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きのうは溺愛する息子の、広島大学の入学式でした
一歳3ヶ月離れたお姉ちゃんが手がかからなすぎて、私からぜったいに離れられない息子のことで悩んでた、子育て期。
同じ部屋にいて私が洗濯物畳んでても、1時間ほっといても泣き続けたり 台所で、お料理作ってても私の足元にすがりついて泣いたり。公園で2メートル離れても泣いたり。なので、お風呂の時以外はおんぶ、おんぶ。ご飯食べる時も、家族で私だけ背もたれのない椅子に座り、おんぶ状態の食事。
これが2歳なるまでの息子。当時の私はそれを相談してた、どうしたらいいのですか?って。
幼稚園に行く前に、靴下履かれへんって泣き倒して、片方の靴下履けるまで1時間泣き続けたこともあったなあ。
でも、小学校にあがると、6年間先生に褒め倒されて、
何も言うことはありませんって、ハンで押したみたいに、歴代の担任に言われ続け。
中学入試も、わたしは、勉強しなさい、って一言も言わず。塾イチ、ストイックな子ですとまで言われた。
お父さんの亡骸を運ぶ台車をわたしと押しながら、ぼく、この大学の医学部に来るかもしれないと行った夜。
お父さんのお通夜の日も、ギリギリまで塾に行ってた。塾の先生方もお通夜に来てくださった。
本番に強いのがこのころから発揮してたみたいで難関の中学入学。1番上のクラスで6年間やり通して。でも共通テストで大惨敗。阪大志望からの、志望校急遽変更。関大受かるも、キープしなくていい(入学金額を入れずに)と、退路を断ち、広大受験、合格。
息子には今まで叱ったことがなく、
なので、私には子育てを語れることはできない。ただ、娘が小学一年の入学式の翌日、息子は保育園の年中さん、のときに主人が白血病と診断され、それから6年間、毎日死ぬか生きるかの闘病。
主人に付き添い続けた背中を見せただけ。
息子が離れてくれなくって泣いてる、35歳のあなたへ。
わたしは、今のあなたがうらやましいよ。そんなに息子に愛されてつきまとわれて。
わたしは、いま、そのあなたの息子が離れていこうとして、ずっと泣いてるよ。
でも、そのあなたの息子は
それはそれは頼もしい子に育つんだからね。
何も悩むことはないんだからね。
一生分、背中に、胸にその子をだきとめてしあわせを、暖かさを感じるんだよ
いまから、入学式、行ってくるね
きのうの広島は、大雨。母ちゃんの涙雨
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