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DVD AUDIO 版 「LOVE SONGS」徹底研究 #1

どうも、飲食店に予約の電話を入れるときに「私、東京でバナナマンというお笑いコンビをやっている、日村と申します」と、必ず言う日村さんじゃない人です。

それは冗談でして肝数値高男でございます。
これを読んでいる方、俺が以前にこのようなツイートをしていたのを覚えている方なんて1人もいないでしょうね。

俺が2003年から今現在も、ずーっとファンをやっているでおなじみの「スターダスト☆レビュー」関連の、とあるレア商品がありまして、いつか手に入れたいなと夢見ていたんですが、それがやっと叶った日のツイートでございます。
9月6日に「詳細は今度 note に書きまっす!」と、やたら上機嫌になって書いておりますけれども、ここに書かれている「今度 note に」が、今から書こうとしているテキストになるんですけれども、まさかの3ヶ月近くも経過してしまった。この間、何をしていたのかって言いますと、忙しかったに一言で済まそうと思えば済ませるんですけれども、すべては俺の要領の悪さでございます。本当に申し訳ない。

つーか、この時の俺、相当テンション上がっていたんでしょうね。まぁ確かに本当に欲しくて欲しくて仕方なかったものだったので、無理もないんですけれども、それにしても「詳細は note で」なんて、いかにも「みなさん俺の note 見てるでしょ?」っていう、上から目線なところがムカつきますよね。いやいや、この日の俺は本当に浮かれていた。そんでもって、こんなツイートをしていたのに、ここから3ヶ月近くものあいだ、その「詳細」を執筆しないんですからね。本当に、俺って病気だよな。

という反省文を書いたところで、本題。一体何を手に入れたのだって話ですが、それについては過去にツイートしたことがあります。そのツイートが、こちらでございます。

2019年にしていたこんなツイート、誰も覚えていないですよね。
スターダスト☆レビューは過去に、メンバーが脱退したタイミングで「LOVE SONGS」というバラードのベスト盤をリリースしています。まずは1994年、初代のキーボーディストの三谷泰弘さんが脱退した時に「LOVE SONGS」が。そのあとに2代目のキーボーディストしてバンドに加入した光田健一さんが脱退後の2002年に「LOVE SONGS Ⅱ」が、それぞれ発売されているのですが、2022年現在メンバーチェンジがないためか「LOVE SONGS Ⅲ」は発売されていないのですが、メンバーの脱退とかどうのこうの関係なく、2002年以降のバラード作品もなかなかの名曲が多いので、個人的にはオフィシャルでリリースしていただきたいなって思いつつ、iTunes のプレイリストで「もしも LOVE SONGS Ⅲ の企画があって、俺がディレクターだったらこういう曲順にするだろう」という妄想で仮想アルバムを作ってみたりしたことも何度かありました。

そんな「LOVE SONGS」シリーズの、第一弾。1994年に発売された「LOVE SONGS」が、なんと2003年に「DVD AUDIO」で発売されているのです。
・・・って書いたら、今度は「その DVD AUDIO って何なんだ!?」って話になりますけれども、これは実際には俺もよくわかっていないので、調べた中での知識で話しますけれども、1990年代の終わり、20世紀の終わりに「DVD」が登場しました。今となっては DVD は主に、映像を観るための、ビデオが収録されたメディアであるイメージが強いのですが、当時は次世代の音楽メディアとして使えないだろうかという狙いがあったようです。

つまりは、音楽メディアといえば、レコードがあって、その次に「CD」が来たわけでございますけれども、その「CD」の次に「DVD」がこれないかという考えでございます。
つまりはあれですよ、ハイレゾ音源がどうのこうのってあるじゃないですか。この「DVD AUDIO」がこれのハシリなのです。
「CD」よりもメディアの容量が何倍も大きい「DVD」では、「CD」を超えた音質で音源を収録できたのです。
「これはいい商売になるんじゃないかい!」と考えた様々なレコード会社は、当時流行だったアーティストだったり、売り上げがある過去の作品の再ブレスのタイミングなどに、この「DVD AUDIO」が世の中に出回ったのですが、SONY の「UMD」くらいほとんど普及しないまま、残念ながら消えていってしまいました。
この時代から20年以上経過した今の時代から、当時を振り返ってみれば、結局長い長い「CD」の時代から、今の「配信」「サブスク」の時代があるわけですけれども、いつの時代にも「最高音質で音楽を聴きたい」と、音質にこだわるリスナーは必ずいるわけで、そう言う意味では「DVD AUDIO」はすごくいいものだと思っていたのですが、やっぱり当時、DVD 再生機の値段が高かったりしたので、結構ハードルが高かったのかもしれません。

「DVD AUDIO」が実験的に世の中に出回っている、1990年代と2000年代の間の時代、ランニングシャツに半ズボンで、鼻水を垂らしながら、河川敷を走り回って、何かを見つけたと思ったら木の枝を持ってそれを突っついて、大きな声で「うんこだ!」って叫んでいたでお馴染みの、バカ全開小学生だった当時の俺に「DVD AUDIO」の存在なんか知るわけもなく、現代にいろいろ調べた結果をまとめてみたんですけれども、大きく間違っているところがあれば是非とも教えてください。

