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LIMBO

どうも、30歳過ぎてるのに鼻くそ取って食べる人を信じられますか?のコーナーです。

それは冗談でして肝数値高男でございます。
今更ですけれども「LIMBO」というゲームをやっております。このゲームは6年くらい前からずーっと気になってはいたんですけれども、今の今まで結局プレイせず。気がついたら俺も31歳のおじさんになってしまっていまして、このままだったら「LIMBO」をプレイしないまま死んでしまうぜってことで、やったんですけれども、これが面白い。
そんなことを書いているこの文章は2023年1月4日の夜に書いているんですけれども、先日のテキストで書いた通り、年明け早々職場で新コロで複数の方がバタバタダウンしてしまって、会社に菌があるかもしれない。そんな会社で俺も働いたから俺もヤバイのかもしれない、ということで家族と期間限定で別居生活をはじめたんですけれども、1人で寂しいし、暇で暇で仕方ない。
いや、アレですよ。俺にとって「暇」な時間は、ご褒美でしかないですよ。ここ数年「暇」な時間が一番欲しくてたまらなかったですからね。溜まりにたまった本を読んだり、ずーっと「Disney+」再生しまくっていたり、贅沢な時間を過ごさせてもらています。

年明けにこんな生活がはじまることをまるで予知していたかのように、実は昨年末に Nintendo Switch に6500円ほどチャージしていまして、同時に「ニンテンドーeショップ」という、Nintendo Switch を中心としたゲームソフトのダウンロード版を購入するサービスでは、年末年始セールみたいなのをやっていまして、安くなったタイトルを片っ端からみては、気になったタイトル。ジャケットのゲームをタップして、プロモーション動画を再生して面白そうだったら購入、ってのを繰り返し、その中で購入したのが「LIMBO」
やっと購入しちゃった!って感じ。この感じ、例えるのならば6年前に今の家に引っ越して来て、近所に気になるラーメン屋があるんだけれども、何故かいつもそこには行かないままずるずると気がつけば6年が経過してしまい、今年になってやっとのれんをくぐったような感じ。

入ってみたらこれがまたいい感じの味してるんですよ。
「なんで今までこれをやらなかったんだろう?」と、不思議になるくらい楽しいんです。
これもマイナーなゲームって言ったら失礼になるんですけれども、知っている人は知っていると思うし、知らない人は気になった人だけ調べてもらいたいんですけれども、2年くらい前に「サイレントワールド」というゲームをプレイしていたんですけれども、あのゲームを真っ先に思い出しました。
「サイレントワールド」と同じ、3D のゲームが散々出まくった現代にまさかの2D のゲームですけれども、2D だからって言ってナメてかかったら大火傷する感じのゲーム。やりごたえはそれなりにあったんですが、操作だったりルールが若干複雑だったのです。ま、俺がゲームプレイのセンスがないだけの話で、世の中の皆さんはなんてことなくプレイできちゃうゲームなのかもしれません。

しかし「LIMBO」の場合は、ちょこっとプレイしただけなんですけれども、とっつきやすい感じのいいゲームでした。操作の方がシンプルで、すぐにゲームに没入できるのです。
ゲームの内容は・・・説明の前にとりあえずゲーム画面を観てもらいましょうか。こんな感じのゲームでございます。

ゲームの雰囲気をいちばんわかりやすく伝えるのには、ゲームプレイの動画を添付することですが、なんとこのゲーム、Nintendo Switch の動画撮影は非対応。スクリーンショットしかできなかったので、写真だけで伝えるしかなくて、とりあえず今この文章を執筆中に、これらの写真をアップしてみたんですけれども、映像ははじまってからずーっとこんな感じでモノクロ。画面に突っ立っている棒人間みたいなのが主人公です。

ゲーム開始時から薄暗い森の中にいたんですけれども、ここは一体どこなのでしょうか?そして自分はここで一体何をしているのでしょうか?
この森、とにかくヤバイのです。人がめちゃくちゃ死んでいるし、ヤバそうなバケモノがいるし。自分以外の人間がいた!と思って追いかけて行ったらめちゃくちゃ攻撃されるしでいろいろ狂っていてとにかく怖い。

