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ステキな金縛り#9

どうも、活動停止処分を喰らってしまった人気プロゲーマーです。

それは冗談でして肝数値高男でございます。
俺たちがガキの頃ってのは、芸能人がテレビやラジオで問題発言をして、世間からバッシングを喰らって活動自粛ってのはよくあった話です。覚えているのは超人気女性歌手が、女性はある程度年齢を重ねると羊水が腐ってしまう発言をしてしまいめちゃくちゃ怒られたりとかね。
2010年代に入ったら、芸能人だけではなく、いわゆる「ユーチューバー」という、芸能人なのか一般人なのかよくわからない存在の人が、同じ対象になってきて、今ではユーチューバーも芸能人と同等の扱いをされるようになってきたような気がします。
そして2020年代の今、今度は「プロゲーマー」と呼ばれる人が同じような扱いをされているような気がします。

いやはや、本当に「プロゲーマー」って呼ばれる職業があって、その方を支持している方が世の中にたくさんいるってのが、なんだか不思議に思ってしまいます。
こう考えてしまう俺も、もう考えは古いんだろうけれども、だってプロエーマーって、要はゲームが上手なだけの人じゃないですか。こんなこと言ってしまったら俺も怒られるかもしれないけれども、ゲームは確かに素晴らしい娯楽のひとつだと思いますけれども、生産性がないというか、それを極めたところで世の中にどれだけの貢献をしているのかよくわからない。でも、そんな人が世の中に需要があって、しかも子供の中では「将来なりたい職業」なんぞ言われてしまっていたりもしながらも、一方では比較的テレビに出まくっている某バイオリニストおばさんは、自身のお子さんがゲームをやりまくっていることに激怒して、お子さんのゲーム機本体をバキバキにぶっ壊しまくったことを SNS で公開して、それを込みに子育てを語っていたりとかしていたり、香川県の条例では未成年のゲームプレイ時間を制限していたりとか、いわゆるゲームは教育には悪いものであると公言している大人たちがいる一方で、プロゲーマーという職業が確立しつつあったりとかで、なかなか面白い世の中になったもんだなって思います。

「プロゲーマー」って言葉も、世の中的にもそうですけれども、自分の中でも、いつの間にか浸透した言葉な感じがするというか、この言葉をはじめて聞いた瞬間ってのを、なかなか思い出せないですね。「プロ」って言葉も「ゲーマー」という言葉も、ガキの頃から当たり前のように使っていましたので、もしかしたらガキの頃、同じクラスメイトのゲームがバカ上手なやつのことを無意識に「プロゲーマー」って呼んでいたかもしれないし。

でもねぇ、今回のようなニュースを聞いてしまうと、プロゲーマーって方はまだまだ大衆向けではないような感じもしますね。もちろん、一部のプロゲーマーだけで、他はもっとまともな人たちなんでしょうけれども、少し前の「低身長の男は人権がない」発言をしてしまった女性プロゲーマーなんかもそうですけれども、みんなに注目されている仕事をやっているプロってのは、自身の発言などに注意して活動するってのが当然でございます。もっと言えば俺たち一般人でも、言っていい言葉と言ってはいけない言葉ってのはある程度理解しているものでございます。なのに、こんな発言をしてしまうこの感じ。「プロ」と呼ばれていて、しかも大人気な方なのに、その辺の意識はまだまだ一般人なこの感じが面白いなって感じました。

「プロゲーマー」って呼ばれている人たちの活動、少しばかりは興味あるんですけれども、俺自身全然よくわかんないんですよね。恥ずかしい話、知っているプロゲーマーの選手は1人もいません。
それにはいろいろ理由があるんですけれども、そもそも俺はレトロゲームが大好きな人間ですので、いわゆる e スポーツなんかで使われている最新のゲームにまず興味を抱いていないのです。
例えばですけれども「スターフォックス64」の高得点を狙う世界大会みたいなのが、2022年現在開催されたらめちゃくちゃ興味がありますし、初代「バイオハザード」の最短クリア大会なんかも興味があります。しかし最近の APEX とか、あの辺のゲームは自分自身やらないので、プロのプレイ動画を見たところで、なんとなくはすごいんだろうなってのはわかりますけれども、ゲームのルールを熟知しているわけではないので、多分観ていても楽しめないんですよね。

もうひとつは、やっぱりゲームってのは触って楽しいものなんですよね。任天堂の宮本茂さんが昔言ってたと思うんですけれども、例えば友達がプレイしているのを横で観ているだけでも、確かに面白いのかもしれないんですけれども、本当に面白いのはコントローラを自分で持ってゲームを動かしたその瞬間だと思っているんですよね。なので、他人がゲームをプレイしているのを視聴する時間があるのならば、自分自身でゲームをプレイしたい。これが古い感覚を持っている俺の考え方です。

