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もしも俺が○○だったら SEASON2 #16

どうも、湘南乃風のお客さんがタオルを楽しそうに回しているライブ映像をよ~く観たら1人だけ臓器をぶん回している奴がいるような気がするねん、と言ってくるエセ関西人です。

それは冗談でして肝数値高男です。

俺くらいの大金持ちになると昼間っからイタリアンレストランで優雅に食事なんかしちゃったりしますよ。あまりこういう話をこういうところで書いたら、女の子がいる場所でかなりの高確率で「俺はハワイに別荘がある」と、仕事で大成功したお父様が所有していたハワイの別荘の話を持ち出す尿酸値高男くんのように金持ちマウントしている奴みたいで嫌なんですけれども、事実なので仕方ない。
なんていうお店によく行くのか、庶民の皆様に特別に教えますよ。緑色の看板に赤い文字で「サイゼリヤ」って書いているお店なんですけれどね。そこで優雅にピザなんかをつまみながら店員を呼び「このピザを作ったシェフを呼んでおくれ。」と言い、やってきたシェフに対して「このピザにこのスパークリングワインのアルコール抜きのような飲み物はよく合うね。君は本物のシェフだ。」みたいなことを言ったり言わなかったりしています。

先日も母の通院の付き添いの後にサイゼリヤで食事をしたんですけれども、お店の中がまさかの激混み!普段は注文してからスグに食事が運ばれて来るんですけれども、これがなかなか来ないのです。まぁこんだけ混んでいたら仕方ないよねってことで紙ナプキンなんかをつまみ喰いしながら空腹をごまかし過ごし、ようやく食事が運ばれてきました。フォークとスプーンを取り出し、さぁ食べようかって時に事件が発生。
なんだかとんでもないニオイが俺の鼻を攻撃。何が起こっている!?と、周囲を見渡すと、なんと近くの席に座っていたルーギャーが、食事を終えて会計に行く前というタイミングで、カバンからサッと香水を出して己の首筋あたりにシュッシュしているではないですか!

香水のニオイの強さにビビった。ほんの2〜3回シュッシュしただけで、もう香水のニオイしかしない。料理の美味しそうな香りは完全に吹き飛んでしまいました。そのせいで、食欲の方も完全ではないんですけれども数段落ちてしまいました。フツー、そんなところで香水使う?絶対におかしいでしょう。俺の周囲のお客さんたちも同じことを思ったべな。ここが日本だから誰も何も言わなかったけれども、外国だったら相当なサイゼリヤーのお客さんが憤慨して拳銃をぶっ放してルーギャーの脳を撃ち抜いていたに違いないでしょう。こんなのテロ行為だよ。あったまに来たので俺も屁をぶっ放してルーギャーにスメルハラスメントをしたかったんですけれども、32歳になるいい歳した大人なのでやめました。もし俺がまだ30歳だったら間違いなく屁をぶっ放していたでしょうね。あぶなかったなルーギャー。俺の殺人的屁のニオイを嗅がないで済んで、命拾いしたな!

でもこれ俺だから屁をぶっ放すで済まされますけれども、もしも俺が「バイオハザード4」の主人公のレオン・S・ケネディだったら「泣けるぜ」って言っているでしょうね。もしくは俺が令和の若者だったら「え、まって」って言っているでしょうね。もしくは俺が1990年代半ばのギャルだったら「チョベリバ」って言っているでしょうね。もしも俺が金八先生だったら「何度でも私は言います!!あーたー方はまだ16歳!!死ぬなんて言葉を使うな!!!」と言っているでしょうね。もしも俺がプロゲーマーのたぬかなだったら「こんなサイゼリヤで香水ぶっ放すルーギャーに人権、あるわけ無いだろ。調子のんな。コッチはサイゼリヤで香水をぶっ放すルーギャーにキチ〜んだよ。でも言わせて、私デブとハゲには優しいから。」って言うでしょうね。

アタマに来たと言えばもうひとつ良い感じの話がありますよ。コロナウイルス蔓延から3年の師走。まだコロナウイルスが完全になくなったってワケじゃないんですけれども、コロナ禍前くらいの勢いでいろんなところで忘年会が開催されておりますわね。
人付き合いが伝説的レベルで悪い俺ですら、今月はかなりの数の集まりに誘っていただいて、感謝でしたかありません。
これは誘っていただいた集まりのひとつの話なんですが、数日前、遠方に住んでいてなかなか会うことのできない同級生がこちらに来るとのことで、そいつを中心に、集まれる同級生だけ集まって、食事に行こうって話になりました。集まった場所というのが、市内にある高層ホテルの最上階である15階の、一面ガラス張りで街の景色を見下ろせるという良い感じのレストランです。

1階のロビーで同級生たちと合流し、エレベーターに乗って最上階である15階に行くことに。地下1階に止まっていたエレベーターが1階にやってきて、中から元気の良い子供達を連れた親子連れが1階に降りてきました。そのエレベーターは上の階に上がるエレベーターだったので、それに乗り込み、あとは15階のボタンを押して上に行くだけ。と思ったら、15階のボタンはもう押されているのです。というか、2階、3階、4階、5階、6階、7階、8階、9階、10階、11階、12階、13階、14階、全部のボタンが押されている。各階に上の階に行きたい人がいる・・・ってわけもありません。
これ、多分なんですけれども、さっき地下から1階にやってきた家族連れにいた子供・・・というかクソガキたちの仕業としか考えられません。それか親が頭のおかしい奴で、子供達に向かって「お前ら、こういうイタズラ楽しいぞぉぉぉぉ〜〜〜!」と、全部の階のボタンを押してうきゃきゃきゃと笑ったのかもしれない。
いや、そんなわけはないとは思うけれども、にしても子供たちが他の階のボタンを押しまくっているのを注意して止めなかった親も相当ヤバいと思いますよ。

すべての階のボタンが点灯しているのを見た俺たちは「なんだこれ?」とすでにキレ気味。各階にエレベーターは止まるけれども、当然誰も乗ってこない。「閉める」のボタンを押して次の階へ。ドアは開くが誰もいない「閉める」次の階へ、誰もいない、「閉める」の繰り返し。途中から「閉める」のボタンを連打するのでした。これを目当ての15階に行くまで延々繰り返しましたからね。アタマおかしくなりそうになりました。今スグに1階に戻ってさっき乗っていた家族連れに人糞を投げつけたい気持ちでいっぱいでした。
スゲー時間かかって15階に。2世紀くらいかかりましたよ。どこの誰か知らない家族のせいで無駄な時間を過ごしてしまいました。嫌になってしまいますね。

でもこれ俺だから「嫌になってしまいますね」で済まされますけれども、もしも俺が「バイオハザード4」の主人公のレオン・S・ケネディだったら「泣けるぜ」って言っているでしょうね。もしくは俺が令和の若者だったら「え、まって」って言っているでしょうね。もしくは俺が1990年代半ばのギャルだったら「チョベリバ」って言っているでしょうね。もしも俺が金八先生だったら「何度でも私は言います!!あーたー方はまだ16歳!!死ぬなんて言葉を使うな!!!」と言っているでしょうね。もしも俺がプロゲーマーのたぬかなだったら「こんなエレベーターのいたずらをする家族に人権、あるわけ無いだろ。調子のんな。コッチはエレベーターのいたずらをするキチ〜んだよ。でも言わせて、私デブとハゲには優しいから。」って言うでしょうね。


というところまで書いたところで文字数が3179文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

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