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2024年お祭り男

6月だ〜!6月がやってくるぞ〜!!!と、専門家の先生がメガネのズレを直してから凝視してしまうほどのおかしなテンションではじまった今回のテキストを書いているのは、5月29日の20時過ぎでございます。
この文章が公開されているのは、おそらく6月のどこかでしょうか。初夏の気持ちいい毎日を、股間をギンギンにさせながら過ごしているのではないかなと思います(もちろん、俺ではなく読者の皆さんが)

6月になり、さすがのデッカイドウも暖かくなってくると、野外でのイベントなんかが増えて来ますよね。いわゆる「夏祭り」という奴です。
「夏祭り」は、野外でのイベントですので、当然 天候に左右されてしまいます。雨が降ったらカオスですし、逆にギラギラに暑いと死ぬほど汗も流れて日に焼けるしシーキビです。
しかも、とんでもない数の来場者で、夏祭り会場は満員電車みたいになってしまっているので、あちらこちらから汗のニオイがするし、かと思ったら香水のニオイもするしで、カオスな現場!
というか、この場を使って思っていることを書いちゃいますけど「夏祭り」なんか、陽キャラが行くような場所ですよ。どうせ、俺たちみたいなナメクジ野郎たちが行くような場所じゃないですよ。あんな場所に行ったら、1分もしないうちに「人酔い」してしまって溶けて消えてしまうでしょう。我々はカーテンを閉め切った部屋の中で過ごしているのがちょうどいいのです。
俺なんか・・・ナメクジ代表みたいな男ですので、「夏祭り」なんか当然、好きなわけ・・・

・・・ないわけ、ないですよ。

というか、夏祭りメッチャ好きですよ。
今住んでいる地域にも、7月くらいにお祭りがあるんですけども、お祭りの日はわざわざ休みを取っていますから。
そんでもって、バカ早朝に起床して、10分おきにカミさんに「何時になったらお祭りいく?」ってしつこく聞き倒して、カミさんもそれがウザくなって来ちゃって「うるさーい!あと1回同じことを聞いたら離婚!」だなんて言われたらして。
で、我慢ができずに朝イチでお祭り会場に行ってはみたものの、各出店がまだ準備前でなにも販売していない。それを自販機で買った飲み物を片手に道の脇で「まだかな、まだかな」と、お祭りがはじまるのを待つくらい、お祭りが大好きな俺でございます。

とは言っても、「夏祭り」なんてのを楽しいって思えるようになったのは、大人になってからでしょうか。若い頃、特に10代の頃なんか本物のナメクジ男でしたので、夏祭りなんか行きませんでしたよ。
中学校時代なんかは、校内で鉢合わせをしてしまったら「バイオハザード2」の「タイラント」のようにボコボコに暴力を振るってくる「阿部先輩」みたいなのがいましたから。学校内で鉢合わせしただけで、あんなことをされものですから、これがもしも「お祭り会場」だったら何をされるかわかりません。
きっとお祭りのテンションで、阿部先輩もかなりハイになっていますから、きっと俺の命は完全に消滅してしまうような、そんなことをされるのではないかなと思って、自ら夏祭りに行くことを辞退しておりました。
そう言うこともあってか、高校時代もほとんど行かず。20代になってから徐々に行き出したかな・・・。

このテキストを読んでいるナメクジ読者の方には申し訳ないんですけれども、俺ってめちゃくちゃモテるじゃないですか。俺は夏祭りなんかそこまで行きたくはなかったんですけれども、コレ(小指)が行きたいって騒ぐもんで、仕方なく行っていましたよ。いや〜申し訳ないね、俺がモテすぎて毎年夏には必ずコレ(小指)がいるような男で。
・・・もちろん嘘ですよ・・・ちゃんと笑ってくださいよ。

20代の終わりくらいまで「行けたら行く」程度の夏祭りでございましたが、2020年代に入ってまさかの「コロナ禍」がはじまってしまい、こういったイベントが軒並み中止になってしまったじゃないですか。やっぱりアレを喰らってしまうと、それまでそんなに好きじゃなかった「夏祭り」も、なんだか輝かしいものに見えてしまうものです。

2022年あたりから、コロナは完全には消えていないけれども、少しずつ夏祭りなどのイベントが再開されていきました。そのあたりになると、俺はもう夏祭りが愛おしくて仕方ないおじさんに変貌してしまっておりました。
そして2024年、コロナ禍からそれなりの年数が経過し、完全にコロナがなくなったわけではないけれども、2020年以前のように世の中のさまざまなイベントが再開されるようになりました。
夏祭りには、いろんなタイプのものがありますな。街や企業が企画したイベントなんかもありますが、そういうのって「6月の第一土日」みたいな感じで、日付ではなく土日のタイミングで開催されるじゃないですか。そういうのもいいんですけれども、その中でも俺が好きなのはやはり「神社祭」です。