あとはやっぱり、俺自身負けず嫌いというか、友達の F ピーナ君ほどではないんですけれども、自己顕示欲が強いんだろうな。だから、こんな風に毎日 note を更新し続けているんだろうけれども、他人のゲームプレイコンテンツなんかよりは、自分自身のプレイをコンテンツにしたいという気持ちが先行してしまうのです。
俺なんか、プロゲーマーでもなんでもなく、むしろゲームなんかめちゃくちゃ下手くそなんですけれども、でもゲームの面白さってのは、めちゃくちゃ上手いだけではなく、下手くそで不器用で、少しずつ操作が上達していく状態こそがゲームの面白さだと信じております。
俺がプレイする「魔界村」なんかもまさにそうだと思いますけれども、大事なのはゲームがめちゃくちゃ上手なことだけではない、俺にしかできないプレイをすることで、そしてゲームの作者にリスペクトの気持ちを抱き、その後にたくさんの人に「こんなに素晴らしいゲームがあるんですよ」ってことを共有することです。
やっぱり面白くて、クリエイターのこだわりを感じるゲームは、たくさんの方に評価されて欲しいし、プレイしてもらいたいし、もっと言えば売れてもらいたい。

そんな負けず嫌いな俺、この間も話しましたけれども、昔懐かしニンテンドー64の名作ソフト「スターフォックス64」が Nintendo Switch で遊べる状態になったので、これをめちゃくちゃ遊んでいるんですけれども、やっぱり自分が昔めちゃくちゃやり込んでいた作品で、それなりに得意だとやりこみ度が半端ないですね。このあいだの休みなんか、下手したら総プレイ時間5時間とか6時間とか担っていたんじゃないかって思います。
どんだけ熱中しているのかと言いますと、俺っておっさんなので、朝方しょんべんがしたくなって目がさめるじゃないですか。で、トイレから戻ってきて時計を見たら、まだ午前3時。
次の日が仕事だったら、普通の人はもう一眠りするじゃないですか。しかし俺はその辺、言ってしまえば普通じゃないので、「スターフォックスができちゃうな!」って思ってしまったのです。
「スターフォックス64」というのは、繰り返し何度も遊ぶゲームなので、1時間もあればエンディングまで遊べちゃうのです。なので午前3時にプレイを開始すれば4時過ぎとかにはゲームを終えられ、そこから考えても2時間くらいは眠れます。

午前3時、真っ暗な部屋で「スターフォックス64」をプレイし、無事にエンディングを迎えて電源を切り再度眠ろうとしたんですけれども、そこでまさかの金縛りでございます。
俺といえば金縛りが大好きな人間で、金縛りになった度にその経験を忘れないためにも、こうしてテキストに残しているんですけれども、今回も残しておきたいと思います。
って言っても、大した話にはならないんですけれども、今回の俺の過ごし方は金縛りになるには最高の条件です。
夜、ガッツリ寝ていたのに、朝方に目を覚まして、そこで「スターフォックス64」のような、めちゃくちゃ興奮するようなゲームをプレイし、脳に刺激を与えてめちゃくちゃ興奮させ、体はまだまだ眠たいって状態にするのです。
で、そのまま寝ようとすると、体だけが先に寝てしまって脳が置いていかれた状態になってしまうんですね。俺くらいの金縛りを幾度となく経験している、いわゆる「カナシバリスト」になると、よくわかっております。

で、今回は珍しく、体を横に向いて寝ている状態で金縛りになりました。金縛りってのは仰向けになっている状態の時になるのが多いんですけれども、いわゆる「側臥位」の状態でなるのは割と珍しいのです。
で、いつものようにめちゃくちゃ眠い中、だんだんと息苦しくなってきて、体が動かないんですけれども、それだけではない、俺の体が背中の方から引っ張られているようなそんな感じがしたんです。
もうやって文字にしたらめちゃくちゃ怖いじゃないですか。しかしその時の俺、もう眠たくて眠たくて仕方なくて、30秒ほどそんな状態なのを経験したまま、再度眠ってしまい、気がついたら朝になってしまっていました。
これが俺の4ヶ月ぶりの金縛りの報告でございました。大した話じゃなくて申し訳ない。次回はもっといい報告ができるよう、金縛りライフを極めていきます。それでは永遠にさようなら。

■ステキな金縛り 目次→https://note.com/preview/n42de693833f5?prev_access_key=032cba79db3b242b4294e30f197e459a

というところまで書いたところで文字数が4066文字になってしまいましたので、今日はこの辺でオヒラキにしたいと思います。今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。こんな感じのしょうもない文章を毎日書いておりますのでよければ明日も見にきてください。それでは次回をご期待ください、さよなら、さよなら、さよなら(淀川さん風に)

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