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もしも俺が○○だったら SEASON2 #17

どうも、童貞を物理的に殺すセーターです。

それは冗談でして肝数値高男です。

普段はあまり買わないんですけれども、先日コンビニのチルド食品を小海本位で買ってみたんですよ。どこのコンビニの商品なのかは秘密でございます、って書いた時点でいい評価はしていないってことになるんですけれども、それは某コンビニのエビチリ。値段は税込価格399円!・・・って、書いたところでチルド食品を愛する人、通称「チルダー」の方はどこのコンビニのエビチリかわかってしまうでしょう。と言うか今の時代「コンビニ エビチリ 399円」って検索かけたら即答えが出てしまいますけれどね。

これが、美味しいぞよって話だったんで買ってみたんです。袋に表記されている通りの時間、電子レンジで温めました。確か「2023年12月19日」って書いていましたので、12月19日までの間24時間ぶっ通しで電子レンジにかけっぱなしにし、あ!これ温め時間じゃない!賞味期限だった!!って気づいたのは5時間くらい経過したくらいだっただろうか。
ってのは冗談ですけれども、一切のふざけ無しに電子レンジで温めただけでエビチリ完成。あとは白米なんかを用意すればこれで食事が完成でございます。
こんなにも簡単に食事が揃うなんて、昔は考えられなかっただろうな。昔ってアレですよ、みなさんが想像しているような中途半端な昔じゃなくて、俺が考えている昔ってのはおよそ46億年前の、宇宙を漂っていた微粒子がお互い引き合ってくっついていって地球の原型になった頃の話ですよ。その頃のことを考えたらこんなにも簡単にエビチリが作れるだなんて普通、思いもしないじゃないですか。

宇宙、そして地球に感謝しつつエビチリの袋を開けてお皿に移してみるとアラびっくり!なんとまぁ、中にエビが3つしか入っていないではないですか!確かに大きくゴロっとしたエビではあるんですけれども、3つだけ。これで399円。と言うことはこのエビ、ひとつ133円ってことになるのか。あちゃー、タバコより高いではないですか!!!

この価格設定、どうなんでしょうかね。多分ですけれども裕福な方は「妥当な金額だろう」と、チョビヒゲを右手の指でイジりながら言うでしょう。しかしだ、俺は貧乏人。チョビヒゲもないので右手の指でいじれない。いじれる毛はせいぜい陰毛くらいですよ。そんな俺からしたら、399円払って、これだけかー!!!ってのが正直な間奏だったりします。

肝心なのはクオリティですよ。食べてみました。プリップリで美味しい!これは俺が普段から食べているエビとは格が違う。このエビは美味しいよ。付き合いたての女の家に遊びに行ってこのエビで料理をされたら、俺はその日のうちに結婚を申し出るでしょう。
しかしだ、頭の中ではまだモヤモヤする。これ、399円もするのかーって。いや、わかる。これだけのクオリティのエビを3つも入れて、399円という、ギリギリ400円いかないくらいの設定にするってのはどれだけ大変なことなのか!わかっているのか、野口!!!と、俺は野口という名前じゃないのに食品に詳しい人にはひどく怒られるかもしれない。無知なのは俺の方なのはわかっている。

結局は32歳になったってのに、クオリティ落ちてもいいからエビを大量に食えるのが一番幸せだってことですよ。「質より量」って奴です。10代や20代の、金がない時代と何も変わっておりません。今から17年前くらい、中学校3年生の俺が思い描いていた30代の俺は、めちゃくちゃ金持ちで、食べ物も量じゃなく質で選び、高級シャンパーニュなんかを飲んで2000年代中盤頃のエビちゃんみたいなイイ女(エビチリにちなんでいるのに気づいて!)を抱いているイカした大人になっているとイメージしていたんですけれども、現実はじぇんじぇん違いますね。
食事に求めるものの基準が中学生時代とまるで変わっていない。高級シャンパーニュどころか、酒めちゃくちゃ弱いし。酒飲んで酔っ払ってシャツを脱いで隣にいたカチン君に自分のビーチクを見せて「iPhone のポートレートモードで俺の乳首を撮影して!」だなんて騒いでいる残念な大人になっているし。イイ歳してどうにもならないですね。

