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夢で終わらせない・・・#4

どうも、長電話しながら手元にあるメモ帳で無意識のうちに「SEX」と書いてしまっていた男の話でございます。

それは冗談でして肝数値高男でございます。
仕事中は特に、ぼーっとしてることが多いなって思う。俺の場合、好きなことを仕事にできなかったタイプの人間なので、仕事は無感情でやっていることが多い。
手では仕事をやっているんだけど、頭の中は真空状態。つまりは、想像や妄想の宇宙が広がっていて、自分でも引いてしまうようなことを考えていることが多い。多分、脳の中の長年のメモリを整理してるんだと思う。

そんな時にだ。ふと、メロディが思い浮かんだ。あれ?これって、シンガーソングライターがヒット曲をリリースした時の雑誌のインタビューなんかで「あの曲はねぇ、ふっと頭の中で思い浮かんで・・・」と、ドヤ顔で説明していたりするけど、まさにソレなんじゃないかって思った。
そのメロディを何度も何度も脳内でリピートすると、今度はそのメロディに歌詞が出てくる。
作詞作曲の完全素人の俺が、こんなにも短期間の間でメロディと歌詞が脳内に浮かぶなんて、ありえないこと。といつことは、これはきっと俺のオリジナルソングなんかじゃない。誰かが作って、すでに世の中に出ている既存の曲なんだ。
そう理解した瞬間、今度はメロディ、歌詞に加えて、アレンジさえも浮かんできた。あーあー、この曲。知ってるぞ。俺の iTunes のラインナップの中には間違いなく入っている曲だ。でも、誰の曲だっけこれ。
俺の意識は、脳内で鳴っている謎のメロディ、歌詞、アレンジに寄せられていった。もう、こうもなれば仕事どころではない。

頭の中で鳴っているメロディ、歌詞、アレンジに最大級の意識を寄せてみた。すると、男性の歌声が聞こえた。「ああ、これはあの歌手のあの曲じゃないか!」と、すぐにわかった。
しかし不思議なことに、この曲ってのは実はそこまで特別好きだって曲ではないということです。数あるその歌手の歌の中の1曲で、昔から知っている曲ではあるんだけれども、多分、数回しか再生したことのない。自分の中では印象がとにかく低いこの曲が、どうして急に頭の中でこんなにもヘビロテしているのだろうか。不思議な気持ちになってしまった。

ふいに頭の中で流れた曲が、誰のなんの曲かわかった瞬間に、まさに「アハ体験」のようなことができたのです。気になって気になって仕事に集中できないくらいだったんですけれども、誰の曲かわかったことで気持ちはスッキリ。そこからはなるべく仕事に集中するのでした。

そんなことが日中あった日の夜。仕事を終えて、家に帰って来て、飯を食って、風呂に入った時でした。風呂に入っている時間ってのは、基本的にボケーっとしているので、今日あった出来事を思い出してみたりします。
まさにこの日、自分の中ではそんなに印象に残っていない曲が、ふいに脳内再生して、誰の曲だったか自力で思い出して、アハ体験した時のことを思い出してみたんですけれども・・・なんということでしょうか。その曲が、誰の、何て曲だったのか、思い出せない。なんだったら、その歌手の声も、アレンジも、歌詞も、メロディも、何もかも思い出せない。いわゆる「ど忘れ」した状態。
「今日はとある歌手の曲が急に脳内再生された」ってことだけ、頭の中に記憶として残っているんですけれども、それが誰の何なのか、全く思い出せない。綺麗さっぱり、記憶から消えてしまったのです。
この日2度目の「アハ体験」ができるのではないかと、この曲が頭の中で脳内再生された時間帯にやっていた仕事のことなんかを考えながら、再度思い出すことはできないかと試してみたんですけれども、やろうとすればするほど、その記憶はどんどん遠くに離れて行ってしまうような、そんな感覚に陥ったのです。

で、そのあとにこの文章を執筆しているんですけれども、結局誰のなんて曲だったのか、歌詞の一部も、メロディの一部も、アレンジの雰囲気も、歌手の声も、何もかも思い出せない。もう、完全にだめっぽそう。
ヤバイよなぁ、俺。もしかしてもうまもなく死んでしまうのかな?
30年生きていて、こんな感じの記憶エラーが起こったことがないので、不安で不安で仕方ないよ。

