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フリマアプリ出品はもっと手抜きでいい。

フリマアプリへの出品で、売れにくいものを売る、ブランド品を高く売る、副業にする、なんて高い目標は一個人には必要ない。

商品画像は1枚でいいし、説明文は書かなくてもいい。
最低限の情報だけでも購入する人はいて、その人一人が買い物に満足すればフリマの目的は果たせるからだ。
また、かける時間を減らせば、時間あたりの売上、時給が上がることになる。

1 フリマサイトに登録

メルカリがおすすめ。
理由は、とにかくユーザー数が多いため。

2 不用品集め

状態が悪くても売れることはある。
欲しい利益、最低時給で出品できるかが決まる。

例えば、設定できる最低価格300円から、販売手数料5%で15円と、送料・クリックポスト185円を引くと利益は、
300-15-185=200円。
それ以外の送料ギリギリなら利益は10円以下。
このような利益がほとんどない取引は、出品者のボランティアや、善意や承認欲求で成り立っている。

だが、自分でそこまでする人はそういないだろう。
好きな時間に、最低1時間から働ける……のだとして、時給500円にしたければ、1時間かけて1つ、800円以上のものなら販売できる。

3 商品撮影

画像は最低1枚、決めうちを撮影。
商品全体を、商品でないものは写さず、できれば正方形で撮る。
撮影時間帯は気にしなくていい。自然光と照明、どちらがいいということはない。
服を斜め45°にすると動きは出るが、分かりにくくもなる。
自撮りや、公式画像の転載のみ、ましてや色違い品のサムネは避ける。

4 画像編集

写真の自動補正をかける。
更に手動で明るさを多めに上げる。
色味を肉眼に近付けられるといいが、難しい上写真アプリだけではできないことも多い。
加工しすぎに注意。

また、色ごとの傾向を考慮する。
赤:オレンジ寄りと紫寄りがある。
青・紺:周りの白が黄色くなる。
暗い緑・薄い緑・青緑:グレーに見える。説明に緑と明記する。

5 商品情報入力

説明文はなくてもいい。余計なことは書かない。

布製品は手触り、タグの素材割合を書く。
ネット購入では生地感で失敗しやすいため。

マイルールは書いてはいけない。
アルバイトで接客をしていれば思うことだが、本当におかしな客はそもそも注意書きなど読まない。

6 価格設定と値下げ

かなり高めに設定し、逆オークションとして毎日500〜100円ずつ値下げする。

7 梱包

売れてからでいいので、表面を拭いたり洗ったりして、再度点検する。
A4サイズのものなら、色付きビニール袋や封筒に入れ、端が余ればテープで軽く留める。口は太いテープでしっかり塞ぐ。

8 発送

追跡や保証なし、住所が見える状態で、最安値で発送する場合。

  • 3cm以内で大きさがA4以内、100g未満の軽いもの
    郵便ポスト

  • 3cm以内で大きさがA4以内
    クリックポスト(ネットでカード払い、ポスト投函)

  • 3cm超過で500g未満の軽いもの
    郵便局から郵送

  • 3cm以上で500g以上のもの
    コンビニで宅急便

ただし、以下4つも確認すること。
4cm ゆうパケットポスト
5cm レターパックプラス
5cm 宅急便コンパクト
7cm レターパックプラス

9 取引

もし返品を依頼されたら
相手にも不備があるなら、返送の代金を支払うより転売した方が安いと伝える。
相手は納得はできずとも、返品を選ぶことはないだろう。

終わりに

以上、「フリマアプリで売れる方法」という記事への反対意見と、それらの記事で書かれない、出品の要点についてまとめた。
出品の面倒さを減らすことで、これから出品するハードルも下げられたらいい。

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