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名作トライアル#125 スーパーマリオアドバンス4

どうも、犯罪を重ねて日本横断する YouTuber です。

それは冗談でして肝数値高男です。

こいつらチョベリバだな!どうかしているよ!
こいつらは働かないで、金も払わないで遊び倒して、反省することもなくめちゃくちゃ楽しそうだし、見ていて悔しくて涙が出てくるよ。
一方で毎日社会のために働いていて、職場に移動するのにちゃんと交通費まで払って、まともな遊びは少ない休日でしかできないという。やってられないですね!
やるせない気持ちになった方はもう学校や仕事をサボって家にこもってレトロゲームでもやっていたらいいのではないでしょうか、ということで今日は「名作トライアル」のコーナーでございます。

前回「スーパーマリオアドバンス4」のカード e リーダーを使った新規コースを遊んだ感想文を書きたかったんですけれども、書いている最中に楽しくなっちゃってね。多分執筆した日のお昼に食べた白身魚のフライに媚薬でも入っていたんだろうかね。途中でふざけ倒しちゃって、気がついたらリミットの3000文字を超えていたという、俺の中では高得点のテキストを書いたわけでございますが、今日こそは本題に入れるように頑張りたいと思います。

カード e リーダーのコースを遊ぶ前にタイトル画面にある「オプション」の項目が気になったのでそこを選択してみました。というか「オプション」に一度もアクセスしていない、すなわち「初期設定」の状態でとりあえずは本編をクリアしたので、俺はここにアクセスする必要はないと思ったんですけれども、ここにアクセスして、どんな設定ができるのかを見るのもゲームを遊ぶ上での小さな小さな楽しみだと思っているので、アクセスしてみます。

すると、なんとなんと!!!「振動」の「あり・なし」の項目があるではないですか!!!
え??振動?ゲームボーイアドバンスって振動したっけ?
完全に頭上にはてなマークが表示されました。しかも初期設定では「なし」になっているのです。
オイオイオイ、これはどういうことだよ。「あり」にしたら振動するの?というかゲームボーイアドバンスに振動機能があるってのは当たり前のことで、世の中のほとんどの人が知っていることであって、俺だけがこの20年以上もの間知らないで生きていたってことなのか!?
パニックで糞尿を垂れ流しながらも、とりあえず「あり」にしてみると、このような表示が。

はいはいはい、そういうことですか!!!
この画面で「はい、そういうことね!」と速攻で理解した方は、もう20代後半、下手したら30代以上なのではないでしょうか?
これはどういうことなのか、結論から言いますとゲームボーイアドバンスに振動機能は・・・ありません。じゃあこれはどう言うことなのかと言いますと、ゲームボーイアドバンスと並行して稼働していた当時の任天堂の据え置きゲーム機「ニンテンドーゲームキューブ」ってのがありまして、それの周辺機器に「ゲームボーイプレイヤー」ってのがあったんですよ。
調べたら当時5000円で販売されており、ゲームキューブ本体の下の部分にガツンとドッキングさせるのです。「ゲームボーイプレイヤー」って名前がついているくらいですから、当然本体にはゲームボーイシリーズのカートリッチの差込口がありまして、そこにソフトをぶっ刺し、付属の専用ディスクをゲームキューブに読み込ませ起動するとアラ不思議!テレビ画面で「ゲームボーイ」シリーズのソフトを遊ぶことができちゃうのです!

対応ハードは初代の「ゲームボーイ」から「ゲームボーイカラー」そして「ゲームボーイアドバンス」の3ハード分も対応しているという素晴らしい周辺機器でした。と、過去形で書いているんですけれども普段このテキストを執筆しているでお馴染みの我が家の作業部屋のデスクの上に、モニターに接続された状態で「ゲームボーイプレイヤー」がドッキングされたゲームキューブがいまだにあり、スグにモニターでゲームボーイシリーズのゲームができる状況です。いいだろう〜羨ましいだろう〜。

