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名作トライアル#98 バイオハザード4

どうも、エアバックを使ったドッキリです。

それは冗談でして肝数値高男です。
いやはや、黄砂がひどかったですね。俺の家なんかアホほど田舎でして、農家じゃないのに畑に囲まれて、数キロ先の景色が見渡せる上に、その景色の中には誰もいない・・・そんな変態的な暮らしを北海道の片隅で送っているわけでございますが、先日出勤の際に愛車に砂埃がついてバカ汚れていました。てっきり風が吹いて周囲の畑の砂埃が愛車にブッかかったのだと思っていたのですが、街中に住んでいる人の車も同じように汚れていました。
それではじめてこれは黄砂の影響だということがわかりました。

黄砂は勘弁してほしいですね。車の汚れは洗えばなんとかなりますが、黄砂が舞っている空気を外で思いっきり吸ったら肺や喉がやられてしまうでしょう。考えただけで、尿酸値高男くんの女の子のフリして動かしている裏アカくらいゾッとします。
黄砂が舞っているときは無理に外に出ないで、家にこもってレトロゲームでもやっていた方がいいのではないでしょうか?ということで、今回は「名作トライアル」のコーナーでございます。

「バイオハザード4」のリメイク版が先月発売され、まともな大人はそちらをプレイする中、残念ながらまともではない俺は今まさかの原作の方の「バイオハザード4」をプレイしているんですけれども、久しぶりに「バイオハザード4」をプレイし感じたことをテキストに書き、それを連載していましたが間が空いてしまい少し遅くなってしまいましたが、何もなかったかのように再開しようと思います。
・・・と、書いたところでダメ人間なので前回がどんな話で止まっていたのか忘れてしまっているので読み返しました。
2005年にこのゲームをはじめてプレイした時に、マンネリしはじめていた「バイオハザード」シリーズではあったが今作で完全なるイメチェンをし、まるで別のゲームをしているかのような感覚だったという話を書いている最中に3000文字を超えてしまって中断していたので、今回はその続きを当時のことをいろいろ思い出しながら書いていこうと思います。

前回でも書いていますが、やはり固定カメラのゲーム画面から、主人公を常にカメラで追っているような、いわゆる「ビハインドカメラ」になったことで、敵を狙って撃つ、いわゆる「シューティング」の要素がかなり強まったなという印象を感じました。
「Rボタン」を押して「Aボタン」で銃をぶっ放すという操作は従来のシリーズと何も変わっていないんですけれども、「Rボタン」で構えると、銃からの照準が出て、これをコントローラーのスティッで照準を敵などの標的に合わせて発泡、なんですけれども、これが敵のどこを撃つのかが攻略のポイント。
一番狙いやすい胴体を撃っても一瞬怯むだけ。足を撃てば敵が一時的にひざまずき、動きを止めることができます。
また、武器を持っている敵の手を撃つと武器を落とし、攻撃方法が「掴み」だけになります。

で、一番いいのが「頭」です。いわゆる「ヘッドショット」というものですね。
頭を撃つことで大ダメージを与え、敵もめちゃくちゃ怯みます。運が良ければ銃弾たったの1発で敵を倒すこともできるのです。
・・・と、書いてみましたが、今のゲームでは「ヘッドショット」なんぞ当たり前の事ですよね。しかし、当時は斬新でした。

前回にも書いた通り、従来の「バイオハザード」は、まるで防犯カメラの映像を観ているかのようなゲーム画面だったので、敵を狙うどうのの要素はかなり薄く、どちらかと言えば“タイミング”でした。
例えばゾンビをた倒す時は安全面を考慮して、離れた場所から銃を撃ちがちですけれども、距離があると相手に与える攻撃力が少ないのです。なのでプレイヤーは勇気を振り絞りなるべく近い場所から銃を撃たないと弾を無駄遣いしてしまうことになるのです。急に地味な感じになってしまいましたが、当時の「バイオハザード」はこれこそが攻略をする上で熱くなるポイントでありました。

敵との距離で与える攻撃力に変化が出るという要素はもちろん「バイオハザード4」にも採用されていますが、今作はそこに「狙って撃つ」の要素が入り、これが「バイオハザード」らしさを脱却した上に、なんだかんだで「狙って撃つ」というやり方がゲームとしておもしろいのです。

はじめて「バイオハザード4」をプレイした時は躊躇したものです。
前までの「バイオハザード」シリーズの敵と言えば「ゾンビ」です。元々人間だったけれども、一度死んだ者がバケモノになって蘇ったものですので、俺の中では「モンスター」です。本来は何かしらの「罪悪感」みたいなのを感じないといけないのかもしれませんが、バカな俺はそういうものを一切感じる事なく、ゾンビをボコボコに撃ち殺していました。
前回のテキストでも少し書きましたが、今回の敵キャラクターが「ゾンビ」ではなく「人間」なのです。この「人間」たちがとある理由で別の悪者に操られている状態になっているんですけれども、「人間」なので敵同士、いわゆる「人間同士」で会話をするのです。生活もしているし、観た感じ我々人間と変わらない。

