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もしも俺が○○だったら#5

どうも、風がめちゃくちゃ強いのでブルーシートに何本も紐を通して自分の体に縛り付けたら空を飛べるのではないかと考え、親にブルーシート買うからお金をちょうだいとお願いしたら母親が涙ながらに「アンタ・・・そんなアホなことをしていないで・・・働いてちょうだい・・・」と言われてブルーシートが買えなかった人でも買えちゃうブルーシートをご紹介するコーナーと見せかけて幽霊の出るラーメン屋をご紹介するマダム向けのコラムです、

それは冗談でして肝数値高男でございます。
先日俺の家のリフォームなんかをしてくれた Kattyo さんが誕生日だったので、カチンくんとゴーシューくんと3人でお祝いしに Kattyo さんの家に行ったのですが、彼ら3人と会うのにはそれなりの覚悟が必要なのです。
それは「タバコ」です。彼ら3人めちゃくちゃタバコを吸うのです。なんだったら俺が人生で「こいつみたいな奴のことをヘビースモーカーって言うんだな」ってはじめて思ったでお馴染みのカチンくんはこの3人の中では一番吸わない方。
その次に吸うのが Kattyo さん。彼は実年齢と喫煙歴の計算がどうも合わないのです。多分算数が苦手なんだと思います。

そんで最強なのがゴーシューくん。彼の喫煙量は半端ない。なんてったってタバコが消えかかったら次のタバコをスタンバイしているような男ですから。俺からしたらあれは「喫煙」じゃない。「喫煙」というよりは「寿命縮ませ大会」ですよ。喫煙と寿命が縮まる縮まらないといろいろ話がありますが、とりあえずは「寿命は縮まる」という考えでいくのならば、ゴーシューくんは何故にあんなにも死に急いでいるのでしょうかね。不思議なものです。

昔、まだ俺が喫煙者だった時は4人でしこたまタバコを吸ったもんです。狭い部屋に4人でめちゃくちゃタバコを吸い、部屋の中が煙たくてなんだったらそのせいでメガネかけているのにカレンダーの日付読めないくらいまで煙っていましたからね。なんだったらあの部屋にうずらのたまごやチキン、ハムやチーズなんかを1時間30分ほど置いといたら燻製ができたと思います。まさにこの話を会社の同期にしたことがあるんですけれども「君は出会った頃からバカだなと思っていたけれどもここまでバカだとは・・・!」とお褒めの言葉をいただきテレてしまったのが今でも忘れられません。
いやいや、あの時はどうかしていましたね〜。

そんでこれ、今だから言える話なんですけれども、2020年頃から俺は幾度となく禁煙に挑戦しているのですが、何度も失敗しました。それは彼らに会った時にだいたい失敗するのです。
禁煙をはじめて、最初はしんどいですけれども、1ヶ月くらいしたら「イケそうな気がするゥゥゥ〜〜!」って感じになるんですけれども、ちょうどそのくらいの時に彼ら3人と会わないといけない用事ができてしまうのです。
なかなかタバコを吸わない俺を、Kattyo さんあたりが最初に「もしかして、禁煙中?」って気づくんですね。「そうなんですよ〜」と答える俺にフツーにタバコ差し出して「これ、吸っていいよ」って言ってきますからね。最低じゃないですか?こっちは禁煙頑張っているのに。でもでも、当時の俺はそんな「最低」な人が「最高」だったんですよね。「Kattyo さんが言うのならば吸うしかないよね」って、あっさりタバコを吸ってしまったのです。禁煙を決意した時の意識はあっさり崩れました。
2020年、2021年と2年連続まったく同じ流れで禁煙失敗してしまったのでした。

そして2022年。昨年は彼らにあまり会えない1年でした。9月19日にひっそり禁煙をはじめて、1ヶ月2ヶ月は彼らに会う用事ができなかったのですが、3ヶ月経過した時だったでしょうか。また彼らに会わないといけない用事ができてしまったのです。
「今回も勧められたら、断れないかもしれない」って思い、禁煙3ヶ月であることを伝えると「すごいじゃん!もうヤメられるね!」とお褒めの言葉。
しかし・・・それだけ。
「禁煙とかいいからさぁ」とか言って、また意地悪な顔で禁煙中の俺にタバコの誘惑を持ちかけたり・・・しないのです。
「えぇぇ!?今回は誘惑しないの?」と聞くと、3人とも
「いやいや、さすがに3ヶ月も禁煙している人にそんなことはできないよ!」と一言。
それに対して俺は「えー!ひどい!誘惑してくれよ!!!」と怒り、それに対して3人が「ダメだよ!ここで吸っちゃ3ヶ月台無しだよ!我慢しないと!!」と俺を叱り励ますという謎の現象が起こったのでした。禁煙はドラマ性があって面白いでしょう?

