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生まれてはじめて119番通報しました 前編

どうも、ガラス製品売り場の床になぜかローションが・・・でございます。

それは冗談でして肝数値高男です。

と・つ・ぜ・ん ですが、8月21日13時前の我が家の気温がコチラになります。

なんとまぁ、恐ろしい気温。この写真を撮影するほんの数十分前に作業部屋で仕事をしていたのですが、バカみたいに暑くて犬のように汗をかきながら「あれ?犬って汗をかくのかな?」と疑問に思ったりしながら過ごしていました。あまりの暑さに作業が全然捗らず、作業部屋を脱出してリビングに移動したのですが作業部屋と違って大きな窓があり風もよく抜けて過ごしやすい。「ええやんええやん!」と思ったそのリビングの気温が 29.9℃ なのでした。

21日の最高気温は32度の予報。明日22日の最高気温は33度で23日は34度。もうさすがに上がらないべと思っていたら24日の最高気温が35度らしいですね。ってことは25日は36度になるのか!?と思いきや32度に少しだけ下がり、26日は30度。そんでもって27日は急に気温が下がり最高気温24度の予報でございます。
27日が本当に待ち遠しいねぇ。こんなにも待ち遠しいのは「MOTHER3」の発売時ぶりなのではないでしょうか!?

13時過ぎに30度を超え、家の中の気温はどんどん上昇。オラこんな家嫌だ!と、クーラーがガンガン効いた車でドライブに行くことにしました。2023年8月現在、レギュラーガソリンの価格は1リットル180円越え。必要以上に車を走らせたくないのが本音ですけれどもそんなのはどうでもいい。そうだ、カネならばいくらでもあるんだよ。高いガソリン代払ってクーラーの風を当たる生き方を選ぶのでした。

愛車の運転席のドアを開けようと手を触れみると、熱した鉄板くらいアツアツになっていてビックリして手を離しました。太陽が運転席のドアにカンカンに照らされ、カンカンに熱くなっていたのでした。マジでびっくりしました。どのくらいビックリしたかと言いますとチャゲアスから ASKA さんが脱退した!というニュースが流れた2019年の夏くらい。しばらく指の先がヒリヒリ痛みましたからね。まさか車のドアで火傷をしてしまうとは。この瞬間一気に夏が嫌いになりました。
冗談抜きに俺の愛車のボンネットで鉄板焼きができたような気がしますよ。もしもあの時牛肉を持っていたら迷わずに牛脂を塗ったくって鉄板焼きパーティーをしていたでしょう。いい感じに焼けてたらふく食べて腹いっぱいになったところで「あれ?俺は一体何をやっているのだろう?」と我にかえり、自己嫌悪になっていたに違いありません。そんな生き方も悪くはないはずだが。

車に乗り込み、エンジンをかけてエアコン全開。
俺の車は超セレブリティスペシャルデラックスエグゼクティブフォーエバーな高級車なのでエンジンをかけるとフロント部分のディスプレイには車外の気温が表示されます。エンジン稼働してすぐの気温がこのようなことになっておりました。

あまりの暑さに写真が霞んでしまっているよ。40度って・・・。最初、幻を見たのではないかと思いました。俺たちの体温越しちゃっているじゃん。・・・と書いてみたけれどもこれは愛車が直射日光を浴びまくりで炎のように熱くなっている状態での気温で、車を少し走らせたら31度まで下がりました。「下がりました」って言っても31度だぜ・・・。1ミリも嬉しさを感じません。

しばらくの間車をあてもなく走らせドライブ。クーラーがいい感じに効いてきて車の中がだんだん涼しくなります。しかし車が西側を向くと強い日差しが差し込み、車内の気温がだんだん上がってくるのがわかります。なのでできるだけ西側には向かず、南、東、北の方へどんどん進んでいき、俺の家は西の方へどんどん遠ざかっていきます。
あれ?こんなことをしていたら家に帰れなくなってしまうじゃん!?ということに気づいたのは1時間ほどドライブをしたあたりでございます。
まぁ、地球は丸いですからね。東に延々向かっていたら地球一周していつかは俺の家に着くのであまり真剣には考えなくてもいいのかも知れません。

