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全国の飯が食えるキッチン#20 石川編

どうも、500円を5兆円にしようと競馬場に行ったけど入場料で500円取られてしまった人です。

それは冗談でして肝数値高男でございます。
新コロが流行する前はあちこち旅行に行って現地の料理を食っていたりなんかもしましたけれども、それができなくなったので、じゃあ全国の飯を自分の家で作って食えばいいじゃないかってことで、2021年の初頭にはじまったこの誰も読んでいないクソみたいなコーナーですけれども、今回で20回目。
みなさん知らないと思いますけれども、都道府県って全部で47個あるらしいぜ。このコーナーがはじまってもうすぐで1年半だってのに、まだ半分も行っていないというこのスローペース。しかも今年のはじめに2022年以内にこのコーナーを終わらせないと、自分で自分の舌を口内炎ができるレベルで噛むと宣言したはずなのに、まだ20箇所目ってのはさすがにヤバいんじゃないかって思いながら今日は20回目「石川編」を書いていこうと思います。

石川県はもちろん行ったことがありません。日本という国の中に石川県って場所があるってのは知っているんですけれども、これも俺以外の人間が全員に「石川県って場所があるんだよ」って洗脳しているだけで、実際はない可能性だってあります。そんな石川県の郷土料理をいろいろ調べたんですけれども、現実的に調理可能なものが「めった汁」だけだったので、今回はそれを作ってみることにしました。
このコーナーは料理を作っているというものなので、まずは今回使った食材の紹介です。

・豚肉
・にんじん
・こんにゃく
・しいたけ
・大根
・ごぼう
・長ネギ

・味噌
・だし汁

たったこれだけで料理が完成するので「めった汁」は素晴らしい料理です。本家を調べたらどうもこれに「さといも」が入るんですけれども、スーパーに行ったら、さといもがめっちゃ高かったんですよ。「さといものクセに生意気だぞ!じゃあ、俺は先に肉のコーナーに行っているから、戻ってくるまでに値段を下げていなかったらお前のこと買わないからな!いいな!?」ってさといもに向かって行って、一度はその場を離れたんですけれども、戻ってきたら値段がそのままだったので頭に来て買いませんでした。という経緯があって今回、さといもは入れておりません。

それでは料理の方をさっさと作っていきたいと思います。
食材関係をカットする前に、鍋に水を入れて沸騰させて、だし汁を作っておいた方が絶対にいいです。
水は鍋の半分程度でオッケーです。後々野菜から水分が出て、いいくらいの水分量になります。

硬い食材から順番にカットして、鍋の中に入れていきましょう。この中で言ったら、やっぱり最初はにんじんでしょうか。

いわゆる「いちょう切り」って切り方をすれば食べやすいと思います。
その次に切ったのは、「ごぼう」でございます。

「ごぼう」といえば、土がついた状態で売られていることが多いですけれども、みなさんあれってどうやって洗い落としていますかね?自分は「サビ落とし」っていう、やすりみたいなやつあるじゃないですか、あれを使ってごぼうをシコシコして土を落とします。
この辺の処理関係が面倒な食材なので、ついつい使うのをためらってしまうんですけれども、でも食べてみると美味しいんですよね。美味しいし、体にもイイし、ごぼうは本当に有能です。

その次が「こんにゃく」でございます。
こんにゃくは柔らかい食材ですけれども、味を染み込ませてナンボの食材ですので、初期段階で入れるのをお勧めします。
同じ理由で「大根」もこの辺で入れちゃいましょう。

大根もシーズンが終わり値段が高騰しましたけれども、まだまだ100円台だったので買いました。今年の冬も「ネタなのかい?」ってくらい大根が格安になるのが今から楽しみだぜ。