でもこれ俺だから「イイ歳してどうにもならないですね。」済まされますけれども、もしも俺が「バイオハザード4」の主人公のレオン・S・ケネディだったら「泣けるぜ」って言っているでしょうね。もしくは俺が令和の若者だったら「え、まって」って言っているでしょうね。もしくは俺が1990年代半ばのギャルだったら「チョベリバ」って言っているでしょうね。もしも俺が金八先生だったら「何度でも私は言います!!あーたー方はまだ16歳!!死ぬなんて言葉を使うな!!!」と言っているでしょうね。もしも俺がプロゲーマーのたぬかなだったら「こんなイイ歳してどうにもならない奴に人権、あるわけ無いだろ。調子のんな。コッチはイイ歳してどうにもならない奴にキチ〜んだよ。でも言わせて、私デブとハゲには優しいから。」って言うでしょうね。

それはいいとして、この間ドラッグストアに行きましたよ。もちろん要件は「ドラッグストアじゃ手に入らないようなドラッグはどこで手に入りますか?」と、カトちゃんメガネ着用で聞き込みに行くのが目的なんですけれどもね。
12月なのにアホみたいに雨が降って、夜中に一気に冷え込み翌日街中全域が氷の上に立つように危なげなことをしている小松未歩さんのような人で溢れかえっている時のことです。

この時利用したドラッグストアってのは、駐車場が道路に面しているんですけれども、道路に向かって若干ではありますが下り坂になっているのです。この日はどこを歩いても道路がツルツルですから、車から降りた瞬間にコケてしまうことも十分に考えられるでしょう。車から降りた後コケないように十分に気をつけないといけないなと思いながら車を駐車場に停め、ギアを「パーキング」に入れます。しかしここで事件が発生!「パーキング」に入った車。絶対に動くことのないはずの車なのに、スーッと車が後ろに下がっているではないですか!

つまりは、タイヤは回転していない。タイヤごとツルツルの坂道で滑って車が少しずつ道路側にスライドしているってことです。なんのためのスタットレスなんだよ!って思いましたが、それどころじゃないレベルでこの場所は地面が凍結してツルツルであるということなのでしょう。
心臓が爆裂しそうなくらいびっくりしました。だって車がそれなりに走っている道路側に車が勝手にスライドしているんですから。反射的にブレーキペダルを踏んだんですけれども、そもそもパーキングの状態で滑っているってことはブレーキをかけても意味がないということになりますよね。
車の中で1人だけだったんですけれども「バカバカバカ!」って大声で叫んじゃいました。が、今考えたらこの「バカバカバカ!」は誰に対しての言葉だったのでしょうか。

とりあえず今できることを全部やろうと、ハンドルを思いっきりひねってタイヤの向きを変えました。すると、車が滑り落ちていくのが止まった。結局は車を平坦な別の場所に移動し、ドラッグストアに行ったのでした。いやいや、ビビったなぁ。停車中の車を動かすくらいのツルツル路面とか、どんだけ〜!と、これ俺だから「どんだけ〜!」と、IKKO さんのモノマネをする程度で済まされますけれども、もしも俺が「バイオハザード4」の主人公のレオン・S・ケネディだったら「泣けるぜ」って言っているでしょうね。もしくは俺が令和の若者だったら「え、まって」って言っているでしょうね。もしくは俺が1990年代半ばのギャルだったら「チョベリバ」って言っているでしょうね。もしも俺が金八先生だったら「何度でも私は言います!!あーたー方はまだ16歳!!死ぬなんて言葉を使うな!!!」と言っているでしょうね。もしも俺がプロゲーマーのたぬかなだったら「こんな駐車場に人権、あるわけ無いだろ。調子のんな。コッチは駐車場にキチ〜んだよ。でも言わせて、私デブとハゲには優しいから。」って言うでしょうね。


というところまで書いたところで文字数が3480文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

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