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さよなら Apple Watch#2

どうも、ドリンクバーでいろんなドリンクを調合して遊んでいたら何かの力が作用して店内の人間全員パラレルワールドにぶっ飛ばされたスペシャルです。

それは冗談でして肝数値高男でございます。

大事に使っていた Apple Watch が謎の壊れ方をしてしまい、めちゃくちゃ嫌な気分になったので、その時の様子を文章にして読んでくださったみなさまも一緒に嫌な気持ちになってしまうという画期的な連載を書いているわけでございますが、今日は「#2」とタイトルにつくだけあって、前回の続きです。まだ前回のを読んでいない方は、是非とも嫌な気持ちになってもらいたいので上記のリンクから前回のテキストをよろしくお願いします。


Apple Watch が理解のできない壊れ方をしてしまい、朝から途方に暮れ、新しいものを買うべきか、中古でなるべく安くかうべきかいろいろ頭の中で考え、その考えがひっくり返り「そもそも俺はなんで Apple Watch をつけないといけないのだ?」と、考え始めてしまいました。あの時に頭の中で考えたことを、できるだけここに書き留めておきたいと思います。

というのも、俺は「時間」から離れたいと思っていました。最近どうも「時間」との距離感が近すぎるのです。・・・なんてことを急に言われたところで、読者の皆様は、わっしーくんが自分の部屋で小さいおじさんを見た!という話をした時や、つくもひふみくんが息継ぎ無しに陰謀論を熱く語っているのを聞いている時の俺くらいビー玉みたいな目玉になってしまうでしょう。

俺たちのいる地球。ウン先年、ウン万年も前の話なんかイメージでしかないんですけれども、多分、この地球にはもともと「時間」なんか存在しなかったはずです。なんとなく、太陽が昇って明るくなって、沈んで暗くなってのサイクルはあるよなぁとみんな思ってはいたけれども「時間」ってものに縛られることなく、当時の人間は自由に生きていたはずです。
月日が経ち、文明がどんどん発達していき、社会ができて、ルールが出来上がった時に、大勢の人間が「道標」的な感じで「時間」というものがどうしても必要になったのではないかと俺は思います。

つまり「時間」というのはもともとなかったもの。我々人間の祖先が勝手に考えて作り出した、姿形のない存在なので触ることもかじることも、形を変えることもできない。そして社会生活をなんだかんだ10年以上続けている俺はその「時間」に、縛られて毎日を過ごしている。
朝起きて支度をして仕事に行くまで何度も「時間」を確認しています。車に乗っても時間を確認し、職場についても確認。仕事中なんか「時間」でその日の行動を作っています。
本当はもっと時間をかけて仕上げたい仕事があるんだけれども、もうこんな時間。そろそろ次の仕事に行かないと周囲の団体行動ができない。

「締め切り」なんかもある意味時間。提出時間までの日数=「時間」を見て、どんなペースで取り掛かれば提出期限以内に出せるか。内容次第では直前にちょちょいとやればいいものであったり、もしくはいろんな人に確認・お伺いを立てないといけないものであれば、自分以外の人間も絡んでくるのでギリギリになってしまえば迷惑がかかってしまうので、優先度をがっつりあげて早めに行動を取ります。
これも「時間」を強く意識した行動なのかもしれません。

ここ数年のこと。自分と自分以外の人間の「時間」の流れのギャップを感じることがいくつかありました。・・・と、ちょいとカッコつけて書いて見ましたが、簡単に言えば「時間にルーズな奴」が腹たって仕方ないのです。ちょっと例を出しますと、例えばこれは後輩なんですけれども一緒に食事でも行こうって約束をした後輩がいました。俺はこんな名前でありながら基本的にはお酒を飲まないので、後輩にお酒を勧め、運転手として家まで迎えに行くことが多いのですが「17時30分に家に行くね」とメッセージを入れ「了解です」って返って来て、そんで俺もキモいくらい時間に縛られおじさんなので17時30分ちょっきりに後輩の家に着いちゃうのです。
俺の頭の中ではちょうどの時間に後輩がアパートの集合玄関から出てくるのをイメージしていたんですけれども、1分2分経過してもなかなか出てこない。
なのでもう一度「家の前にいます。」とメッセージを送ると「わかりました。」と返事が来るんだけれども、愛も変わらず出てこない。
で・・・どんだけ待たされたと思います?・・・。なんと、そこから20分ですよ??20分も待たされました!!!!