基本的には、主人公を真横から見たカメラワークで、左右に移動。上に少しジャンプできる程度で、下に空間があれば落下してしまう。
言ってしまえば1985年に発売した「スーパーマリオブラザーズ」と同じルールなんですけれども、攻撃が一切できないのです。敵が出た!って言っても、ジャンプして踏んづけたら「ポコッ」と効果音が鳴って敵がぺちゃんこになってしまう。そんな優しい世界ではありません。
というか、敵もいるっちゃいるんですけれども、そんなに頻繁に出てこない。基本的に静かで自分以外誰もいない、でもそこら中に死体が転がっているみたいな、そんでもって BGM なんかない。風の音だったり、木々が揺れる音だったり、カラスの鳴き声だったり。いわゆる「環境音」しか鳴っていないという空間が、とにかく不気味。不気味で不安な気持ちでいっぱいいっぱいおっぱいおっぱいになってしまいます。

で、このゲームの何が面白いかって、それは「謎解き要素」です。
最初はどんどん森の中を進んでいきますが、途中で自分の背丈じゃ登れない段差があります。さぁ先に進めません、どうしたらいいのでしょうか。ここでわけがわからなくなって Nintendo Switch 本体の電源を消すような人間は今すぐに本体を近所のブックオフに売りに行った方がいいと思います。
そういう時は、来た道を一旦戻ればいいのです。すると、ステージの一部だと思っていた四角い足場を引っ張ることができるのです。
これを、先ほどの自分の背丈じゃ登れない段差のところに持っていけば・・・四角い足場を踏み台にして段差の上へ移動することができました・・・!!
・・・ってのは序盤の謎解きで、謎解きレベル1にも満たしていないものとなります。

次に、テンポよくステージを走っていたら、次の瞬間。どうやら足元のこんもりしているシルエットが、実はトラバサミの仕掛けだったみたいで、それに挟まれた主人公が身体バラバラになって即死してしまいます。その辺に転がっている死体と同じ無様な結末を迎えることになります。めちゃくちゃ怖い。
ゲームオーバーで一度画面が暗転した後は、即死トラップの寸前でゲームが再開されます。これが俺みたいなゲームプレイのセンスがない人からしたら嬉しい。というか現代のゲームならではの仕様なんだと思います。これが例えば、最後にセーブした場所からやり直しだとか、ステージの最初からやり直しだったらとっくの間に心が折れてしまっているでしょう。
いやはや、かれこれ20年以上前、自分がガキだった頃はそれくらい鬼畜なゲームをやって育ったはずなんですけれども、どうしてここまで根性のない大人になってしまったのかは不思議な話でございますが・・・。

このゲームはとにかく死にまくりです。まるで「魔界村」と一緒。何度も死んでは、その先のステージの仕掛けを頭で覚えて、次はそれを避けてその先へ行けたのは行けたんだけれども、その先でまた別の仕掛けでミスをしてしまい、そこにはこんな仕掛けがあるってことを覚えてまたリベンジ。これの繰り返しなのです。
こういうゲームをやっていたらよく起こる不思議な現象なんですけれども、いい感じんところまで進んだんだけれども、気が緩んだところでミスしてしまい、死んだ場所の前からプレイ再開。しかし、初見で奇跡的に回避できた仕掛けが、その後のプレイでなかなか超えられない。10分とか、下手したら15分とか、何度も何度もそこで引っかかりミスをしてしまい、その前のチェックポイントに引き帰されてしまうのです。
さっき、初見でここなんの気なしに回避できた仕掛けだってのに、2回目以降がこんなにも乗り越えられない仕掛けになるという不思議な現象でございます。
つまりはアレです。「ここでこの仕掛けくるぞ・・・!」ってことがわかっているからこそ、引っかかってしまうみたいなトラップとでも言っておきましょうか。
何も知らない、フラットな状態の方が逆に引っかからないみたいな、俺の感覚ではありますけれども、そんな不思議な仕掛けがいくつかあって、このゲームはよくできているなぁと感心しました。
そんな「LIMBO」のプレイ日記、気が向いたら続きを書きます。

〈LIMBO〉

・My Nintendo Store →https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000011737.html

・PlayStation Store →https://store.playstation.com/ja-jp/product/UP2054-CUSA01664_00-PLAYDEADD11LIMBO

・Xbox →https://www.xbox.com/ja-JP/games/store/limbo/9PNG83MDD6SH

・Steam →https://store.steampowered.com/app/48000/LIMBO/?l=japanese

・App Store →https://apps.apple.com/jp/app/playdeads-limbo/id656951157

・Google Play →https://play.google.com/store/apps/details?id=com.playdead.limbo.full&hl=ja&gl=US&pli=1

というところまで書いたところで文字数が4086文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

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