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もしも俺が○○だったら SEASON2 #5

どうも「ユースケ・サンタマリア」の「サ」を「キ」にしたら何になるか?という問題が入試の時に出題される名門校です。

それは冗談でして肝数値高男です。

最近夕方暗くなるのがバカ早いし、朝も寒いし朝霧で真っ白になっているし。霧で真っ白な様子を写真に撮って X なんかに「サイレントヒルだー!」的な文章を添えて投稿するというのは童貞であればあるほどやりがちですけれども、俺はもう31歳。十分に大人ですよ。お茶なんかも苦い味の方が好きだし、若者でワイワイ賑わっている海より誰もいない静かな海の方が好きだし、流行歌なんか聴かないでボサノヴァ聴いているし。都丸亜華梨さんも確かに可愛らしいんだけれどもお姉さんの都丸紗也華さんの方が好きだって4秒以内にハッキリ答えられるし、耳かきしていてデカイ耳垢が取れたら写真に撮影してつくもひふみくんとアリストテレスくんに転送したりと、誰が見ても俺は見た目も中身も「大人」なので霧を見て「サイレントヒルだ!」と言うようなことは絶対にしません。

話を戻しますが、最近夕方すぐに暗くなったり、夕焼けがやけに綺麗だったり、朝霧で真っ白になっていたりとどうも地球の様子がおかしいなと。これは一体何が起ころうとしているのかと、頭をフル回転させて一生懸命考えてみました。
みんな気づいていないけれどもこれは地球滅亡のサインなんじゃないか。もしくはえげつないくらいの自然災害のサインなのか。あるいは深田恭子さんが結婚してしまう合図なのか。4軒隣の家の山口さんの家の夕食がかれこれ3ヶ月半もの間からあげなのか。俺の家の上空だけがこんな状態になっていて会ったこともないまったく知らない勇者たちが「あそこがラスボスダンジョンだ!」と、バカ危険な剣を片手に俺の家にやってくる可能性があるなど、いろいろ考えたんですけれども、よ〜く考えたらこれはなんてことない、ただの「秋」だってことに気づいたのは砂漠で「パンケーキ食べたい♪」と歌い続けて4日目、あんなにも元気な声で「パンケーキ食べたい♪」って歌っていたのに小さな声で「・・・水をください」に変わった頃でした。

数日前だったかな、ついに朝の気温が一桁台まで下がりましたよ。9月ですけれどもついに今シーズン初のストーブを稼働させてしまいました。つい1ヶ月前はバカ暑くて札幌市なんかは観測史上最高気温の37度近くを叩き出したりして大騒ぎになったりならなかったりしたのがつい1ヶ月前のこと。たった1ヶ月でこんなにも気温が変わるってアリなのか?なんかこう・・・もう少しその間の気温の状態がしばらく続いても良くないですか?極端な気候の変動は油断していたら風邪を引いてしまうから嫌なんだよねぇ〜。

でも、これ俺だから「嫌なんだよねぇ〜。」で済まされますけれども、もしも俺が「バイオハザード4」の主人公のレオン・S・ケネディだったら「泣けるぜ」って言っているでしょうね。もしくは俺が令和の若者だったら「え、まって」って言っているでしょうね。もしくは俺が1990年代半ばのギャルだったら「チョベリバ」って言っているでしょうね。もしも俺が金八先生だったら「何度でも私は言います!!あーたー方はまだ16歳!!死ぬなんて言葉を使うな!!!」と言っているでしょうね。もしも俺がプロゲーマーのたぬかなだったら「こんな極端な気候の変化に人権、あるわけ無いだろ。調子のんな。コッチは極端な気候の変化にはキチ~ンだよ。でも言わせて、私デブとハゲには優しいから。」って言うでしょうね。

