょうか。この間なんの生産性もありませんからね。マジで時間の無駄遣いってこういうことなのでしょうか。
しかし、まさに今の俺みたいに、隔離のために家族と別居生活をしていて、とにかく暇。新コロの陽性者になった方が仕事をしていた場所に自分も仕事をしに行ったわけなので、自分も菌を保有している可能性だって否めないじゃないですか。なので、次の出勤の時まで誰にも会えない、どこにも行けない状態でとにかく暇なんですけれども、こんな風に時間を忘れて夢中になれるコンテンツが世の中にあふれていることに感謝しないといけませんね。

このテキストを書いているのは2023年1月4日。文章が完成し、いつ公開されるものなのかはわかりませんけれども、どうやら ニンテンドー e ショップで1月12日いっぱいまで196円という破格の値段で買えちゃいます。ケチな性格の俺はこの値段だったので今回購入したのですが、それでも普段は980円で購入できるので、ちょいと贅沢なランチ1回分の値段で、これだけ長い時間夢中になれるってのは幸せなことだとつくづく思います。

というわけで、今回も前回に引き続き「LIMBO」がおもしろい!とべた褒めしまくるテキストでございます。
何がおそろしいって、俺はこのゲームを今日やり始めたばっかりなのです。ソフトをはじめて起動して半日ほどしか経過していないってのに、前回のテキストも含めてすでに5000文字くらいの文章を書いているのです。やばいでしょう?俺。
こんなの、あれですよね。友達の女の子に「すごくいい人がいて、イケメンだし性格もいいし、私もう彼と結婚する!」って超早口で交際相手らしき男性の話をしている女に対して「で、その男性とはいつから知り合いなの?」って聞いたら「数時間前に知り合ったばかり」って答えてしまうくらい、この文章は不安定なものになっているでしょう。
つまりは、まだプレイして半日しか経過していないのに、作品のことを語っている奴ほどヤバイ奴はいないということになります。

というか、別に作品を語っているわけじゃないんですよ。ゲームをしながら、リアルタイムで感じたことって、その瞬間しか出てこないものじゃないですか。ある程度時間が経過すれば、どんなことを考え、思いながらプレイしていたのかは完全に忘れてしまいます。なので俺は今日のテキストでは、プレイした時に何か思えばそれをシコシコ執筆し、また Nintendo Switch 片手にゲームをして何か感じれば執筆。それを繰り返して文章を作り上げていきたいと思います。

2D のゲームはアクション性が高めになりがちですけれども、このゲームはしっかり謎解き要素に重きがあって本当に素晴らしい。そしてその謎解きレベルの、湯加減がちょうどいい。
ゲームが進めば進むほど、確かに謎解きのレベルが上がってくるわけだ。
これまで数え切れないくらい足止めを食らってしまったぜよ。
しかしだ、今のところすべての謎を自力で解決できているのです。
なかなか手強い謎解きにぶち当たるたびに「うーん、ここで詰んでいる時間がもったいないから、攻略サイトを見ちゃおうか?」ってことを頭によぎってしまう。
詰んだら一度来た道を引き返し、何かないか。
あとは周囲のものに触れて、何か動きのあるオブジェはないか。もしくは引っ張ったり押したりできるものはないか?
視野を広げると意外とヒントがあり、結果謎が溶けるのですが、この瞬間のいわゆる「アハ体験」が気持ちよくてたまらない。

謎解きゲームは世の中にたくさんあります。しかし、ハードの進化と、表現の技術が上がったが故に、余計にわかりにくくなってしまい、悩めば悩むほど時間がかかり、気が付けば数日単位で同じ場所で詰んでいることに気がついた時には、人に聞いたりネットで答えを検索したり。あるいは4〜5日かかってしまったけれども、自分で答えがわかった時なんかは「いやいや、こんなのわかるわけないじゃん」「これは俺じゃなくてゲームが悪いじゃんか!」って思ってしまいがちです。
しかし「LIMBO」は今のところ大丈夫。ちょいと複雑な仕掛けがあったとしても「これは俺が悪い」「俺がしっかり周りを見ていなかったからだ」「俺の視野が狭いんだ」などと、すべて自分のせいにできちゃう。そんな程度の難易度である。
とは書いてみましたが、自分が今いるところがゲーム全体の何割のところかはわかりません。まだまだ序盤で本当に過酷なのはこれからなのかも知れませんが・・・。

ところで今俺は、地下の水路みたいなところにいるんですけれども、これは全体の何割くらいのところなのでしょうか?
地面に栓みたいなのがあって、それを引っこ抜くと排水溝が閉じてしまい、水がどんどん溜まっていき、しまいには主人公の背丈を超えてしまいます。
困ったことにこの主人公は泳げないのです。水位が自分の背丈を超えてしまったら溺れて死んでしまうのです。
すぐ近くにははしごがあり、少し高い場所に移動できるんだけれども、その先は行き止まり。水位はこれ以上まで上がってしまうのでここに避難したところでなんの解決にもなりません。

こういう場合、来た道を一旦戻ってみるとそこには可動式の箱がひとつ置いてあります。
それを引っ張って来て、排水溝を閉じてみた結果、水位がどんどん上がり箱も一緒に上昇。箱の上に乗って、いわゆる「浮き輪」の状態にすれば問題解決!と思いきや・・・上昇して行ったところには針みたいなのがあって、水位と一緒に主人公の頭はそこにゆっくりと近づいて来ます。
テレビゲームを30年近くプレイしている俺はもうその光景を見ただけで即わかります「あ、これダメなやつじゃん」ってね。
案の定、主人公の頭に針がぶっ刺さりゲームオーバーに。

しかしだ、画面左上にハシゴがかかっているのが見えた。あそこに木箱を移動させたらなんとかなりそうだ。これも、ゲームオーバーになったが故に見えた景色というか、教訓のひとつかもしれない。
しかしだ、あそこにどうやって行けばいいのだろうか。
謎を超えれそうで、さらに謎が増えてしまった感じ。
ここに来て、「LIMBO」はじめてからいちばんの詰みです。さすがに俺もここでダメか・・・!
と、思い周囲をあれこれ調べた結果。わかった!!
なるほど、アレをアレして、アレしたらアレになって、アレできるのか!

いやはや、謎が解けた。「アハ体験」が気持ちよすぎる。
「もうダメだ、何もわからない」ってところまで追い込まれて。そこでもういっぺん踏ん張って見たところ、答えがわかるこの絶妙なゲームバランス。
こりゃなかなかの名作だぜ・・・!
調べたらこのゲーム、2010年のゲームらしいですね。13年前のゲームか・・・。
俺はこの13年間、一体何をしていたのでしょうかね。

〈LIMBO〉

・My Nintendo Store →https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000011737.html

・PlayStation Store →https://store.playstation.com/ja-jp/product/UP2054-CUSA01664_00-PLAYDEADD11LIMBO

・Xbox →https://www.xbox.com/ja-JP/games/store/limbo/9PNG83MDD6SH

・Steam →https://store.steampowered.com/app/48000/LIMBO/?l=japanese

・App Store →https://apps.apple.com/jp/app/playdeads-limbo/id656951157

・Google Play →https://play.google.com/store/apps/details?id=com.playdead.limbo.full&hl=ja&gl=US&pli=1

というところまで書いたところで文字数が4164文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

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