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さよなら温泉#7

どうも、日本で最初に銭湯の湯船に入浴剤を入れた男です。

それは冗談でして肝数値高男でございます。
友人のつくもひふみくん、アリストテレスくん、そして俺の3人で今月いっぱいで閉店してしまう温泉に行きましたという、こうして書きつづってみると60文字未満で済んでしまうような事を毎日書き続け、気がつけば今日で7日目でございます。1日の出来事を何日にも分けて書くと言うのは、少しの絵の具を水でめちゃくちゃのばして絵を描くみたいな、貧乏くさいことなのです。
そんな貧乏臭さ満載のテキストを1週間もの間連載している最中の暮らしで起こったおもしろい出来事も同時に文章化し、テキストのストックにすればいいのです。これが note を毎日更新する人間の基本的な生き方でございます。

そんな“生き方”を語ったところで俺は全然モテないんですけれどね。童貞のままだし、後輩にバカにされたままだし、先輩からはいじめられるし、実家は燃えたままだし、両眼と口が縫われた白装束の女は毎晩2時に俺の家の玄関叩いているし・・・。
そう言ったどうにもならない俺ですけれども、今日も最後まで薬物疑惑が出るレベルの異常なテンションでテキストを書いていきますので中村倫也さんと水卜麻美さんの結婚報道で生きる希望を無くした皆さま、最後までどうぞよろしくお願いします。

雨の中6時間ほど放置されたつくもひふみくんを車に乗せ車を走らせ、アリストテレスくんがいるであろう地域の方へ車を走らせます。
アリストテレスくんと合流したいんですけれども、なんせ彼の動きが読めない。さっきのグループ LINE では「00で鼻くそをほじっている」って書いていましたが、まだ「00」で鼻くそをほじっているのか。あのメッセージが届いてから20分くらいが経過しているけれども、さすがの彼でも20分も鼻くそをほじっていたらテクノブレイクで死んでしまうかもしれない。
しかも「00」ってお店の名前とかじゃなくて地域名です。その地域、そこそこ広い範囲なので頑張っても探し出せない。なのでまずは彼に連絡をしてどこにいるのかをハッキリさせないといけない。

助手席のつくもひふみくんに「アリストテレスくんに電話しないとダメだね」と話したところ、彼も「ウン・・・」と頷き、そこから5秒ほどの沈黙が。え?何なんでしょうか?この沈黙は。俺たち付き合いたてのカップルだったっけ?いや・・・どう考えても違いますよね。
その沈黙は、つくもひふみくんの言葉で破られました。

「ん?ウチが電話する感じかな?」

・・・そうですね。読者の皆様はまさかの展開に驚いたでしょう。まぁまぁ、落ち着いてください。ゆっくり解説させていただきます。
まず一人称が「ウチ」ですけれども、彼とはじめて出会った1998年頃には既に一人称が「ウチ」だったので、俺的には今更なんの違和感もありません。それはいいでしょう。
しかしその次の「電話するの?」の件ですけれども、つくもひふみくんは俺の大事な友人なのでこのテキストも読んでくれていると思います。なのですべてを教えてあげようと思います。

「道路交通法」って法律がこの国にあるんですよ。そして僕があなたの隣でやっていることが何かわかります?大きくてごっついブーメランをグルグル回しているわけではありません。これは「ハンドル」って言って、「車」というものを動かし、進行方向へ向かうのに大切なものです。「車」って何か知っています?ああ、そうですか。12年も東京で暮らしていたから知らないよね。今あなたが乗っているものこそが「車」なんですよ。ホラ、窓の外の景色が動いているでしょう?
そうなんです、俺がこの「車」を運転しているのです。

「車」を運転するには「道路交通法」という日本の法律を死守しないといけないのです。破ってしまうと罰金を払わないといけないし、切符というものが切られて、次回の運転免許証の更新に時間がかかってしまうんですね。
よほどな「運転免許更新マニア」だったらいいんですけれども、そうではない場合この「更新の時間」が長ければ長いほどしんどいものです。
まぁいろいろな事情がありまして俺はこの「免許更新」はいつも長時間コースなんですけれども・・・。

