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【感想】BPLS2[SDVX] 各チーム振り返り 【APINA VRAMeS編】

 こんにちは。様々なドラマにボルテらしい演出の数々でインパクトを残したSDVX部門も終わってしまいました。
 今回はドラフトの強すぎるくじ運と、圧倒的なパワーで勝利街道を突き進んだアピナについて語りたいと思います。素人の戯言ながら楽しんでいただけたら幸いです。

見据えるビジョンは勝利への道
APINA VRAMeS

戦績

Regular Stage Lリーグ2位 総合2位 勝ち点[1勝2分0敗]23pt
インターリーグ 10pt

チームへのコメント

 ドラフトの結果、アピナのメンバーはまさに王道をゆくものとなりました。
①10thKACチャンピオン。超高速の打鍵力と、他を圧倒する本番一発スコアの高さを持つYU11選手
②野増菜かなで愛を貫き通し、鍛えられた鍵盤力とトリッキー譜面への対応力が光るKND*48TE選手
③肩書き通りの精密さを誇る鍵盤力と、他に負けない豊富な譜面知識を持ち合わせるPAPER.選手

 「ぼくのかんがえたさいきょうちーむ」と言わんばかりの強いメンバーが揃っており、少なくとも鍵盤譜面においてこのチームを打ち破ることができるのは難しいのではないか?と思っていました。加えて大会慣れしているメンバーも揃っており、非常に隙のないメンバー編成になったと思いました。
 実際リーグ戦はGiGOと同点ながらトップの成績インターリーグではスーパーノバ相手に大勝をあげるといったとんでもない強さを誇りました。セミファイナルではTradzに敗れましたが、後の王者相手にも強みをフルに活かすことができたのは素晴らしいと思います。今後もそのブレない強さを貫いてほしいです。

各選手への寸評

ここからはチームの各選手へコメントをしたいと思います。

武奏の神暴龍天
YU11(ゆーいち)

出場回数
レギュラーシーズン 6回(中堅3 大将3)
クォーターファイナル以降 2回(中堅1 大将1)
プレー曲数
レギュラーシーズン 15曲(9勝6敗)
クォーターファイナル以降 5曲(1勝4敗)
獲得pt
レギュラーシーズン 19pt
クォーターファイナル以降 3pt

 10thKACをはじめ、数々の大会に出場・優勝してきた超実力者です。アピナ松本店がホーム、テレビ信州でも特集が組まれるなど、アピナ所属が運命付けられていたと言っても過言ではないほどの期待感があり、実際にアピナのエースとして数々の強敵を薙ぎ倒してきました
 特に衝撃的だったのは、インターリーグスーパーノバ戦の大将における、~仔羊のナヴァラン・クリシェを添えて~のPUCです。決して簡単な譜面ではない、しかも鍵盤主体のスコア難譜面のはずなのに本番で1桁落ちのスコアを出すとんでもないスーパープレーに驚いた方も多かったのではないでしょうか。
 とはいえエースとして勝ち続けるのは難しく、インターリーグスーパーノバ前ではΦnd:you、セミファイナルTradz戦ではElemental Creationで1点差に泣くこともありました。ただアピナのエースは負けてからが強いです。この先もまだまだ様々な大会で挑戦し、勝ち続ける姿が見れることを期待しています

野増菜家のレジェンド
KND*48TE(よばて)

出場回数
レギュラーシーズン 6回(先鋒3 中堅2 大将1)
クォーターファイナル以降 2回(中堅1 大将1)
プレー曲数
レギュラーシーズン 7曲 メガミックスバトル3回(6勝4敗)
クォーターファイナル以降 メガミックスバトル2回(2敗)
獲得pt
レギュラーシーズン 16pt
クォーターファイナル以降 0pt

 日本人最速でXHRONOXAPSULΞPUCをはじめとするトンデモスコアを多数保持する、野増菜かなでをこよなく愛する高難易度・トリッキー譜面を得意とするプレーヤーです。鍵盤譜面はもちろんですが、ソフラン譜面への対応力が特に秀でており、特に開幕戦のレギュラーシーズンGiGO戦で披露した混乱少女♥そふらんちゃん!!では、レーンスピードが10を超えているにもかかわらず正確に捌くという、理解不能なスーパープレーを披露しました。あれの高速地帯、そんな覚えやすい譜面でもないと思うんですけどね...その後もメガミックスバトルでほぼ毎回野増菜かなでがジャケットに描かれている曲を選んで勝つなど、かなで愛を披露しつつも数々の勝利を重ねてきました。
 クォーターファイナルでは怪我により万全の体制でない中での勝負となり、ポイントにはつながりませんでしたが、鍵盤譜面の安定性とソフランへの対応力、そして溢れんばかりの野増菜かなで愛を広くアピールすることができました。今後もかなで愛を貫いて、万全の状態でスーパープレーを魅せに帰ってくることを望んでいます。

狙うはS-PUC
PAPER.(ぺーぱー)

出場回数
レギュラーシーズン 4回(先鋒1 中堅3)
クォーターファイナル以降 2回(先鋒1 中堅1)
プレー曲数
レギュラーシーズン 6曲 メガミックスバトル1回(3勝4敗)
クォーターファイナル以降 4曲(4敗)
獲得pt
レギュラーシーズン 6pt
クォーターファイナル以降 0pt

アピナの中難易度担当として指名された、Lv17, 18の防御力と鍵盤譜面の精度に自信を持つ選手です。主にタッグバトルでの出場がメインとなりましたが、得意の鍵盤譜面で安定したスコアを叩き出しています。また初回のみの出場となったメガミックスバトルでは、豊富な譜面知識により予習必須の譜面を正確に捌く場面や、セミファイナルではトリッキーな速度変化のあるcontinewを投げるなど、鍵盤以外でも強い一面を見せられました。
 今回は出場数が少ないこともあって活躍の機会は多くありませんでしたが、得意の鍵盤譜面だけでない可能性を見せたことは非常に大きなアピールとなったと思います。来シーズンではより様々なジャンルで活躍する姿が見れることを楽しみにしたいです。

最後に

他チームを圧倒する鍵盤精度力と、一発勝負における高いスコア力で突き進んできたチームです。そして各選手共に尖った強みを持つ面も見せることができ、個人のアピールとしても大成功したチームなのではないでしょうか。今回はセミファイナル進出で終わってしまいましたが、戦闘民族アピナのポテンシャルは無限大です。来シーズンは別人の如く強くなって、優勝に向けて突き進んでいくでしょう。

がんばります