そんなど変態な俺ですけれども、これ以上この件について話が出てこない上に、文字数的にももう少し書くべきなので、ここいらで「夢日記」でも公開しましょうか。
note はじめてからずーっと「金縛り」になるたびに、どんな不思議経験をしたかをここに記していましたけれども、ここ最近は寝つきがいいのか、金縛りになることがほんとどなくなってしまい、金縛りを報告するコーナー「ステキな金縛り」は完全に凍結状態になっておりますが、その代わりに「夢」を記録すればええやんええやんって思ったのと、あともうひとつ。
これは2000年代のオカルトブームを体感した俺たち世代ならば知っている人が多いと思いますけれども、夢の内容をメモしたり、日記につけたらヤバイっての、聞いたことありません?
現実と夢の出来事がごっちゃになって、発狂してしまうみたいな、そんな都市伝説が15年ほど前にインターネットで流行ったのです。それを聞いてしまったらねぇ。夢で見た光景を、記録したくなるじゃないですか。どんな風に発狂してしまうのか、検証してみたいじゃないですか。
ということで、30代のおじさんが寝ている最中に見た夢をただ紹介しているというどう考えても狂った企画でございます。

この間まで、毎朝寝室で目が覚めてから二度寝してしまい、二度寝の最中に夢を見ることが多かったんですが、最近は寝室にストーブを設置して、毎朝暖かいので、二度寝することながなくなってしまい、同時に夢を見る機会も減ってしまいました。それはそれで、せっかくこのようなコーナーを立ち上げたのに、困るんですよねぇ・・・。

では、今日は最後に見た夢の記録をここに残しておきたいと思います。

夢の中で俺は、スーパーにいました。ここは1ヶ月に数回程度利用するスーパーなんですけれども、奥の方で何か特売イベントでもやっているのでしょうか。ものすごい人だかりができております。
俺なんか頭の悪さ全開の男ですので、人だかりができていたら何が行われているのか気になって気になって仕方ないのです。なんだったら人混みの最後列でぴょんぴょん飛び跳ねて、群衆の向こう側にどんな景色が広がっているのかを確認するのです。

そこはお酒売り場のコーナー。たくさんの機材に、撮影用のお酒がたくさんあって、その中央に眩しいほどの美人さんがいるではないですか。あの方、どこかで見たことがあるなぁ。果たして・・・誰だったかなぁ。
目を凝らして、その人のことをよく見たら、すぐにわかった。あれは、女優の「宮沢りえさん」で間違いなさそうだ。
宮沢りえさんがこんなところで何をしていたのかと言いますと、なんと CM の撮影。こんな田舎町のスーパーのお酒売り場で、CM の撮影をしているというめちゃくちゃな感じも、さすが夢!って感じで最高でしょう。
お酒売り場での撮影なので、お酒の CM で間違いなさそうなのですが、そのお酒が、ビールなのか、チューハイなのか、ワインなのか、焼酎なのか、日本酒なのか。その辺はよくわからない。多分ですけれども、俺が普段酒を飲まないから関心がないだけなんだと思う。

で、どんな構成の CM だったのかと言いますと、ホースで水を放水してスーパーの床を濡らしたところに、お酒が入ったジョッキをシューっと滑らせ、それを宮沢りえさんがキャッチして、キャッチコピーを叫ぶというもの。という文章に「ホースで放水」「キャッチしてキャッチコピー」と、ダジャレ的なものが2回挟まりましたけれども、そこにはそんなに触れずに次行きます。
もう、それはそれは、1回目のキャッチでものすごくカッコよくて、即 OK なのかと思いきや、その後カメラの角度を変えては、何度も同じことを繰り返して、撮影は数時間にも及んでいて、「CM の撮影って、本当に大変そうだなぁ」と、夢の中で思ったのでした。
今回、夢の中で CM 撮影を観ましたけれども、俺はこの30年間、CM 撮影の現場というものを生で見たことがありませんので、想像の中では「きっと撮影、大変なんだろうなぁ」ってのは思うんですけれども、実際はどこまで大変なのかはよく分かっておりません。俺の「イメージ」が、こんな夢を見させているんでしょうけれども、一体この夢、俺に何を伝えたいのでしょうか?
夢占いに詳しいかた「その夢見たあんた、そろそろ死ぬわよ!」的なコメントや DM おまちしております。

いうところまで書いたところで文字数が3690文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。こんな感じのバカしょうもない文章を毎日更新しておりますので、またよければ遊びに来てください。
それでは次回をご期待ください。さよなら、さよなら、さよなら(淀川さん風に)

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