第39話 登場の度にいちいち付け替えるのかな?

″ピーナッツ体独自のハッピーウイルス″こと旧型パチマルウイルスに感染してしまったモピ子とモピ夫。

いったいどうなっちゃうのかな?

「モピドクター、その感染症を治す薬は貰えるの?…」

「うむ。それなんだけどねぇ」


モピドクターが相槌を打ったその時、裏からなんか出てきた。


「こんにちは〜」


「あ、モピメデスン!」

「あなたがモピメデスンですか。」

こやつの名はモピメデスン。ピーナッツ村の薬を全部管理しているんだ。


「…モピメデスンさんの周りに錠剤が沢山落ちていますが、あれは…?」

モピメデスンに初対面のモピ花は、モピメデスンの生態がよく分からなくて思わずモッピーに耳打ちで質問した。

「あ、あれはね、カスタムして頭につけるんだよ。いつでも色んな種類の薬をつけれるように近くにいっぱい落ちてるんだよ〜。」

モッピーが珍しく質問に答えた。

「は、はあ…。そんな仕組みなんですね。」

意味わかんない仕組みだね。


「お二人さん、結論から言いますとね、パビッドを治す薬というのはありませんのですよ〜」


モピメデスンは、モッピーとモピ花がこっそり話している隙を狙ってでもなく急に話し出した。

「え!ないの?」

「そうそう、別にあの状態でも困ることはあまり無いでしょ?だから、ないのですよ。」

「で、でも、様子がおかしくてソワソワするよ。」

モッピーは、モピ子が無事なのはいいんだけど、あのままだとモピ夫となんかすごくいい感じになってるのが耐え消えられないみたいだね。


「そこまで治したいのですね〜。そうしたらね〜。」


モピメデスンは、モピドクターと顔を見合わせて…。

「「山にヒアウィー!」」





「「???」」


意味わかんない突然のカタコトに、モッピーとモピ花は思わずハテナの顔を見合わせた。





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