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もしも俺が○○だったら SEASON2 #15

どうも、スゲー良い感じの演歌が有線で流れていたので 「Shazam」立ち上げ、検索して出てきたタイトルが「脇毛だワッショイ!」だった件について書かれた古記です。

それは冗談でして肝数値高男です。

この文章を書いているのは12月7日の夜なんですけれども、一体何なんだ、この天気は。どうやら「暴風雪警報」が出ているみたいじゃないですカッ!

さっきすぐそこの車まで物を取りに行ったんですけれども、ヒデェ風でした。外に出て1秒未満で俺のカツラはすっ飛び、履いていたスカートが真上にめくり上がってイヤ〜ンスペシャルでした。そんな光景を偶然目撃した人は全員30分以内に死亡したような。
冷たい暴風に乗って、霰みたいなのが降っていて、それが顔面を直撃して超イテーし。もうこれは笑うしかない状況でした。これ、俺だから笑って済まされますけれども、もしも俺が「バイオハザード4」の主人公のレオン・S・ケネディだったら「泣けるぜ」って言っているでしょうね。もしくは俺が令和の若者だったら「え、まって」って言っているでしょうね。もしくは俺が1990年代半ばのギャルだったら「チョベリバ」って言っているでしょうね。もしも俺が金八先生だったら「何度でも私は言います!!あーたー方はまだ16歳!!死ぬなんて言葉を使うな!!!」と言っているでしょうね。もしも俺がプロゲーマーのたぬかなだったら「こんな暴風雪警報に人権、あるわけ無いだろ。調子のんな。コッチは暴風雪警報にキチ〜んだよ。でも言わせて、私デブとハゲには優しいから。」って言うでしょうね。

そんな俺ですけれども、この間連休を取ってちょいと遠くに行きましたよ。日中は街で買い物をして、夜は美味い飯を喰って温泉に入って体力全回復してその後は部屋でテレビ観てゲームしてダラダラという最高の時間を過ごしていました。俺だって、俺なりに普段の仕事頑張っているから、たまにはこういう過ごし方があってもいいじゃないか。
しかしだ、事件が起こりやがりましたよ。それは買い物をしている最中に起こりやがりました。ミニスカにハイヒール姿でウキウキ気分で買い物をしていたら股間に忍ばせておいた iPhone がけたたましく鳴っているではないですか。着信を見ると、職場からだ。「おッ!ついにクビ宣告か!!ええやんええやん!」と期待と興奮で鼻血をダラダラ流しながら電話に出てみると「肝数値く〜ん、例の仕事の件なんだけれども、大至急データを送ってくれないか。」って。

ガチョ〜〜〜ン(令和で一番流行っている言葉)おいおい、カンベンしてくれって。こっちは連休を取って買い物に来ているってのに。なんでこんな俺に仕事の連絡をよこすかなって。前々から思っていたけれども、やっぱりうちの会社はおかしいよ。休みの人間にこんな連絡をよこすなんて。
この文章を読んだ読者の皆さんも「なんてヒドイ会社だ!」って思ったでしょう?
では、なんで連休中の俺に会社はこんな連絡をしたのかの説明をここからはさせていただきます。それは至ってシンプルでございます。「肝数値高男が、完全にド忘れ状態の仕事があったから。」でございます。もう少しわかりやすい日本語で言うと、肝数値高男って奴がやるべき仕事をやらないで勝手に休みに入りやがったからでございます。
つまりは悪い奴は「肝数値高男」って奴なんですよ。この野郎、俺の休日を邪魔しやがって。ヒドイ奴です。絶対に許せません。
でもこれ俺だから「絶対に許せません」で済まされますけれども、もしも俺が「バイオハザード4」の主人公のレオン・S・ケネディだったら「泣けるぜ」って言っているでしょうね。もしくは俺が令和の若者だったら「え、まって」って言っているでしょうね。もしくは俺が1990年代半ばのギャルだったら「チョベリバ」って言っているでしょうね。もしも俺が金八先生だったら「何度でも私は言います!!あーたー方はまだ16歳!!死ぬなんて言葉を使うな!!!」と言っているでしょうね。もしも俺がプロゲーマーのたぬかなだったら「こんな仕事しないで休みに入る奴にに人権、あるわけ無いだろ。調子のんな。コッチは仕事しないで休みに入る奴にキチ〜んだよ。でも言わせて、私デブとハゲには優しいから。」って言うでしょうね。

というわけで完全にやらかして会社に迷惑をかけている俺ですけれども、「今連休で遠くに外出中なのでその仕事はできません!エーンエーン!」と本気で泣いて許してもらうこともできましたが、これが困ったことに便利な世の中であるが故に、都会のど真ん中のショッピング街にいるってのに仕事の対応ができちゃうのです。というのも、今回電話で言われた仕事に関するデータがすべて自分のクラウドの中にありまして、iPhone でクラウドにアクセスしてデータを引っ張って、その場でチャチャッとデータを制作し、完成したデータをメールで「確認お願いします」と上司に添付して送信。少ししたら上司から返信。「ねぇ・・・パンツの色何色?」という文章の後に若干の指摘がありましたがそれも iPhone でチャチャッと謎に小指を立てた状態で手直しして再送信しやっと「OK」をもらっちゃいました。

いやいや、こんなにも簡単に、スマホ1個で仕事ができちゃうなんて。というか、これって俺、会社に行く意味ある?とも思ってしまいましたよ。便利な世の中になってしまいましたね。これ、俺が働きはじめた10年前とかだったら、こんなことできなかったですよ。当時の携帯電話なんか電話とメー離。あとはケツの穴に本体を突っ込んで誰かに電話をかけてもらいブルブル振動させて「あはーんあはーん、イッちまいそうで〜す!」って元気よく言うくらいしか使い道がなかったですから。まさか携帯電話で仕事ができるなんて思いもしませんでした。
便利になっていいですねぇ〜と、オネエ口調で両手に血のついたチェンソーを持って言ってみましたが、逆に考えると便利になったが故にいつでもどこでも仕事ができるってことで言い訳ができなくなったというか、プライベートの時間を奪われてしまうリスクも生じてしまったなと、全裸でブリーフ一丁で何故か全身オイルまみれでテカテカな状態で思ってしまいました。

2023年の時点でこんな便利なツールがあるんだから、さらに10年後の2033年とかどうなっているんだろうかね。想像もつきませんよ。例えば夢の中で仕事ができるみたいな世の中になれば最高ですね。俺の頭の中に思い浮かべているのは、寝室の枕に USB 端子がついていまして、就床前に必要なデータを USB メモリに入れて、あとはパジャマに着替えておやすみなさいと寝るだけ。で、夢の中で USB メモリの中に入っているデータ類がインストールされて、あれやこれやデータを編集して、朝目覚めた時にデータが完成しているという。
でも、ここで大事なのが枕に挿入している USB メモリの中に大事なデータをちゃんと入れることでございます。データが不足していたり、あとは間違ったデータを入れてしまったりすると、夢の中で「あーあー、やっちまった!データ間違っとる!また起きて隣の作業部屋のパソコンからデータ引っこ抜いてこないといけないじゃん!めんどくセー!もう寝ちゃおう!」と仕事そっちのけで寝てしまうってこともあるでしょうね。
で、翌日に提出するはずだったデータが完成していなくて上司に「お前昨日ちゃんと寝たんか?」と注意される的な。

と言う感じで書けば書くほど間抜けな妄想になるのでこの話はこの辺でやめて、俺はこのまま手榴弾を口に咥えたまま寝ようと思います。では、股合いましょう。


というところまで書いたところで文字数が3272文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。


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