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言葉が変われば自分も変わる【ありのまま 思うまま】

言葉を変えるだけで自分が変わる


1.      誰の言葉に一番影響されるのか?

 人は1人では生きていけません。

 必ず誰かから生まれ、誰かと関わりながら生きています。

 当然、家族や友人など身近な人からの影響を多く受けるのが人間です。

 では、人生という長い旅路の中で、誰の言葉の影響を最も強く受けるのでしょうか?

 それは「自分の言葉」です。


2.      一番聞いている言葉は自分の言葉

 誰と関わっていても最も触れる言葉は「自分の言葉」です。

それが自分に対してでなくて誰に対する言葉であっても、その言葉を口にする時、その言葉を同時に聞いているのは自分自身です。

誰かと話す時、独り言を言う時、頭の中で言葉で考えると時、すべてが自分に返ってきます。

一時的なストレス発散のための愚痴がいつの間にかいつも愚痴になっている人は、全体的にネガティブだったり批判的だったりしませんか?

ポジティブな言葉を自分だけでなく他の人にもよく言っている人は、普段からその人自身がポジティブだったり前向きだったりしませんか?

ネガティブな言葉が多ければネガティブな影響が多くなり、ポジティブな言葉が多ければポジティブな影響が多くなります。


3.      『すみません』を『ありがとう』に

 なっつんが高校3年生の冬、受験も終わり、自動車免許取得のために毎日自動車学校に通っていた時のことです。

 当時のなっつんはとてもネガティブで引っ込み思案でした。

 狭い道や信号のない交差点などで、人や車に道を譲っては「すみません。すみません。」と言っていました。

 自動車学校に通う時にもいつも通り同じようにしていました。

 しかし、自動車学校で勉強するたび、法律や交通マナーとは別に、車を運転しているときに歩行者に道を譲られることのありがたみを強く感じるようになりました。

 譲られることで、譲ろうとする歩行者自身の安全が高まるだけでなく、運転手もまた気持ちにも余裕が生まれ安全確認などがしやすくなることを実感したのです。

 そんな時どこかで聞いた誰かの言葉を思い出したのです。

 ???さん「『すみません』を『ありがとう』に変えるだけで人生が変わるよ。」

 これをやってみようと思いました。

 ・道を譲って先に行ってくれたら「ありがとうございます」

 ・道を譲って先に行った人から「ありがとう」を言われたら「(こちらこそ)ありがとうございます」

 ・道を譲ろうとして逆に譲られ返されたら、自分が先に行って「ありがとうございます」

 今まで自分が『すみません』と言っていた場面を『ありがとうございます』に変えたのです。


4.      たった3か月で幸せに

 自動車学校を卒業する頃、なっつんは幸せに感じられる時が大きく増えました。

 道を歩くときの言葉を一言「ありがとうございます」に変えただけです。他は何も変わっていません。

 いつも通りの生活でいつも通りの行動パターンです。全く同じです。

 人に気を使わせてしまっているという思いからの「すみません」は、どんなに互いにとって良いことをしても、してもらっていても、負い目というネガティブな気持ちを増やすだけでした。

 しかし、それを「ありがとう」に変えただけで、互いの気遣いは迷惑から感謝に認識が変わり、人との温かい繋がりを感じられる時間が増えました。

そして、自分自身の「ありがとうございます」からもポジティブな影響を受けている実感もあったのです。

 たった1つの言葉を変えるだけで、1年を待たずして約3か月で、なっつんの体感する幸福度が大きく高まったのです。

 何か自分を変えたいと思った時、1つの言葉から変えてみることをオススメします。

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