食材を購入しに冷蔵庫のように冷えたスーパーなんかにも行ったんですけれども最高だったな。お店に入った瞬間、シャツの中のビーチクが2つともビン勃ちしたのがわかりました。もう俺はここで暮らしたい。ここで一生を終えたい。なんだったら俺の体ごとスーパーの一部になりたい。スーパーの外の世界のことを何も知らないままで死んでいっても構わない。と、考えてはみたけれどもそんなわけにもいかないってことくらい俺も31歳なのでよくわかっています。常識の時間内で買い物を終わらせ、入店した時は入口だったはずなのに出る時は「出口」になっているところから外にでます。お店の自動ドアを超えたらまたあの地獄のような暑さ。気温が異次元過ぎて発狂しそうになりました。

自分の愛車に飛び込むように乗車し、エンジンをかけてクーラー全開に。お店を出て目の前の駐車場の車に乗るまでのほんの1分だけの時間なのに全身から汗が飛び出ていました。もう嫌だよ、こんな世界。

少し遠回りをして家の方に向かって行きます。西陽に吸い込まれるようにして、車はどんどん郊外へ。自分の家まで1km もないくらいのところに来たところで、一時停止の交差点があったので標識に従って車を一時停止させます。ちょうど一時停止をしたところにはポツンと1軒屋が建っており、その前には一台の車が。なんとなく違和感を感じたのでその車をよ〜く見てみると、バックドアが開いており、荷室に腰掛けるように高齢男性が座っているのですが、後部座席の椅子の裏側に完全にもたれかかって、グッタリしているのです。
しかも地面にはトマトなどの野菜や、男性のものと思われる軍手なんかも散乱しております。・・・と文章だけではこのヤバさは伝わりづらいですが、要は血のない殺人現場みたいな感じです。
これを見て一発で「これはヤバい奴なんじゃないか?」と思い、近くの邪魔にならないところに車を停め、歩いて男性の元へ。

荷室にもたれ掛かるように座り込んでいる男性。「眠っている」というよりは「気絶している」ように見えます。最初は声をかけるかどうか一瞬迷いました。もしもこの高齢男性の正体が「キラー7」に出てくる老人で声をかけた瞬間、銃口を向けられて「手を上げてひざまづけ」なんて言われたらオシッコちびっちゃうスペシャルになってしまうじゃないですか。31歳でそれはキツイなと思ったけれども郊外で誰も見ていないような場所なのでオシッコちびってもノープロブレム!ということで「すみません!大丈夫ですか?」と声をかけてみました。しかし高齢男性はピクリとも動きません。その瞬間、全身寒気がしました。

「これは本当にヤバいヤツかもしれない・・・。」

寒気がしたのと同時に、自分の額から汗が流れ、心拍数もどんどん上がっていくのがわかりました。
自分の左耳を男性の口元に近づけると・・・どうやら呼吸はしているようです。
はぁ・・・よかった。呼吸はしている。安心したんだけれども、引き続き「あの、大丈夫ですか?」と声をかけてもピクリともしない。身体をゆすって再度「大丈夫ですか?」と声をかけるも返事がない。

これはヤバい。まずはこの民家に家族的な人はいないのか?そう思い民家のチャイムを高橋名人レベルで連打。玄関先で大きな声で「ごめんください!どなたかいますか?」と叫ぶも、廃墟レベルで誰も出てこない。

これはもうダメだ。「救急車」を呼ぶしかないな。

iPhone を取り出し「119」とダイヤルを押し、発信。
生まれてはじめて「救急車」を呼んだのでした。

この先の話をどんどん書いていきたいのですが気がつけば文字数が3000文字を超えてしまっているので続きはまた明日にでも。この先どんな展開が待っていたのか想像を膨らませて眠れぬ夜をお過ごしください。


というところまで書いたところで文字数が3389文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

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