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さよなら温泉#9

どうも、「和製ユースケ・サンタマリア」と書かれた墓石を見つけたんだよ!と、電話して来たのが・・・アイツの最期の言葉だったなぁ・・・。でございます。

それは冗談でして肝数値高男でございます。
前回のテキストでは温泉に入りに行った話を書くはずが、ドスパラでつくもひふみくんのヤバさ全開のエピソードを紹介してしまいましたが、今回もその続きを書いて行こうと思います。やることなさ過ぎて近所の公園に行き鳩の数を正確に数え「昨年よりも増えている!」ってところから春を感じることくらいしかやることがない人は最後まで読んで行ってください。

前回→ https://note.com/natural/n/ndc8c84b4cda3

つくもひふみくんが買うことのないゲーミング PC のことで女性店員にあれやこれや質問をしまくり気がつけば1時間くらい経過していました。「もしかして、つくもひふみくんは女性店員から LINE の ID を聞き出すまで帰らないつもりじゃ!?」って心配になってしまうほど時間がかかりました。
暇を持て余した俺とアリストテレスくんはその横で、初代「バイオハザード」のジルをコントローラ放置して操作しない時の動きわかります?あの、腰に手を当ててダラ〜っとしているポーズ。まさにあのポーズをして過ごしていました。
買われることのないゲーミング PC の説明がすべて終え、お店を出た時には外は真っ暗。雨が降っていたってのもあり、暗くなるのがいつもより早く感じました。

車内では「やっぱりゲーミング PC って高いね。」「当たり前の話だけれども、高い金を払えば良いスペックのものが手にはいるってこだよね。」という会話が繰り広げられておりました。そこで出た話が「そうなると PlayStation5 とかって安く感じるね。」ということです。
あれは昨年だったかな?世の中どこを探しても在庫のない「PlayStation5」が、なんと5000円の値上げで、税込で6万円超えのあり得ない価格になってしまったことに俺は残念な気持ちになってしまいましたが、ゲーミング PC を散々見た後に「6万円」はめちゃくちゃ安く感じてしまうから危ない。

でも大丈夫。そうは言ってもあのハード、まだまだ世の中に出回っていないでしょう。「5万でも6万でも、あのハードどこにも売っていないから意味がないよな」と俺が言うと、後部座席のアリストテレスくんが「PlayStation5 フツーに売ってるぞ?」と言うではないですか。「売ってないべあんなの、一度も見たことがないって。」と俺が言うと「いや、マジで。」と続くアリストテレスくん。
ちょうどそんな時に、目の前に「GEO」があるじゃないですか。俺はここで「じゃあ店内に PlayStation5 があったら俺買うぞ」と言ってしまったのです。今考えたら俺はなぜあんなことを言ってしまったのでしょうか。いや、多分あれは俺のセリフなんかじゃない。俺にキツネが憑依していたのかもしれない。だってここ北海道ですよ。あちらこちらにキツネの霊がいるでお馴染みの北海道ですよ。そう言うこともあり得ない話じゃないですか。

なぜ俺がこんなにも必死なのかと言いますと、あったんですよ、PlayStation5 が。「新品あります!」って札ついて、店内に売っていました。いやはや、アリストテレスくんがニタニタ笑いながら「ホラ、買えよ!」って俺煽ってくるではないですか。俺は足をガタガタ震わせていた。おしっこも漏らしてしまっていた。
あれは完全に俺が負けた瞬間でした。いいやいや・・・マジでやばかった。本当に買おうかなって思っちゃった。でもでもダメだ。俺はこんなダメハードにお金を使っちゃダメだ。伸びる右手左手が止める。
でも、PlayStation5 をダメハードって俺は前から言っているけれども、買いもしないで「ダメハード」って言うのもどうかなって話です。金をちゃんと払い、実際に動かしてみて、それで思ったことを述べるのが大人なんじゃないか?
そんなことを考えてしまいさらに右手が伸び、左手が「いやいや、だからって言っても6万は高いって」と止める。「サイレントヒル2のリメイクもやりたいよね」と右手が伸び、それを左手が「あなたは Nintendo Switch ですら積みゲーがたくさんあるのだから、こんなの買ったら積みゲーがさらに増えてしまう」と止める。自分との戦いだった。脂汗もガンガン流れて、変な時間だったなぁ。