その次に「しいたけ」を入れました。しいたけも味を染み込ませるし、風味を出すしで素晴らしい食材でございます。
そして最後の食材は「豚肉」でございます。

こいつがあるおかげで白米を食べられることが成立してしまうくらいに重要な存在です。どのタイミングで入れようか迷いましたけれども、最後い入れてみました。

今回用意した食材は以上でございます。
鍋の中には、さといも以外のオールスターが全員集合でございます。
それでは、鍋の中身を確認していただきましょう。

どうですか、かなりすごい見た目でしょう。
汁物なのに、具材がメインになってしまっているこのカオス感がたまりません。
調理工程を踏んでは写真を撮影して、という奇行を繰り返している俺を見たカミさんが一言。「豚汁作っているの?」
ガビョーン!そっか、これ「めった汁」って言っても、「豚汁」じゃん!
豆腐のない豚汁じゃんこれ!
「めった汁」と「豚汁」は一体何が違うのか。Google 大先生に調べてもらったらいろいろルールがあるみたいですね。
それに関してはネットで検索すればたくさんの記事が出ていまして、俺の方で改めて説明する必要もなさそうなので、キャッツアイさせていただきます。

そんな話を買いていたら具材がどんどん煮詰まってきて、予想通りにアクが出てきやがりました。アクは料理を不味くする要因ですので、すべて取っちゃいましょう。

すべての食材に火が通ったような気がしたら仕上げに入ります。
ここで登場するのが「長ネギ」でございます。

長ネギはいろんな料理でフィナーレを決めてくれますが、今回も彼がシメてくれました。

長ネギを入れて、まだまだ出続けるアクを取り除いて、俺の好みですがここにブラックペッパーをたっぷりぶっ込んだら完成でございます。
それでは完成写真、どうぞ。

味の方は、思った通り、豆腐のない豚汁でございました。
豚汁ってことは、やっぱりこいつが欲しくなってしまいますわね。

キッチンにずーっと置いてある、いつ買ったか記憶にない七味でございます。
6月でございますけれども、今年の6月はどういうことか、肌寒いんですよね。
ちょうどこの「めった汁」を作った前の日に、北海道のニュースで、道北の中川町という場所が、6月だという鬼深夜に氷点下を下回ったとニュースになって話題になったくらい、今年の夏は寒いような気がする。
ブラックペッパーと七味のおかげで体はポカポカ。肌寒い夏にぴったりの「めった汁」でございました。

それでは、場所をキッチンから作業部屋に移動しまして、次回の都道府県を決めます。
もう1年半前から使っている「都道府県くじ」の出番でございます。

箱を振ってみると、中からまだまだたくさんの紙がシャカシャカ動いている音がします。
なんてったってまだ27箇所も残っていますからね。

このコーナー、年内に終わらせるとは言ったものの、本当に終わらせることができるのでしょうか。先月に実施した時には、ペースを上げていくって言ったものの、月のど真ん中あたりには、職場での新コロ事件があったりとかで、家に帰れなくなってしまうというトラブルもあったりで、なかなか思うようにいかないものです。
先月のソレがあって今回もこれを言うのもアレかもしれませんけれども、今月はあと2回。いや、3回は実施したいな。

そんな思いを抱えて中から1枚、紙を取り出しました。

1枚取り出しました。次回は一体どこになるのでしょうか。
それでは次回の都道府県の発表。
次回は、こちらでございます!!

どひゃーん!
次回は「高知県」でございます!!
四国には2度足を踏み入れたことがありましたけれども、高知には一度も入ったことがありません。
次回もまたまた、行ったことのない地域の料理を作ることになりそうです。
次回こそは頑張って近日中に開催して執筆したいと思います。
頼んだぞ・・・未来の俺・・・。

■全国の飯が食えるキッチン 目次→ https://note.com/preview/nf2bf36b1c5a2?prev_access_key=a654ec5437f81cf945b77608457badf8

というところまで書いたところで、文字数が3384文字になりましたので今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。こんな感じのしょうもない文章を毎日書いておりますのでよければ明日も見にきてください。それでは次回をご期待ください、さよなら、さよなら、さよなら(淀川さん風に)

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