第36話 レッツフライ?

さてさて。モピ子の病を疑って、病院に向かっている最中の一行。モピ子に引き続いてモピ夫のテンションもおかしくなってしまったみたいだね。

どうするの?(てかなんで?)

「モ、モピ夫?どうしたの」

「いえーい!」

「あははははは!楽しー!」

恐る恐るモッピーが尋ねても、モピ夫はめちゃくちゃ無視してモピ子とキャッキャッ騒ぎ始めている。

どっちがどっちのセリフを言っているか分からないね。

「も、もう!なんだ2人揃って…」

いじけるモッピー。

「モピ夫さんと、モピ子さんを…!」

その時、さっきまでモッピーの後ろについていたモピ花が、神妙な面持ちで2人の前に立った。

「病院に、連れていかなければ…!」

モピ花は、騒いでいるモピ子とモピ夫の手を制して構わず握ると、窓の方へ向く。

「お、何が始まるんだいベイベ!」

「羽が付いてるわ!あはは!」

モピ子とモピ夫は相変わらずテンションMAXだ。

「モピ花ちゃん、どうしたの?」

突然のモピ花の様子に戸惑うモッピー。

「モッピーもほら、私の背中に乗って!」

「え、背中に?」

「急いで!早く病院に行かないと!」

「わ、わかったよ」

モッピーはモピ花の背中に乗りー

「出発!」

びゅんと大きく羽ばたくモピ花の羽。

「わお!すごい!」

「空を飛んでるわ!!」

三体のピーナッツ体を乗せた小さな体は、風に揺られー






NEXT▷これはですね〜

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