繰り返しになってしまうが今回の敵はコイツら。どうみても人間のコイツらが、同じく人間の我々をガンガン襲ってきます。こっちもこっちで殺されたくないので、銃をぶっ放すんですけれども、いくらゲーム内の事とは言え、「俺はこんな人を殺しまくるゲームをしていて良いのだろうか」と考えたことも何度かあったものです。
前作の「バイオハザード」で出てきた“ゾンビ”はもうアホになっていて「あー」とか「うー」とかしか言わないで、銃を撃っても少し怯む程度で基本的にはノーリアクション。
しかし「バイオハザード4」の敵は人間なので、銃を撃つとめちゃくちゃ痛がるのです。顔を撃った時は「ギャーッ!」って叫びながら顔を手で押さえるんですけれども、あれが本当に怖かった。ゲームの中のグラフィックが動いているだけで、俺は実際に生身の人間を撃ち殺しているわけではない、ってのはわかっているんだけれども、いくら敵とは言えめちゃくちゃ痛がっている姿を見ると「ホントにごめん・・・」って思ってしまいます。
顔に弾が当たって「ギャー!」って声を出して痛がっているだけならまだマシ。脳天に当たり1発で即死する時に「グシャッ!」って音と同時に首が吹き飛んだりしますからね。さっきまでめちゃくちゃ叫んでいたはずの敵キャラクターが急に無口になるのです・・・首がないから。
あれは最初本当に嫌だったなぁ。多分今「ウォーキング・デッド」のような世界になったところで、俺は誰も傷つけることができずに、早いうちに死ぬんだべな〜。

ハードの性能が上がり、こういう表現方法もゲーム内に取り入れることができるようになり、まさかの俺のグロ耐性が意外にも浅いところにリミッターがあることを知った瞬間でした。
しかしこのゲーム、敵がわんさか出てきます。敵が銃を撃たれめちゃくちゃ痛がっているモーションを観ていちいちドン引きしているなんぞ話になりません。何か対策を取らないと俺はこのゲームを最後まで楽しめない、そう思った俺はゲームの中の敵を、当時中学校で俺や俺周辺のナメクジ系男子をいじめ倒していた1個上の「阿部先輩」だと思えばいい!と思ったのです。
当時の俺、阿部先輩に散々なことをされたし、今でも風呂で髪を洗っている時なんかに彼のことを思い出して「ウワーッ!」って声を出して両手で髪の毛をクシャクシャにするほどの、いわゆる「トラウマ」でもあり「憎しみ」の対象でございます。
彼の脳天に銃弾を撃ち込むのならば構わない。俺は脳内で「バイオハザード4」に出てくる敵の顔を「阿部先輩」の顔に脳内変換したことにより、急に「バイオハザード4」が面白くなったし、腕前も上がりものすごいスピードで敵をバコバコ撃ち倒すようになりました。
これが俺にとっての「バイオハザード4」が神ゲーと呼ぶようになった流れでございます。阿部先輩、本当にありがとうございました。

では、ここからは「映像比較」のコーナーでございます。アリストテレスくんが自身の Twitter で公開している「バイオハザードRE:4」のプレイ動画と同じロケーションで原作版で撮影をし公開するという誰も考えなかった画期的な企画なんですけれども、今回はこのようなロケーションでやりたいと思います。

沼地のような場所で敵に囲まれて、逃げようかとしている時にトラップがあるのに気がついてギリギリのところで止まり、なんとか命が助かったアリストテレスくんのプレイ映像。リメイクの方では空の具合が夕方頃な感じになっていますが、ここはアソコで間違いでしょう、ってことで俺が撮影したポイントはこちらでございます。

チャプター1−3の、巨大岩をダッシュで避けた後の、沼に行く道中のこの場所でございます。
空の色・・・というか時間帯に違いがありそうですが、足場の感じと爆弾のトラップなど、共通点が多いことからここで間違いないと思いますがどうでしょうか?
俺もアリストテレスくんのような切羽詰まった状態で動画を残したかったんですけれども全然上手くいきませんでした。
ちょいと地味な動画になってしまいました、本当に申し訳ない。反省した証拠に血まみれの手首の写真をあとで送るので許していただきたい。


〈関連 URL〉
■Special Thanks アリストテレス→ https://twitter.com/Bolk48ii47
■バイオハザード RE:4 公式サイト→ https://www.residentevil.com/re4/ja-jp/
■バイオハザード4 公式サイト→ https://www.capcom.co.jp/biohazard/4/
■名作トライアル目次→
https://note.com/preview/n1d802cf81f88?prev_access_key=571dd797c0a94e9a4b797129a6db461c

というところまで書いたところで文字数が4240文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

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