見出し画像

アレ観た報告#24 【ガンニバル】

どうも、クラスの同級生たちが「喰人」ってばっかり言っているからなんの話をしているんだ?と思ったらどうやらアレは俺のあだ名だったねスペシャルでございます。

それは冗談でして肝数値高男です。

Disney+ 限定配信の「ガンニバル」もうかなり前に全話配信されたってのに、やっと最後まで観ました。実は昨年末に「年末年始だし、“Disney+”でも加入するか!」と、コンビニなんかに売っている1ヶ月分のチケットを購入して、家族で Disney+ ざんまい!の予定だったんですけれども、まさかの唐沢年明けと同時に職場でコロナ騒動。「バイオハザード」の洋館くらいウイルスの巣窟となってしまい、俺もあっさり感染。もう家族で Disney+ どころじゃなくなってしまい、ただ俺が療養期間中に映画を観まくるだけのものになってしまいました。

まさにその療養期間中に「ガンニバル」をほぼリアタイ視聴しておりました。確か「第3話」が公開されたくらいで Disney+ の1ヶ月分のチケットの期限が終了。俺から Disney+ を見る権利がなくなってしまい、ただのイカ臭いおじさんになってしまいました。
「続きはまた今度チケットを購入して観よう!」と思ったんですけれども、これが不思議なことに2月はじめから見た「今度」ってのは普通の感覚だと2月中とか、遅くて3月とかじゃないですか。なんてったって「Disney+」のチケットなんか、コンビニにいけばすぐに買えるんですから。
それがどうも俺の中での時間の流れがおかしいようで、「今度」が8ヶ月後の今月になってしまいました。

それもある日のこと、家でマッタリしていたら急に両目をパキーン!と目開き「ガンニバルの続き観ないと!!!!」と思い、何かに憑依されたかのように車でコンビニまで飛ばし、チケットを購入。こんな俺にまた「Disney+」を視聴する権利を与えられ、結果「Disney+ を観ることができるイカ臭いおじさん」になったのでした。

10ヶ月前に「第3話」を視聴し、それまでの流れはなんとなく覚えていたので「第4話」から視聴をはじめたんですけれども、いやー・・・めちゃくちゃ面白かった。俺も俺なりに忙しい日々を送っておりますので、ドラマのような長編モノを観るってのはなかなか大変。なので1日1話くらいの間隔でコツコツ試聴していこう!と思っていたんですけれども、あまりにも面白くてその日のうちに最終話まで観てしまいました。
というか、ここだけの話。「ガンニバル」を少し観てから、取り掛かりたい仕事があったんですけれども、あまりの面白さに仕事どころじゃなくなって、仕事の方のスケジュールを変えましたからね。

もう「ガンニバル」最高すぎて書きたいことがたくさんあるので、今日のテキストでは好き放題書きたいと思います。

  • タイトル:「ガンニバル」

  • 配信開始日:2022年12月28日〜

  • エピソード数:7話

  • 試聴方法:Disney+

電光石火でネタバレ禁止主義の元、作品の概要を書きますと、都会で働いていた刑事さんが地方のど田舎の駐在所に赴任してくるところから物語がスタート。絵に描いたようなど田舎で空気も綺麗そうだし、なんかわかんないけれどもここだったら水道水も直接飲めそうだなって場所なんだけれども、どうも前任の駐在のオマワリが謎の失踪をしているらしく、そのことを調べていたらどうもこの土地では「喰人」の文化があるとの噂が。まぁ〜昔はそういう風習もあったかもしれないね。でも、今は令和だぞ。さすがに現代でそんなことをやっているわけ・・・ない・・・よ・・・ね??あれ?なんかなんかおかしいぞ・・・この村?
というストーリー。

他の住人は親切な人が多いんだけれども、山奥に住んでいるとある一家はちょいとヤバいからあまり関わらない方がいいよって話になるんだけれども、ドン引きするほど正義感が強い主人公の駐在はガンガン調査をして、何かを突き止めようとしている様子。それが結構な大事になって、逮捕者が出るレベルの大事件になるのでした。
そんでもって最初は正義感の強かった駐在に感情移入していたんですけれども、だんだんこの駐在が・・・なんていうのかなぁ・・・サイコパスはちょいと言い過ぎかもしれないんですけれども、正義感のためにそこまでやる???ってくらい、ちょいとやりすぎなのです。