そんな「道路交通法」の中に、スマートフォンで通話しながら車を運転してはいけないというルールがあるんですよね。なので、こういう場合、「助手席」の人が電話をするのが通常のやり方なのです。
そう、あなたが座っているその椅子。「助手席」って言うんですね。知らなかったですか?ああ、そうですか。12年間も東京で暮らしていたので知らなくても無理はありません。
その名の通り、その席に座ったら俺の助手にならないといけないわけです。なんかゴメンね。同じ1991年生まれで同郷育ちなのに、「助手」だなんて言っちゃってね。悪く思わないでね。
これは決まりなので仕方ありません。俺の横に、例えば「岸田総理」が座っても、「前澤友作さん」が座っても、みんな俺の助手です。

・・・という冗談文章が多いからこの連載がなかなか終わらないんだろうなぁ。読者の皆さん、本当にしつこい文章でごめんなさいね。この後死にますのでどうか許してくださいな。
助手席のつくもひふみくんはスマホを取り出し、アリストテレスくんに電話をかけようとしているんですけれども、ここで問題発言です。

「あれ・・・ウチ、アリストテレスくんのこと、友達登録していなかった!」

さて、順番に解説していきましょうか。
まず一人称の「ウチ」ですけれども、彼は京都の方ではありません。1998年、北海道の片田舎の小学校ではじめて彼と出会った時には既に一人称は「ウチ」でした。これは先ほども解説したのでいいでしょう。
「友達登録していなかった」はかなりの衝撃発言でございます。声優の竹達彩奈さんが「30歳まで恋愛しません!」と、ファンに向けて宣言していたのに2019年6月の30歳の誕生日に「結婚報告」したくらい衝撃的な話なのではないでしょうか。

つくもひふみくんとアリストテレスくんの付き合いはそこそこ長いですよ。あれは10年前。2013年の春に登場つくもひふみくんが住んでた東京まで一緒に遊びに行き、深夜遅くまで一緒に食事をしたではないですか。3人でスカイツリーも行ったじゃない。
つくもひふみくんがこっちに帰ってきた報告の前に、アリストテレスくんは「つくもひふみくんに似てる人を街で見た」ってわざわざ俺に報告してくれました。
で、そのあとそれはつくもひふみくんで間違いなく、彼はこっちに帰ってきてることがわかった時、アリストテレスくんは「今度遊ぶか!」ってすごく喜んでいました。

夏には俺の家でゲームやって映画観て。秋に「Splatoon3」が発売した時にはつくもひふみくん、アリストテレスくん、俺の3人で尿酸値高男くんのネット仲間に混じって「Splatoon3」をプレイしたけれども、彼らレベルが高すぎてなかなか馴染めず。「じゃあ下手くそな3人でやるか!」ってことで、昔東京の八王子の居酒屋で3人飯食った思い出話しから、3人で「八王子eスポーツ部」というチームを結成し、時々3人で仲良くボイス通話をしながら「Splatoon3」をやっていたではないか!
この間お互いのオススメのエログッズの URL をグループ LINE のチャットでシェアし合い、あれはどっからどう見ても「親友同士」のやり取りだったではないですか!

なのに・・・なのに・・・。まさか個々のやり取りで必要な「友達登録」をやだ済ませていなかったとは・・・。
もちろん、アリストテレスくんはつくもひふみくんのこと・・・あらかじめ登録していたんだと思いますけれどもどうなんじょうか?


・つくもひふみ
https://twitter.com/follcmodmw
・アリストテレス
https://twitter.com/Bolk48ii47

とうところまで書いたところで文字数が3385文字になってしまいましたので、一旦ここでおしまいにして、続きはまた明日書きたいと思います。
今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

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