そんな「DVD AUDIO」なんですけれども、20年前でさえ、キャリアが20年もあり、世の中に多くのアルバムを発表したスターダスト☆レビューですけれども、まさかの当時、最新アルバムではなく、1994年にリリースした「LOVE SONGS」が、DVD AUDIO として再ブレスされたのでした。
これはファンの方ならば知っている方も多いのではないのかなって思いますけれども、スターダスト☆レビューの歴代のアルバムの中で、売上枚数が一番高いアルバムがこの「LOVE SONGS」なんですよね。
聞いた話ではリリース後もじわじわ売れていたという「LOVE SONGS」。ここからは俺の想像の話になりますが、「DVD AUDIO」でも、実験的に出してみようかってことで、彼らのアルバムの中で唯一「DVD AUDIO」版がとしてリリースされることが確定したのではないでしょうか。

・・・と、マニアックな文章がしばらく続いてしまいましたので、ここで「LOVE SONGS」の DVD AUDIO 版のジャケットを紹介します。こちらでございます!

どうですか、CD と若干サイズが違うのが、おわかりでしょうか?
実際に CD と並べてみると、こんな感じでございます。

CD と比べると、横幅は狭く、縦に長い。
・・・って、本作品と CD を比較するのならば、CD 版の「LOVE SONGS」を用意した方が見た目的には相当ビューティフルなんでしょうけれども、すみません、「LOVE SONGS」の CD、今我が家にないんですよ。多分ですけれども60kmほど離れた場所にある実家にあるんだと思います。実家の方になかなか行けていく「LOVE SONGS」の CD を回収できなかったので、今回は「Mt.FUJI 楽園音楽祭2021 40th Anniv.スターダスト☆レビュー Singles/62 in ステラシアター」のライブアルバムがちょうど手に取れる場所にあったので、こちらを使いました。CD のジャケットと比べるとこんな感じでした。
しかしだ、DVD のジャケットと比べると、これまた違うのです。

こんな感じで、DVD と並んでしまうと、「DVD AUDIO」のジャケットの方が背が小さいのです。
このサイズ感、もしかして「Blu-ray」のパッケージと同じくらいなんじゃないか!?って思って、今度は Blu-ray のジャケットと比べてみました。
すると、こんな感じ。

これらの写真で、本作品のサイズ感がよく伝わったと思います。
いいでしょう、「DVD AUDIO 版」
希少な製品を持っていたらガチファンであるなんて決まりはないので、持っていたところできっとただの自己満足なんでしょうけれども、ずーっと欲しかったものなのでとにかく嬉しい。
いくら希少だとは言え、それってただ再生メディアが違うだけで、中身は一緒。つまりは「LOVE SONGS」なんでしょ?って話ですけれども、言われてみれば確かにその通りなのです。
しかしだ、実はこの DVD AUDIO 版の「LOVE SONGS」ですけれども、こちら CD 版とミックスが全然違っているのです。ミックスが違うだけじゃなくて、例えば14曲目の「1%の物語」なんかは、本編には収録されていないギターソロが収録されていたりするんですよ。ファンの方でも「は?」と思うでしょう。曲のエンディングの部分で聖歌隊的な美しいコーラスが聴ける箇所があるじゃないですか。あの裏でエレキギターが泣いているんですよ。そんなバージョン聴いたことないですよね?俺が逆にそれを知らない側だったら「作り話だよね?」って思ってしまいますけれども、これマジで俺は一切なんの嘘もついておりません。このまま、ワイルドに音源を無料で公開したいと思うところですけれども、多分それをやってしまえば俺は死刑になってしまいますのでやめておきます。いやはや、本当にあの「エレキギターのソロが入っているバージョンの、1%の物語」って、何なんだろう!?。
そこそこのファンの方でさえ、一度も聴いたことのないバージョンが聴ける、希少で貴重な1枚なのです。

先ほども書きましたが、「LOVE SONGS」の CD は実家にありますので、我が家では Spotify にて、2016年のリマスター版を再生し、DVD AUDIO に収録されている音源との違いを確かめてみたいと思います。
それと同時に、この「DVD AUDIO」版の「LOVE SONGS」を知っているスタレビファンの方がどのくらいいるのか、確かめてみたいってのもあります。「それ知っている!」「なんだったら家にあるよ!」「知らなかった!」などなど、可能であればあれこれコメントをいただけたらなと思います。
そして「そのバージョンは・・・」と、CD とは違う別ミックス、別テイク・別バージョンの正体のことを知っている人は是非コメントや Twitter の DM なりでよろしくお願いします。
・・・って書いておきながら、完全に無反応だったらそれはそれでみんなで一緒に泣きましょう。

それではどんどん、本題に・・・って思ったんですけれども、文字数がかなり大変なことになってしまいましたので、今日のテキストは一旦ここで切らせていただきたいと思います。続きはまた次回。執筆でき次第どんどん公開していこうと思いますので、興味がある方研究の最後までお付き合いの方よろしくお願いします。

というところまで書いたところで文字数が4675文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。毎日更新しておりますので、よければまた遊びに来ください。
それでは次回をご期待ください。さよなら、さよなら、さよなら(淀川さん風に)


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