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宮舘涼太に堕ちたら最後。

先日の金スマを見て、どうしても書きたい欲求に晒された。それは大好きな宮舘涼太くんが無双をかましていたからだ(ほぼ向井くんと中居くんと澤部さんのおかげ)。宮舘涼太という人間性が存分に現れていた番組だったと思うが、彼を知るには更々足りない。だから、ちょっとだけ語らせて欲しい。


何かよく分からないけど、視界に入ってくる。耳に聴こえてくる。でもそれは、ぼんやりと靄がかかっているようで、ハッキリとその輪郭を掴めない。掴んだと思ってもすっと消えてしまう。

私にとってSnowManはそういう存在でした。

『でした。』と言っているくらいなので、今はしっかりとハッキリと、SnowManを捉えて、FC入ってるし、週の半ば水曜日のYouTube更新日が楽しみだし、paraviも入ってるし、デビューコンサートSnowMan ASIA tour2D.2D.も時間の許す限り視聴して、『ファン』と言えるくらいにはなっているつもりです。
そんな感じでマイペースにSnowManを愛でている私をSnowMan沼へ誘ってくださったのは、他でもない宮舘涼太くんでした。

多分、幾人かの方は頷いてくださると思うのですが、宮舘くんに堕ちるのは瞬間的なものではなく、じわりじわりと宮舘涼太という罠にかかっていくようなものなのです。自分の癖に宮舘くんがぴったりハマるまでにじっくりと時間がかかるのです。
まさに沼。落とし穴のように一気に堕ちるのではなく、じんわりゆっくりと。その本人ですら沼に嵌った事を気づかない間に、確実に。

私事を語るのは恐縮なのですが、私が宮舘くんを宮舘くんだと認識したのは、NHKのスペシャルドラマ『夢食堂の料理人〜1964東京オリンピック選手村物語〜』です。

物語の舞台は東京オリンピックの選手村。
そこに設置された食堂には全国から集められた料理人たちが世界トップレベルの選手たちを食でもてなしてました。
宮舘くんの役どころは、帝国ホテルから派遣された料理人・山田和雄。プライドが高く、地方からやってきた料理人たちに対し、斜に構えています。
結構序盤の方から、本当は皆と仲良くしたいオーラを発する山田くん。でもプライドが許さない山田くん。時代背景と料理人という設定上、髪を短くし前髪もコック帽に入れ、表情のごまかしが一切きかない中で、そんなちょっと面倒くさい若い男子の機微を絶妙に、自然に、山田和雄という役を演じきった宮舘くん。努力をしてきたからこその自信と、実力が足りないと心にモヤを抱える部分、自分と実力がとんとん、いや、それ以下の人が注目を浴びているときに恨むのではなく何が自分に足りないのかと考えることのできる人間。そんな山田和雄の性格は宮舘涼太という人間にも通ずるところがあるのではないか、私はそう思わずにはいられませんでした。
それらの演技もさることながら、私が注目したのは彼の料理シーンでした。
料理を生業としている私は、ドラマなどでも包丁の持ち方や鍋の振り方などで「普段から料理をしている人」か「ドラマのために練習した人」かがなんとなく分かります。
このドラマの冒頭はキャベツの千切りをしているシーンが多かったのですが、宮舘くんは調理台に対する身体の角度と距離が「普段から料理をしている人」のものでした。しかも「基本的」な形ができたうえでの自分にとってやりやすいポジションを分かっているような、そんな料理シーンで。
(もちろんNHKのドラマなので所作なども厳しい指導があったとは予想できますが、そこはどうしても役者さんの普段の癖は少なからず出てしまいます)
そんな彼に注目せざるおえなかったのは仕方のないこと。
「面白い役者さんがでてきたな~、舞台出身の人かな。NHKが好きそうな演技するね」と謎の上から目線でドラマを見ていました。
このドラマがきっかけで、宮舘涼太という人物が私の中にインプットされ、「気になる人」となったのです。
(この時はジャニーズJr.だとはつゆ知らず……SnowManというグループと佐久間大介というジュニアがいるということだけは知っていました)