ゲームキューブを介してゲームボーイシリーズのソフトを遊ぶということになりますので、当然「ゲームキューブ」の専用コントローラーを使ってゲームボーイシリーズのソフトを遊ぶことになるんですけれども、これが当時、画面上では「ゲームボーイ」のゲームなのに、手元にあるのが「ゲームキューブ」のコントローラーってのが新鮮だったんですよ。この感じ・・・わかってくれるかなぁ・・・。と、20年前の当時、あたかも自分がゲームボーイプレイヤーを所持していたかのような書き方ですけれども、もちろん俺のものではなく、当時近所に住んでいてお父さんが会社の社長で大金持ちだった同級生エビスくんの家でやらせてもらった時の話です。なんてったって当時の俺は土管に住んでいましたからね。

つまりはこの「振動」のオン・オフの設定ってのは、「ゲームボーイプレイヤー」で遊んでいる時にのみ適応される機能ということになります。ゲームキューブの頃になりますと、専用コントローラーに振動機能は当然ついていましたからね。今でこそ 3D 振動がどうのこうのとか、振動があって当たり前じゃんって話ですけれども、当時はひとつ前の世代のハードでようやく振動機能がついたばかりですから、ゲームの中のシーンに合わせてコントローラーがブルブル震えたらそれなりに感動していましたし、振動がないよりはあった方が当然臨場感を感じることができていました。ゲームのしすぎて首や肩がバカ痛くなったら患部にコントローラーを当ててブルブルさせとけばマッサージ機になりますし、股間に当ててブルブルさせておけば大人になれますし、ゲームのコントローラーの振動機能ってのは俺たち世代、もしくは俺よりも先輩の世代にはそれなりの思い入れがあると思います。

なんと言いましてもこの作品に「振動機能」がつくってのがどんなに特別なことなのかという話をどうしても今日は書きたい。というのも、このシリーズでテキストを書く度に毎回同じ長文の説明文を書いてしんどいですけれども、この「スーパーマリオアドバンス4」というゲームは厳密に言えば移植作品なんですよ。元は1988年にファミコンで発売された「スーパーマリオブラザーズ3」という名作ソフトがありまして、これが1993年ファミコン10周年の年に当時の最新ハード「スーパーファミコン」に、ファミコンで発売された「マリオ」シリーズの4作品を収録したソフトが発売。
しかもただホイッと移植しただけではない。スーパーファミコンというハードの性能を生かしたリメイクが施されているのです。なのでオリジナルに比べてグラフィックからサウンドまで、パワーアップされているのです。
そんな素晴らしきソフトの中に「スーパーマリオブラザーズ3」が収録されておりまして、この時のスーパーファミコンでのリメイク版をベースに、ゲームボーイアドバンスに移植されたものが「スーパーマリオアドバンス4」ということになるのです。

ということはですよ、オリジナルの「ファミコン版」そして移植のベースにもなった「スーパーファミコン版」どちらもコントローラーに「振動機能」がつく前のハードなのです。ということは、スーパーファミコンのゲームをプレイして、コントローラーがブルブルするという経験は基本的にはできないことなのです。
しかし、「スーパーマリオアドバンス4」では、スーパーファミコンからゲームボーイアドバンスの移植にかけて、若干の映像や音源の変化はあるものの、特にテレビモニターでプレイしたらまるでスーパーファミコン版をやっているのと感覚的には変わりません。
でも、使うコントローラーは振動機能のあるコントローラー。スーパーファミコンのグラフィックでコントローラーがブルブル震えるんだぜ。これに異常なほどのロマンを感じている俺なんですけれども、読者の方はそろそろ俺が気持ち悪いなと感じ始めた頃でしょうか。

で、どんな場面でコントローラーが振動するのかなと、検証してみたんですけれども、基本的にはマリオが攻撃を喰らった瞬間やミスをした瞬間。あとは「ドッスン」が目の前で落下してきた時なんかもブルブル震える!というわけで今から「Nintendo Switch Online + 追加パック」で「スーパーマリオアドバンス4」をプレイされる方は、振動機能はとりあえず「あり」でいいんじゃないかとおじさんは思うぞ!

あれ?今日も カード e リーダー専用のコースの話に辿り着く前にリミットの3000文字を超えてしまっていた。仕方ない、続きはまた次回書こう。では、今から腹を空かせたワニがたくさんいる沼で半身浴してきます。


というところまで書いたところで文字数が3707文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。


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