誰もがもっている強み「ストレングス」【専門用語】

強みに気づき活かす

1.      現状をより良くしたいが自分には力がない？

　今の生活で悩み、苦悩し、生きづらさを感じている時、またそのことが重要で難しいことである程、自分の力ではどうしようもできないと感じることはありませんか？

　しかし、そのような時こそ役立つ考え方が「ストレングス」と「ストレングス視点」です。

2.      「ストレングス」とは

何か困りごとがある人、生きづらさを抱えている人のサポートをするのが福祉の仕事です。

その福祉の大切な視点の1つに「ストレングス視点」というものがあります。

その「ストレングス」とは、そのままズバリ「強み」です。

　何かができること、何かが好きであること、何かサポートを受けられること、あるいは今は誰も気づいていない可能性、良いものであれば特別なことではなく何でも「強み」＝「ストレングス」と考えることができます。

3.      「ストレングス視点」とは

　人は誰でも潜在的にもっている「強み」＝「ストレングス」があるが、様々な理由で発揮されにくいことがあるため、その「強み」＝「ストレングス」を発揮できるようにサポート・支援しようという考え方が「ストレングス視点」です。

4.      一般人が日常生活で活かすなら？

　では一般の人が時分で自分の生活を良くしたいと思う時、この「ストレングス視点」をどう活かしたら良いでしょうか？

　これは実にシンプルです。

　自分がもっている「強み」にたくさん気づきましょう。

　誰でも必ず「強み」があります。

　良いことであれば何でもよいです。

　難しく構える必要もありません。

　当たり前で誰でもできることと思えるようなことであっても、それは「強み」です。

　常識や固定概念に囚われず、自分をみて「強み」をたくさん見つけ、その「強み」をたくさん活かしていきましょう。