いやいや、もう「PlayStation5 買う」だなんて言うのをやめよう。俺はこの時大反省をしました。
しっかし、値上げ前は売っているのを一度も見たことがないんだけれども、値上げ後にこんな風にフツーに売っているのは腹が立ちますね。
なんだかねぇ・・・20年前のゲームハードみたいに、4万円以内でハードが変えたりしないものでしょうか。PS2 なんか新品で35000円で売っていたんだぜ。そのくらいの額にならないものでしょうかね。
・・・と、なんだか貧乏くさい話になってしまいましたが、ここからは貧乏話も吹き飛ぶいい話をしますよ。

さて、食事でございます。どこで食事をしようかって話ですけれども、合流の時にあれだけグズグズだった我々が、どこのお店で食事をするかなんてパッと決められるわけがないじゃないですか。そこで今回の温泉企画を発案したアリストテレスくんに選択権のすべてを与えることにしたのです。
アリストテレスくんが行きたいって言うお店がすべてです。それに俺とつくもひふみくんは絶対に従わないといけません。
ここでアリストテレスくんがリクエストしたお店なんですけれども・・・まぁね・・・ここでそういうお店の名前を書くと、読者の皆様・・・というか庶民の皆様に「へぇ、肝数値高男さんたちって普段そういうところで食事をしているんだ〜」って、我々の金銭感覚がバレてしまうのであまり書きたくないんですけれどね。
もうひとつあまり書きたくない理由があります。それはここに具体的なお店を書いて、その影響でお客さんが殺到して、次回以降席を確保しにくくなったらイヤだなぁ。

でもなぁ、読者の皆様には普段からお世話になっておりますしね。具体的なお店も何も書かないってのも失礼な話になってしまいますよね。じゃあ、みなさんにだけ特別で。他の人には内緒ってことを約束に書かせていただきます。
環状線を南の方へ車を走らせると、右手に見えてくるウッド調の建物が店舗です。いわゆる「高級ハンバーグ店」なんですけれども、具体的な店名をここで記載したところで、高級店なので庶民の皆さんは行けないですよね?かえってイヤミにならないでしょうかね?問題ないですか?ああ、そうですか。

お店の名前は、建物に大きく書いております、黄色文字で「びっくりドンキー」って言うんですけれどね。びっくりしたのはドンキーじゃなくて読者・・・いや、庶民のみなさんですよね?「え!?肝数値高男さん、そんな高級店で食事するの!?」ってね。ええ、するんですよ。なんか自慢みたいになってしまい申し訳ございませんね。
アリストテレスくんがこのお店にした理由、それは「久しく行っていないから」でございます。数日前に俺がここでテイクアウトしたばかりであっても、リーダーはアリストテレスくんなので従うしかありません。
なんだったら前の日に、つくもひふみくんが遠方に出張した帰りにここに寄り食事をしたって言いますけれども、それでもアリストテレスくんに従うしかないのです。

高級ハンバーグの味は、めちゃくちゃ美味しかったです。そりゃ、高級ハンバーグ店ですからね。美味しいのが当たり前でございます。店内では3人でいろんな話をしました。ここでやっと31歳らしい話をしました。どんな話をしたのかここに書いたところで1ミリも面白みがありません。31歳同士のマジの会話ってのはそんなもんでございます。
さてさて、食事の後は温泉なんですけれども、ようやく温泉の話が書ける。多分ですけれども次回が最終回でございます。いや、最終回にさせる。筆者の俺がもう限界なのです。
読者の皆様、あと1日だけ耐えましょう。未来は明るい。


・つくもひふみ
https://twitter.com/follcmodmw
・アリストテレス
https://twitter.com/Bolk48ii47

とうところまで書いたところで文字数が3583文字になってしまいましたので、一旦ここでおしまいにして、続きはまた明日書きたいと思います。
今日もここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
この文章を読んで、僕のことをすごくキモいと思ってもらえたら幸いです。明日のコンテンツでもキモいと思ってください。よろしくお願いします。

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