で、何食わぬ顔で後輩が車に乗って来るのです。俺は驚いた顔で「なんかあったのかい?」と聞きます。後輩はキョトンとした顔で「何がですか?」って返してくるので「いや、すごく時間がかかってるじゃん・・・。」と言うと、「あ〜、お風呂に入っていたんです!」ってフツーに答えるんですね。
えぇぇぇぇぇ!?!?!?!?なにそれぇぇぇぇぇぇ!?!?全然理解できないッッ!!!!しかも「遅れてすみません」とか、そういう謝罪のノリは一切感じられず「お風呂に入っていたんです!」ってフツーに報告してますけれども、17時30分に来るって言ったじゃんッッて!!!!
お前の中の「時間」はどうなっているんだ!?って思わずにはいられませんでした。

また別の後輩はちょいと大きな仕事がありまして、それをそいつがメインで取り掛かり、俺がサポート役になったのでした。なるべく早くに資料を完成させておくれよとお願いしたんですけれども待てど暮らせど全然持ってこないのです。さすがに提出日が明日明後日に控えてきたので「もうヤバイって」と後輩のケツを叩いたけれども、提出日前日になっても結局持ってこず。ヤバイな・・・どうするつもりなんだろう。俺のチェックもなしに会議に出すのか。多分めちゃくちゃで俺が怒られるんだろうなと暗い気持ちになっているうちに深夜0時。日付が変わり提出日当日になってしまいました。
するとその20分後、スマホのメッセージが鳴ります。こんな時間に誰だ?と思って確認してみると、その後輩から。

「資料の確認お願いします!」って、データを PDF にしたものを送ってくるのならばまだわかります。しかしそいつは、パソコンで編集中の Word の画面をスマホで直接撮影してきたものを送ってきやがったのです。
しかも、やっすいパソコンのディスプレイって、スマホで撮影するとノイズがかかるというか、ザラザラして見にくいあの感じ、わかります?
もう俺は顔が真っ赤っかになってしまいました。その場で自分のスマホを粉々に噛み砕こうかなと思いましたよ。
いやいや、だ〜か〜ら!なんでもっと早く取り掛からない?って。俺の確認があるんだから、もう少し早くやれって。これ、当日の朝に提出でしょ?ってことはもう9時間後とかには提出しているわけじゃない?で、こんな時間に俺が確認?俺って何?先輩ですけれども?24時間やっているコンビニだとかって思われているわけ?スッゲー迷惑ですけれども、バカにしているのですか?お前には「時間」ってのがないのか!って。どう考えても先輩に確認させる「時間」じゃないだろって!!!!!!

自分で言っちゃいますけれども俺は優しいので確認してあげましたよ。iPhone に送られた画像を、そのまま作業部屋の iMac に移して、画像データの上から直接テキストを打ち込んで改善点などをまとめて「ここをこうしたものを再提出しろ」と、いわゆる「やり直し」をかけたのでした。時刻はもう2時を回っていました。
でね。メッセージを送ったんですけれども「既読」が全然つかないの。えぇぇぇぇぇぇーー??もしかして、アンタ、俺に提出して「はい終わりッ!もう寝よ!!」って、まさか寝てるの?俺、一応先輩。一応先輩の俺が眠い目をこすって、貴様様様様様様様の作ったザコ文章を手直ししているんですけれども、ま・さ・か 寝ているのかな〜〜〜?????????

でね、朝になっても「既読」がついていないのですよ。「既読」がつかないまま、仕事の時間に。で、資料が配布されたんですけれども、確認してみると・・・・・・なんとその資料、俺の「手直し」がまったく反映されていない!!
つまりは俺に送ったままのデータが印刷されているだけ。
いや、ひどいよ。マジで信じられないよ。こんな話「怪奇現象」だよ。

と、自分と他人の「時間」の流れがまったく違って見えて、イライラしてはいたけれども、実は「時間、時間、時間」と、時間に強く意識しすぎている自分の方がおかしいのかもしれない、とまで考えてしまったって話を描きたかっただけなんですけれども、ついつい後輩の愚痴話になってしまいました。残念ながらこの2つのエピソード、実話です。
ディテールを細かく書いてしまった結果、長文になってしまい、気がつけば3000文字を超えてしまったので続きは次回へ。
次回もまた後輩の別エピソードで愚痴るか。それか一晩経って「こういう話はあまり書くべきではないな」と改心しているか。自分がどっちに出るかで明日のテキストは大きく変わるべな。とりあえず、今回はここで終了です。読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。そして御愁傷様です。


というところまで書いたところで文字数が3926文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

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