たまに街中で偶然、パトカーがやたら集まっていて何事かと思って見たら、たくさんのオマワリがいて、その中に何か悪いことをしたであろう人が羽交い締めにされて、ちょうど捕まる瞬間・・・みたいな光景を読者の中で見たことのある方・・・いませんかねぇ?
こんだけの警察が動くってことは、それなりのことをした犯人がすべて悪いのはわかっているんだけれども、1人の犯人に対してあれだけのオマワリが集まって、もうさすがに抵抗できない状態なのに羽交い締めにされて身動き取れなくて苦しそうにしている上に、アスファルトに顔をこすって超痛そうにしていて、いくら悪いことをした奴とはいえ、一応は1人の人間だしなんかオマワリの方が悪い人間に見えてしまうというか「そこまでやらなくても・・・」って思っちゃう、あの感じわかりますかね?

「ガンニバル」の主人公の駐在のオマワリにその感じをクローズアップしたシーンが結構出ていて、最初あんなにも感情移入していたのに、だんだん駐在のオマワリが怖くなってくるのです。で、後になってそのオマワリにはとんでもない過去があるのが発覚し、田舎の喰人の噂もおっかないけれども、このオマワリも結構怖いじゃん!ってことになってくるんですけれども、これが終盤の方になっていくとどんどん変わってきまして。

・・・うーん、ネタバレになりそうでならないギリギリの書き方をしますが「喰人」の噂の真相部分のところまでは一応は近づくんですけれども、これが結構ショッキングでして。「いやいや、噂には聞いていたけれどもコイツらそんなことしていたの?」というか「いやいや、対象がそれかよ!」とでも言いましょうか。
「喰人」をするまでの間のとある“行為”が人として最悪すぎることというか、ドン引きすると同時に怒りさえも込み上げてくるのです。そんなときに熱血すぎる主人公のオマワリの行動が、だんだん快感になってくるのです。

基本的にはじめーっとしていて、いい意味でのストレスを感じるシナリオなんだけれども、それを主人公のオマワリがドッカーン!とぶっ壊していくあの感じがとにかく最高。謎が解け、どんどん真相に近づくかと思ったらまた真相が離れていくあのもどかしさとかも最高。
それと同時に、他の住人たちはまだマシっぽそうだし、それだけが唯一の救いだよねって思ったら、なんかこの住人たちもおかしいぞ・・・と気づき始めるあのあたりもゾクっとしましたねぇ〜。

いや〜あの感じわかりますよ。俺も2020年の秋に、「ガンニバル」の舞台の村よりも人口が少ない限界集落に引っ越してきましたけれども、ここの町内会のおっさんたちのネットワークが凄くてねぇ・・・。引っ越してきてすぐに町内会に入るどうのこうのの話をしているときに、直接家にきてくれればいいものの、町内会の人間が書類をもって職場に来たのです。
「え?もう職場バレしているの?この人俺がここで働いているの誰から聞いたんだろう?」ってゾッとしたりとか、あとは俺の家から反対方向に住んでいるおっさんが「肝数値さん、雨降ったら車庫を閉めないとダメですよ!風邪でいろいろ飛んじゃったでしょう?」と言ってきて「なんでこの人俺の家の車庫の中のもの雨で飛んじゃったの知っているんだろう・・・」ってゾッとしたりとか。

田舎者って、なんかこう・・・異常なほどにコミュニティーが発展しているというか、情報の共有がやたら早いじゃないですか。都会に住んでいる人はそういうのが不快だったり、怖かったりするじゃないですか。
そんな感じの怖がらせ演出があったりと、どの部分を切り取っても見どころだかけの素晴らしいドラマでした。

ところで、最終話があの終わり方って、どういうこと?って思ったらつい先月だかに「シーズン2制作決定」がアナウンスされておりましたね。いやはや、よかった。あんな「まだまだ終わっていませんよ」的な終わり方をしておいて、シーズン1で完結、もう続編なんか作りませんよ〜〜〜〜〜だ!って言われちゃったら俺は何もかもやる気をなくしてしまうでしょう。会社にも行かなくなりパジャマのままで家の中でただ横になって目を開けているってだけの生活になっていたでしょうね。

いやぁ〜〜〜「シーズン2」が今から楽しみだ。楽しみすぎて風邪をひきましたから。しかも「制作決定」ってことは、これからキャスティング的なことがあって、撮影が入って、あれやこれや編集が入って・・・って考えたら公開は相当後なのだろうか?いやいや、長いな〜〜〜〜。狂おしいほど待ちきれないけれども、公開まで俺も一生懸命生きていくとしよう。


というところまで書いたところで文字数が3815文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?