各市町村に神社があり、その場所にお鎮まりいただいた神様へのご奉仕をする場所であり、この神様へのご奉仕こそが「お祭り」であるということを、少し前に AI に教えてもらいました。
「神社祭」ってのは何がいいかって言うと、基本的に毎年「開催日」が決まっているところでしょうか。人がたくさん集まることを狙って土日に開催するとかそういうことではなく、定められた日がその年 平日のど真ん中であっても容赦なく開催されるところです。
年によっては開催日が土日と被り、ものすごい来場者数になることもありますが、俺の中では平日のど真ん中に開催されているあの感じがすごく好きです。夜になったら仕事帰りのサラリーマンやカップル、家族なんかでめちゃくちゃ人が増えるのもいい感じですけれども、それよりは昼間のあの閑散とした感じが好きだな。

昼の時間帯になりますと、主に学校帰りのジャージを着た中学生や制服姿の高校生。ものすごい勢いでチャリを爆走させながら会場入りする小学生たちがメインです。
そこを、瞳の見えないサングラスと、スターダスト☆レビューのツアー T シャツと短パン姿で会場内を練り歩くのです。

俺の場合、世の中の暦とは全く関係のない、シフト制の仕事をしていますので、タイミングが被れば平日のど真ん中にお祭り会場に行けちゃったりもするのです。
主に小学生たちに「あれ?あそこ歩いている人、どうみても大人だよね?というか、おじさんだよね?平日の昼間なのに“会社”とか行かなくていいのかな?働いていないのかな?」的な、なんとも言えない視線を感じながらお祭りを楽しむこそが、俺の夏の風物詩でもあります。

2024年の夏は、ちょいと本気を入れて、いろんな地域のお祭りに行ってみようじゃないかという意識が俺の中でありまして、今まで一度も行ったことのない地域の夏祭りや、10年くらい行っていないお祭りなんかにも行ってみようと考えました。と言うことは、それに合わせて仕事の休みを申請しないといけないので、5月の中頃にインターネットを駆使して、いろいろ調べ出したんですけれども、行きたいところがありすぎて困った!

なんだったらガッツリ有休をもらって全部行っちゃいたいところですが、なかなかそうも行かないんですよ。まぁ、何日か取りますけれども、それ以上は・・・ってのは、社会人の方ならばなんとなくわかってくれるでしょう。でも、こんなことを書いてしまったらひろゆきさんあたりに「有休って、労働者の権利ですよね。取っちゃえばいいんじゃないですか?取ればいいのに、遠慮するとか、頭悪くないですか?」ってリモート画面越しに言われちゃいそうです。
そうなんだよなぁ・・・わかるんだけれども、やっぱりそれはシーキビですよ。
って言ったらきっとホリエモンさんあたりは「有休を好きに取れないような会社はブラック企業だ!そんなところで働いている意味ない!すぐに転職するべきだ!」だなんて怒られちゃってあわわわわわわわ!と、血を吐いてぶっ倒れてしまいそうです。

と言う感じで、いくつになってもいつの時代になっても、会社に飼われた犬の俺でございますけれども、可能な限りで「お祭り男」になってやろうと思います。そこでの出来事も、人生の思い出のひとつとして、note でテキストにおもしろおかしく書けたらいいなと思います。
とは言っても、俺の「夏祭り」の楽しみ方と言えば、車で会場に行き、「暑いなー」もしくは「雨やべー」って言いながら会場内を散策して、露天で買った食べ物を頬張って「美味しいーッ!」ってシャウトして、その年その年のトレンドが反映されたような露天のメニューを見てあれやこれや思ったり。そしてそのお祭りが「神社祭」であれば、その土地の神社にお参りに行く。という感じで行動パターンは同じですけれども、それをどう面白おかしく、変わり映えも作れるのかってことを考えたら今から興奮が止まりません。

note の毎日更新をはじめたのが2020年。最初の頃はこういったイベントには行けませんでした。そんな日々でも俺は他のことで楽しく過ごせており、それを note でコンテンツにできていましたが、今年はついに、家にこもっているだけではなく、刺激を求めてどんどん外へ繰り出した経験を note でコンテンツにまとめることができ始めている。いろいろあるけれども、なかなかに楽しい毎日だ。今の暮らしに感謝をしながら、今日のテキストはおしまいにしたいと思います。では、また来世でしましょう。


というところまで書いて文字数が3964文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。明日も元気いっぱいにテキストを更新しますのでその時また会いましょう。 ・・・俺が逮捕されていなければ。

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