ファンの方はご存知の通り宮舘くんは、SnowManイチの料理人です。
ストレス発散にローストビーフ作るってガチ勢やん!
https://youtu.be/Yrad53dXjLw
YouTubeでもそれスノでも雑誌の取材にしても、宮舘くんの指がアップになる時、いつも爪が短く、少しささくれ立っている指を見る限り、ちゃんと普段から料理してるんだな~と改めて思うのです。
宮舘くんのファンとしては、定期的にお料理している姿を拝見したいものです。

二度目の罠は、ジャニーズカウントダウンコンサート2019-2020でした。
20年来のV6ファン、15年来の嵐ファンの私は、結婚を機に東京に来て、生まれて初めてカウコンに応募し当選しました。人生の最推しである長野くんが年男のこの年に当選した喜びを噛みしめながらコンサートに向かいました。
宮舘くんの存在を知らなかったくらいなので、私のジャニーズの知識は、NEWSまでがかろうじてといった感じ。ジュニアにはさらさら興味がない人間でした。三宅くんが滝沢歌舞伎に出た時も三宅くんしか視界に入っていませんでした。(いや、今更後悔してますよ……あの時の自分を膝詰め説教したい)
そんな私がカウコンに入ってしまったのです。ありがたいことに、席はアリーナ。しかも、年明けには、ジャニ―ズ初の2組同時デビューというタイミング。放送枠に入らない時間帯の公演は、ほぼジュニア祭りで、正直置いてけぼり、むしろガッカリ感の方が大きかったのです。
滝沢歌舞伎で三宅くんに絡みまくっていた佐久間くんというアニヲタがいるグループがSnowMan。佐久間くんの動きは、肉眼でもよく分かる。SnowManで一番小さいとはいえ、魅せるダンススキルは随一。

で、そんな彼に引けを取らないほどに魅せるダンスをするお方に、私は目を奪われてしまったのです。

あれ、料理人じゃん……!?はぁ!?えっ!?クソかっけーーー!!えっ!まって!エレガンスや……!いや、まって…アクロやばくね!?はぁ!?美しさと男らしさが同居してる!?妖艶さと力強さの両方持ってるってどういうこと!?歌声綺麗すぎる……!えっ!?ソロパート少なくね!?なんで!?なんでよ!?なんでダンスも端っこなわけ!?いや、にしても魅せ方分かってる人だわ。全体見ている。にしてもかっこよすぎじゃね!?笑顔可愛すぎじゃない!?

言葉が悪くなり申し訳ないです。だがしかし、気づいた時にはすでに宮舘涼太という人物の虜になっており、自己紹介ラップの「館様!舘様!」は隣の方よりも大きな声で叫んでいたと思います。(ぶっちゃけ衝撃が大きすぎてハッキリ記憶がない)

SnowManの生のパフォーマンスを初めて見て、私が宮舘くんに最初に感じたものは間違ってなかったんだなぁと。何故か答え合わせができたような気がしたのです。

やっぱり宮舘くんは努力の人だし、悔しい思いをたくさんしてきた人。努力をしてきたからこその自信と、実力が足りないと心にモヤを抱える部分、自分と実力がとんとん、いや、それ以下の人が注目を浴びているときに恨むのではなく何が自分に足りないのかと考えることのできる人間。

こんな人を好きにならない理由あります?

それからの正月休みは、主人が仕事なことを良いことにSnowManのYouTubeを見まくりました。もちろん嵐にしやがれもチェックしており、宮舘くんのバラエティー能力と一言のもつ破壊力に脱帽したものです。(ゆり組で同じ双子を好きになったと話題で「僕は妹の方です」とぶっ込んだ宮舘くん。「同じ」はどこに掛かってるんだい?と。あんたら双子じゃないだろ、と。いや、どっちを好きになったかとか聞いてないし、と。そしその一言に沢山のツッコミを入れたくなる)

そんなこんなで、確実に私の中に入ってきた『宮舘涼太』というエンターテナーに、毎日毎日心を満たしてもらっているのです。長くなりすぎたので尻切れトンボだけど、終わり!

またどこかで語る。語り足りない。

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