ふわふわ*。◌タオル
タオルは毎日使うものだから、なるべく快適に使いたい!そうお考えの方も多いと思います。
もちろん私もそう思っている一人です。
しかし、タオルは使って、洗濯していくうちに硬くゴワゴワになったり、嫌な臭いがするようになったりします。
そうなると、タオルを使うのも嫌になってしまいます。
でも実は、そのゴワゴワもにおいも洗濯することで今すぐ解決できるんです!
タオルに触れた時に、クッションのような役割を果たしてくれるのが、「ループ」。ふわふわのタオルは、「ループ」がきれいに並び、まっすぐ立ち上がっています。「ループ」がもつれていたり絡まっていたりすると、クッション性が効かなくなりタオルがゴワゴワしていると感じるのです。
お洗濯をするときにも、気をつけるべきポイントがいくつかあります。たたき洗いをすると、タオルの「ループ」を潰してしまう原因となるそう。乾かすときに、直射日光に長時間充てることもNGです。繊維の中の水分が乾ききってしまうと繊維の縮みが起こり、タオルがゴワゴワになってしまうからです。
最近は、洗濯機の節水コースの機能性も高くなったといわれています。けれど、あまりに少ない水量でお洗濯をすると、汚れが落ち切らずタオルがゴワゴワになる原因になってしまうそうです。水量は「洗濯物の量に対してやや多めの量」を目安にしましょう。洗濯ものをギュウギュウに入れすぎないように気をつけることも大切です。
タオルをふわふわにしたいあまりに、柔軟剤を多く使ってしまうことがありますよね。けれど、これは、かえって逆効果だそうです!柔軟剤は繊維に残るため、大量に使いすぎると吸水性が落ちてしまい汚れが取れない原因に。いつもよりも「やや少なめの量」で使うことがおすすめです。
柔軟剤を使う場合には、既定の量より少なめを意識するのがおすすめ。数回に一度使うなど調整してみるのも良いかもしれませんね。
そこで、お洗濯を干す前にタオルを「パタパタ」して、脱水の時などでくっついたループの塊を無くし、ひとつひとつのループが空気を含むようにしてあげましょう♪一般的なタオルなら20回くらいパタパタすると効果がありそう。
乾燥機で乾かすと、温かい空気でループが起き上がってふんわりと仕上げてくれますよ。でも毎回乾燥機で乾かすには、電気代やガス代が気になりますよね…。乾燥機で完全に乾かさなくても、干す前に10~30分程度乾燥機に入れてから、外に干すのもOKです♪
外出やお天気などの理由で、洗濯物を部屋干しする方もきっと多いですよね。でも、気になるのは部屋干し独特のニオイ。これは、湿っている間に発生する雑菌が原因だと言われています。なるべく短時間で乾かすには、除湿機や扇風機などを利用するのがオススメです。
クエン酸は洗剤、柔軟剤として使える
クエン酸は掃除だけでなく、洗剤や柔軟剤の代わりとして使うこともできます!
通常の洗剤は皮脂汚れを強力に分解させるため、アルカリ性の性質を持っています。そのぶん洋服の生地自体にも負担をかけてしまい、洗いあがりもゴワゴワした感触になることが多いようです。
そこで、酸性のクエン酸を洗剤として使えば、アルカリ性の汚れをきれいに落としてくれます。柔軟剤代わりにすると、アルカリ性の成分を中和して、生地にかかる負担を和らげてふんわりとした感触に仕上げることができ、おすすめですよ♪
毎日肌に触れる物だからこそ、お気に入りを長く使えると良いですね。ちょっとした工夫で、タオルの"ふわふわ"の寿命はグンとUP。お洗濯のひと手間で、仕上がりが変わることも期待できるので、一度試してみて下さいね♪
最後までご高覧いただきましてありがとうございました。
奈月☘