1ヶ月前の猛暑日にあった出来事を思い出したので書いておこう。時期的にはお盆すぎだったくらいだったと思います。フォッカイドウの常識で言えばお盆すぎになればどんどん涼しくなっていくんですけれども、今年の夏に関してはお盆前の気候は暑いっちゃ暑いんだけれども、例年こんなもんだよね、というかこれ以上暑かった夏も過去にはあったよね、ということはお盆過ぎたらここからどんどん涼しくなっていく一方なのでむしろいい夏ですね・・・と、余裕ぶっこいて過ごしていたら、お盆過ぎてからまさかの30度超えの毎日のオンパレード。

事件が起こったその日も最高気温34度くらいの日で、会社の公用車を運転していました。外の気温が34度ですから、車内の気温は40度近くだったでしょうか。ガンガンにクーラーを稼働させていましたがそれでも暑い。
エアコンガンガン効いていて最高の環境なのに暑いってどういうことなんだよって思いながら、一旦書き物の仕事があったので駐車場に車を停め、エアコンをつけたままにしてほんの数分間、書き物をしていた時です。
助手席側のクーラーの通気口から「パリン!」とガラスが割れるような音が聞こえたかと思ったら、その破片がバサバサっと通気口から助手席シートに散らばったのです。

えぇぇぇぇ?何ですか。アレは一体何なんでしょうか。
一体何が起こったのか。なぜあんなところからガラスの破片が飛び散っているのか。低学歴の俺には何もわかりません。低学歴的に一生懸命考えた結果、この暑さで車のライトやウィンカー部分を覆っているあのガラス?やらプラスチック?やらにヒビが入って、そんな状態で俺が車を走行させたもんだからヒビが大きくなってしまい、やがてパリンと割れてしまい、その破片がクーラーの風に乗ってこんなふうに飛んできたのかと推理しました。
この時公用車に乗っていたのは俺だけ。もしも助手席に人間が乗っていたら、ガラスの破片に勢いよくあたり「元人間」になっていたかもしれない。いやいや、危ない。
というか、このガラスの破片どうしよう。と、思ったところで公用車に乗る時にガラスの破片を片付ける仕事をするなんて思ってもいなかったので、軍手も何もありません。

とりあえずは手を傷つけないように、素手でそっとそっと、優しくガラスの破片を拾いあげることにしました。ガラスに触れた瞬間、予想外の触感を感じて飛び上がってしまいました。なんと、そのガラスがキンキンに冷たいのです。いやいやまさか「冷たい」がくるとは思ってもいなかったので、「怪我をしないように」と、意識を集中させている時に予想外の触感は倍に驚いてしまうものであるということは、読者の皆様が18歳以上であればご理解をいただきたい。

「このガラスの破片、変なんです!」と大きな声で叫んだら「そうです、私が変なガラスの破片です」とガラス破片がしゃべってきそうなシチュエーションが完全に仕上がっていました。
ガラス破片をもう一度触ってみました。するとそれは俺の体温で溶けて水になってしまったのです。つまりは「ガラス破片」ではなく「氷」だったのです。こんな面白体験をしたのは、この夏地球上の車を運転する大人の中で俺だけだったのではないでしょうか。本当にびっくりしたなぁ〜。

でも、これ俺だから「本当にびっくりしたなぁ〜。」で済まされますけれども、もしも俺が「バイオハザード4」の主人公のレオン・S・ケネディだったら「泣けるぜ」って言っているでしょうね。もしくは俺が令和の若者だったら「え、まって」って言っているでしょうね。もしくは俺が1990年代半ばのギャルだったら「チョベリバ」って言っているでしょうね。もしも俺が金八先生だったら「何度でも私は言います!!あーたー方はまだ16歳!!死ぬなんて言葉を使うな!!!」と言っているでしょうね。もしも俺がプロゲーマーのたぬかなだったら「こんな一見ガラスに見え氷に人権、あるわけ無いだろ。調子のんな。コッチは一見ガラスに見えた氷にキチ〜んだよ。でも言わせて、私デブとハゲには優しいから。」って言うでしょうね。


というところまで書いたところで文字数が3272文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

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