今回、2ヶ月ぶりくらいに彼らに会ったんですけれども、相変わらずすごい喫煙量でしたね。Kattyo さんの部屋があんなにも煙たかったらボヤ騒ぎになって消防車が来るんじゃないかってヒヤヒヤしながら過ごしていました。
「タバコ美味しそうだなー」「楽しそうだなー」って正直何度か思ったんですけれども、なんとか耐えれた。耐えれたと言うか、喫煙しない人の過ごし方がわかった感じ。わかったというか、もともと誰もが非喫煙者だったわけだし、思い出したと言うか。そうだよ、俺はもともと「タバコを吸わない人」の暮らしを送っていたんだ。その時の俺に戻ればいいだけの話なのです。

彼らに久しぶりに会ったのでいろんな話をしました。印象に残っている話と言えばゴーシューくんの話。彼の職場が唐沢年明けからインフルエンザが大流行!彼以外の社員が皆インフルエンザ感染でダウンし、「こりゃやばいなぁ」と思っていたら自分も体調不良に。まさに風邪のような症状が出てきたとのこと。

「おいおい、こりゃまずいんじゃないかい?
今のところ、風邪の症状だけれども、まさかこれが“インフルエンザ”なのか!?」

そう思った彼は慌てて医者のところに行ったらしいのです。
「先生、俺インフルエンザかもしれない」と、もしかしたら彼は涙目で訴えたかもしれない。鼻に綿棒を突っ込まれ、鼻の中の粘液が検査に出され、数十分後出た検査結果はまさかの「陰性」
なんと周りがバタバタとインフルエンザでダウンしている中、彼だけ「普通の風邪」にかかってしまったとのこと。
こうして自分の体調不良が「普通の風邪」ということがわかった瞬間、体のしんどさも軽減されたそうです。
「言われてみれば、普通の風邪だね!」の状態になったそうです。
さすがゴーシューくん。彼はやっぱり持っていますね〜。

そんな楽しい時間もつかの間。俺たちが集まった時間は・・・まさかの昼間!いやいや、OL かっ!って話ですけれども、俺が夕方から仕事だったので、16時前に彼らとお別れ。楽しかったなぁと回想しながら家までの道のりを車で移動している時の話です。
俺の家に行くまでの道に、カーブの道があるのですが、そこで事件が発生。
なんと、対向車から車が来たんですけれども、よっぽどテキトーな運転なのか、中央車線にめちゃくちゃ寄った状態で車を走行していたのです。
カーブなので先が見えないので、俺も向こうもすれ違う瞬間にやっとお互いの姿が見えたって感じなんですけれども、もうスレスレ。多分俺の車と相手の車の間は子猫すら入れないくらいスレスレだったのではないでしょうか。

いやー、あの時は本当に、一瞬の出来事ではあったんですけれども、スローモーションになったのを覚えています。
「あ!ぶつかる!!」って思った次の瞬間に考えたことは「ああ、またカチンくんに会わないと」と言うこと。
あっさり彼の職業を晒してしまいますが、保険マンをやっていまして俺の車の保険の担当者でもあるカチンくん、さっき会ったばっかりだけれども、今度はお客さんと営業マンの関係で会わないといけないな、ってまでのことを対向車がすれ違うほんのコンマ数秒の間で考えました。

しかし、運良くギリギリの状態ではありましたが、車同士ぶつかることなく難を逃れたわけです。はぁ・・・びっくりしたけれども何もなくてよかった。
これ、俺だから「はぁ・・・びっくりしたけれども何もなくてよかった。」で済まされますけれども、もしも俺が浅香光代さんだったら「あたしゃ許さないよ」って言っているでしょうね。もしくは俺がマネーの虎に出ていた社長さんだったら「対向車ね、これうちの社員だったら殴ってますわ!アホンダラ言いますわ!謙虚になれよ!!!」って言いますね。もしも俺が松木安太郎さんだったら「なんなんすかこれっ!」って言うでしょうね。もしくは俺が長州力さんだったら「何が言いたいんじゃタココラ!紙面飾りやがってこのタココラオラ!噛みつきたいのか、噛みつかれたいのか、ハッキリしたらどうだコラ!」って言っていますね。もしくは俺が村西とおる監督だったら「安全運転がナイスですね~」って言っているでしょうね。


そんな話を書いたところで文字数が3733文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

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